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今こそ長妻議員に、民主党は代表を替えて巻き返せ−JanJanニュース
民主党がとんでもない危機に陥っている。国策捜査としか思えない小沢代表の秘書など会計責任者の逮捕、それに続く、検察の情報を垂れ流す政府御用達記者クラブメディアのネガティブ・キャンペーン。
今回の騒動があっても、国策捜査への反発から小沢民主を支えようという動きもあるが、このネガティブ・キャンペーンに乗る絶対数の有権者はいる。まさにそれが「敵」の狙っているところなのだろう。
今の段階では民主党の支持率は下がり、自民党と互角になっているだろう。有権者はどっちを選んでいいのか分からない。
ならば、イメージを一新し、市民の政党として選挙戦に臨むべきではないのか。考えてみれば、小沢氏が代表を務めることが得策であるとは必ずしもいえない。確かに剛腕で党をまとめ上げる力があり政策能力もあるが、いかんせん旧自民の利権体質を受け継いできた面もぬぐえない。
今回の事件が違法であったかなかったかの議論は別にして、これまで企業から膨大な献金を受け続けてきた政治家であったことには変わりない。最近は、低迷する麻生政権を忌み嫌う人々の受け皿として支持が上がってきたに過ぎない。
では、代わりになる人が民主党にいるか。元自民でなく、元社会党でもなく、これまで代表を務めた経験のない若手でフレッシュ、利権構造にも属さない、でもって、それなりに知名度も能力もあり、実績のある人材。政策的には進歩派でありながら、いわゆるがちがちの左翼でもない人。
それが長妻昭氏だ。実を言うと、筆者は長妻氏とは旧知の仲である。2000年の初当選の時から知っている。長妻氏が選挙区で開くタウンミーティングには当初から参加して意見交換を盛んにした。長妻氏は有権者の意見をよく聞き、それを政策に反映しようとする市民派の典型だと言っていい。
憶測で申し訳ないが、長妻氏が「TVタックル」などのメディアに登場するようになったのは、筆者がタウンミーティングでメディアに積極的に露出するように勧めてきたことが影響したのだと思う。また、筆者の勧めでアメリカの政治ドラマ「ザ・ホワイト・ハウス」を観て、自らの仕事の参考にしていると考える。
筆者は長妻氏に愛国心があるかと聞いたことがある。その時、「私は国を愛するから政府の政策を批判する立場だ」と答えてくれたことが印象に残っている。
最近では年金の記録漏れ問題の追及で世間に知られるようになった。年金問題に限らず、官僚支配から逃れ、市民による政治の実現を目指す大変有望な人物だと考える。以下に長妻氏のどんな点を筆者が評価しているか、箇条書きに示してみる。
1、企業献金を受け取らない市民派の政治家
長妻昭氏の選挙区は東京都の中野・渋谷区である。首都東京だから、週末ごとに地元に帰る必要がない。また、大都市のど真ん中であることもあり、公共事業で生きているタイプの有権者が少なく、そのうえ中野と渋谷区は比較的インテリが住んでいるところ。そういうこともあり、利権とは離れた進歩的な政策をとなえやすい立場を生かしている。
2、官僚との戦いには毅然として挑む
長妻氏が言うには、氏が政治家を志したのは、かつて雑誌記者だったころ、厚生省の官僚が、一般のスーパーで食品を買わず、自分たちは自然食品店で無害なものを買っていると聞かされたことだった、とタウンミーティングで話していた。
また、国会の議員会館で官僚に「お世話になりました」と頭を下げる与党議員を見かけたともいう。官僚が支配し、自民党が彼らの要望を代弁している仕組みになっているので、そこを政権交代により国会主体に変えたいと説く。
その一環としてイギリスのように国会議員を官庁に置き、また、官僚の人事や任命権を内閣が掌握できるようにする。また、会計検査院は廃止し、国会がその業務を担うようにすべきだと説く。
3、検察・警察の悪事を知り尽くしている
官僚と言えば警察と検察も含まれる。今回の小沢代表の秘書らの逮捕も彼らの腐敗ぶりを象徴するといえるが、長妻氏もそのことはよく承知している。というのも、氏の父親は警視庁の警察官だったということもあり、警察や検察の裏側は熟知しているという。
その意味で死刑制度に反対する。長妻氏は、推定だが日本のこれまでの死刑囚の1割は無罪であった可能性が高いと述べた。政権交代後は、検察や警察の改革を実行できるかもしれない。何よりも政権交代によって検察・警察を含めた官僚の独立性の維持を可能にできるのだ。
4、憲法9条改正を視野に入れている現実派
進歩派リベラルと聞くと護憲と思われがちだが、長妻氏は、9条に関しては改正すべきだと考えている。以前、タウンミーティングで参加者に「憲法9条を変えないでください」という意見を受けたとき、長妻氏は「現実問題として変えるべきだ」と自らの意見をはっきりと述べた。それは現実の安全保障問題を真剣に考えた毅然とした態度だと筆者は受け取っている。
だからと言って、好戦的な保守派ではない平和主義者の面もあるのでご安心を。
5、記者クラブ制度を廃止してくれる期待
長妻氏自身、メディアに所属していた経験から記者クラブは廃止すべきだと思っている。政治家から高価な背広を買ってもらった番記者を知っていると話していた。現に民主党では記者会見がクラブ以外の記者にも開放されている。政権交代が実現すれば他の官公庁のクラブも開放され、これまでのような官僚や政府に都合のいい情報ばかりが洪水のように流される事態は防げると期待できる。
ということで、民主党関係者と長妻昭氏が、この記事を読んでいるようであったら、是非とも、早急にご検討いただきたい。日本を案じる皆様も、民主党に要望してみてはどうか。
http://www.news.janjan.jp/government/0903/0903078898/1.php
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