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新聞各社の世論調査をみて、麻生太郎は言葉を失い、やけ酒がまた増えるにちがいない。
各社とも「麻生と小沢のどちらが首相にふさわしいか」といった設問をしており、その結果は
毎日 小沢 13% (−12%) 麻生 10% (+2%)
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2009/03/07/20090308k0000m010060000c.html
共同 小沢 33.6% (−12.8%) 麻生 25.6% (+5.2%)
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009030801000284.html
読売 小沢 35% (−10%) 麻生 26% (+2%)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090308-OYT1T00794.htm
朝日 小沢 32% (−12%) 麻生 22% (+3%)
http://www.asahi.com/politics/update/0308/TKY200903080126.html
これだけスキャンダラスに「関係者」の情報を流し続けても、なお10%も小沢支持のほうが多い。
これだけやっても、麻生は小沢に勝てない。
社説では、やはり世論は厳しかった などと書いているが、この数字はむしろ逆だろう。
冷静に見れば、小沢の支持が12%ほど下がり、そのうちの2%が麻生に流れ、10%は行方不明ということだ。
ここ数日の翼賛報道のすさまじさから考えると、信じられないほど下がっていない。
また、こうして比較してみると、毎日新聞の怪しさが分かる。
当初から、今回の事件に関して毎日はオカシイ。
市民的で両成敗的なスタンスをとりながら、言葉巧みに民主党へ圧力をかけている。
毎日の役割は、民主党中間層へ、「市民の声代表」のふりをして揺さぶりをかけることのようだ。
比例代表での投票先は
毎日 民主 28% (−8%) 自民 20% (−2%)
共同 民主 33・9% 自民 26・7%
読売 民主 34% (−6%) 自民 24% (−2%)
朝日 民主 36% (−6%) 自民 24% (−2%)
と、やはり10%のリードを保っている。
冷血コイズミを8割もの人が支持してしまったことを、多くの人が反省している表れか。
非常に、冷静な結果が出ている。
今後の展開は、まずは毎日新聞的な手法で、民主党の中間派を動揺させ、反小沢に向かわせることに集中していくだろう。
誰かも書いていたけれども、小沢でない民主党は、自民党と交代してもあまり変わりがないし、もたない。
馬渕さんのような人もいるのはいるが、党をひっぱっていく人ではない。
馬渕方式でいくのならば、民主党の議員がそろって、彼と同様の活動をしなくては力にならない。
しかし、馬渕さんのメルマガを読んでいて思うけれども、そうそう真似のできるものじゃない。
鳩山(兄)と菅直人は、役割分担をしているような感じだ。
鳩山は小沢と運命共同体で補佐し、管は万が一の場合に備えて温存しておく、ということではないか。
しかし、菅直人では、自民党をねじふせる迫力がない。
年金未納くらいで頭をそってお遍路さんになってしまうようでは、イイヒト過ぎるのだ。
理想論ではなく、現実の次の一歩を踏み出せるのは、やはり小沢一郎しかいない。
適法であっても企業献金はよくない、という議論もあるが、企業献金だろうがなんだろうが、集められるだけ集めることでここまで攻め上ってきたのも事実だろう。
それはたぶん、民主党員がいちばんわかっている。わかっているから、簡単には小沢おろしに走れない。
おろしたところで、誰も責任をとれないからだ。
そう考えると、今のマスゴミ報道は、代表の座をねらうものに「イイワケ」を用意してやっているのかもしれない。
もし小沢を辞任に追い込んで、誰が代表になろうとも、その時は民主党は負ける。
「あんたが代表になれば、勝たしてやるよ」という甘い誘惑をかけておいて、いざ小沢が辞任したら嵐のような「それみたことか」の大合唱になる。
そして、某新代表は、なにも悪くないのに連日連夜、謝罪を求められ、その映像ばかりが全国にくまなく行き渡る。
いったい、「ごめんなさ、ごめんなさい」と言っているやつに、だれが投票するだろうか。
しかも、なにが悪かったのか、よ〜く考えたら分からない ときているのだ。
分からないからこそ、「納得できない」と言われ、またまた「ごめんなさい」と這いつくばる。
万が一小沢が辞任したら、こんなばかげたことになるだろう。
民主党の候補者の人は、よくよく考えて行動されることだ。
甘い誘惑ほど、すぐに裏切られるものはない。
ちょっと冷静になれば、分かるんじゃないですか。
★このブログにはいくつかの重要な指摘がある。
「社説では、やはり世論は厳しかった などと書いているが、この数字はむしろ逆だろう。」
「こうして比較してみると、毎日新聞の怪しさが分かる。」
「小沢でない民主党は、自民党と交代してもあまり変わりがないし、もたない。」
「馬渕さんのような人もいるのはいるが、党をひっぱっていく人ではない。」
「菅直人では、自民党をねじふせる迫力がない。年金未納くらいで頭をそってお遍路さんになってしまうようでは、イイヒト過ぎるのだ。」
「小沢を辞任に追い込んで、誰が代表になろうとも、その時は民主党は負ける。」
「「あんたが代表になれば、勝たしてやるよ」という甘い誘惑をかけておいて、いざ小沢が辞任したら嵐のような「それみたことか」の大合唱になる。」
「いったい、「ごめんなさ、ごめんなさい」と言っているやつに、だれが投票するだろうか。」
冷静な分析をすれば、こうなる。
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