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オリックス 当初は7施設閉鎖提案 かんぽの宿 郵政も意向配慮か(東京新聞)
2009年3月29日 朝刊
オリックス不動産(東京)への売却が白紙となった、日本郵政の七十の宿泊保養施設「かんぽの宿」売却問題で、オリックス側が昨年夏の第一次提案で七施設の閉鎖を日本郵政に提案していたことが二十八日分かった。関係者が明らかにした。
同十月末の最終提案では一転して「現時点で処分等は考えていない」と閉鎖には触れなかったが、契約書の「譲渡禁止」条項に、個別転売や閉鎖が可能となるただし書きが加えられ、結果的にいつでも処分を容認する形になった。
最終的に転売容認の文言を契約書に加えたことに対し、具体的な閉鎖施設案を持っていたオリックス側に配慮した格好の不透明な手続きとして批判が出そうだ。鳩山邦夫総務相は一連の選定過程を問題視しており、総務省で調査を進めている。
日本郵政は「ただし書きにある転売や閉鎖の判断は、宿泊事業全体を継続するために(一部を切り離す判断が)避けられない状況を想定したものだが、実際には当社が合理的でないと判断すれば条項を適用することはできないと考える」(資産ソリューション部)としている。
オリックス側が一次提案で閉鎖を日本郵政に示したのは、既に休館中の柏崎(新潟県)、舞鶴(京都府)、島原(長崎県)の三施設に、小樽(北海道)、十勝川(同)、熊野(三重県)、美作湯郷(岡山県)の四施設を加えた計七施設。
昨年十月末の最終提案書では、現行の同一料金を改めることなどで「(保養施設の運営は)中核となりうる事業であると認識しており、現時点で売却等は考えていない」とした。その上で、購入予定のかんぽの宿を三つの等級に分類し査定。一次提案時の、休館中の三施設を除く四施設は最低ランクとした。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009032902000057.html
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