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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009030902000082.html
【今日の読み物(スコープなど)】
スコープ 世論の反発 民主直撃 小沢氏 献金事件釈明も
2009年3月9日 紙面から
西松建設の巨額献金事件をめぐり、民主党の小沢一郎代表に国民の厳しい視線が向けられていることが世論調査で歴然とした。次期衆院選での政権交代へ、上り調子だった党の勢いをそいでしまったこともはっきりした。選挙区でこうした現実に直面した各議員が、国会に戻ってくる週明け、小沢氏に自発的辞任を求める空気が党内に充満するのは間違いない。 (民主党取材班)
鳩山由紀夫幹事長は八日、福島市で記者団に、世論調査の結果について「小沢氏は一生懸命、説明責任を果たしているが、必ずしも国民の心の中に十分に響いていない。真摯(しんし)に受け止めなければならない」と述べた。
七、八の両日は、各地で県連大会や、衆院選に向けた集会が開かれた。各議員がまず口にしなければならなかったのはおわびだ。八日に栃木、福島両県を回った鳩山氏も「一生懸命、応援してくださった皆さまに多大なご迷惑、ご心配をかけたことを本当に申し訳なく思っている」と陳謝。小沢氏も連日、記者団の質問に答え、説明責任を果たそうと努めている。
だが、共同通信社の世論調査では、八割近くが小沢氏の説明に「納得できなかった」と回答した。民主党の支持率も急落し、事件の影響が党全体に波及したことは明らかだ。
週末に地元を回った議員は、こうした風向きの変化を肌で感じている。党内には「地元に帰って有権者と会っている連中は分かっている。状況は非常に厳しい」と危機感が一気に高まった。
ただ、「小沢氏を引きずり降ろすような内輪もめをしている場合じゃない」(幹部)と、小沢氏に辞任要求を突き付けるのをためらう空気も強い。党内抗争にこじれるような事態にでもなれば、それこそ党のイメージダウンになるからだ。
福島県郡山市の集会では、小沢氏が陣頭に立った二〇〇六年の衆院千葉7区補選で初当選した太田和美氏が「もし新たな違うことが出てくれば、小沢一郎という人は潔く辞める方だ」と言い切った。
ある中堅議員は「手塩にかけて育てた新人候補があおりを食っている。小沢氏に自ら決断をしてもらわなければならない場面になるかもしれない」と、小沢氏に決断を促している。
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