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(回答先: 雑談日記も、反戦な家づくりに呼応し、断固として民主党小沢氏を支持する。これから何が起ころうとも断固支持する。 投稿者 ROMが好き 日時 2009 年 3 月 04 日 01:23:50)
やはり出たか小沢潰し弾圧と非難キャンペーン。しかしこれは自公合体政権権力延命に必死であるがゆえに行
う「想定範囲内」の事。自公政権打倒を口にする人がこんなもんで腰を引いては話にならない。
小沢断固支持!権力弾圧糾弾!
門真市議の戸田は昨年11月に自分のHP掲示板で表明している。
↓↓↓
自公政権側は打倒されまいと必死になっている。今後さらに民主党や小沢党首のスキャンダルや金銭問題
バクロも出てくるだろう。元自民党のボス連中の一員で岩手県の土建屋政治を土台にしている小沢がカネの
問題を抱えていないはずがない。
しかし、今はスキャンダルがあろうがカネの不正があろうが、それよりはるかに巨大な不正をやり続けて
きた自公政権を倒すために、小沢民主党を支援していくべき時だし、その事に左派も腹をくくっておくべき
時だ。
その全文:
◆「信頼」ではなく「活用」としての投票や支援をなぜ考えられないのか?鍵は主体性 - 08/11/27(木)
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=5206;id=01#5206
ずっと投稿しようと思っていて遅れましたが、ここでこの種の「懐疑論主張」について戸田の考えを述べてお
きます。徳永さんは、以前にも
・民主党をなぜそんなに期待できうるのか 徳永基二 - 08/8/25(月) 8:43 -
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=4613;id=01
という投稿をされてましたが、徳永さんひとりの事ではなく、共産党も旧新左翼も労働党も市民派も含めた左派・
リベラル派に大変よくありがちな問題として論じます。徳永さんへの個人批判ではない事をご理解下さい。
(以下、「で・ある調」にて)
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人民に対して耐え難い害悪を流し続ける自公合体政権を一刻も早く打倒しなければならず、かつそれが現実の
問題としては(人民の不満と闘争を当然の土台として)「民主党躍進を主軸とした野党勢力勝利による衆院選挙で
の与野党逆転」でのみ実現でき、そうでしか実現できない事が明白であるのに(選挙抜きの民衆蜂起等の手法が
「残念ながら」今の現実課題ではないので)、「民主党は○○が問題で信頼できない」という論評や自分の「純潔」
表明をして何かしら言った気分になっている人々・政治グループがいる。
そういった「主張」は自公政権打倒闘争を進めるダイナミズムとは無縁のものであるだけでなく、自公政権打
倒闘争への民衆参加を阻害するものでしかないので、以下に厳しく批判し、それらの人々に再考を求めていく。
―――――――――――――――――――――――――――
1:現代日本において、人民主体の社会を作るのには大規模な民衆闘争の展開と国政選挙闘争が車の両輪となる。
自立的・主体的な民衆闘争無しに「選挙のみが政治」であるかのような誤謬を振りまくのも間違いだし、国
政選挙で少なくとも資本家政権の打倒・親民衆的政権の樹立くらいは出来る力量を民衆闘争に備えさせない「革
命路線」も間違いである。
2:それを領導実現できる真に革命的な国会政党が今あるのなら、そこへの投票を全人民に呼びかければよいが、
そのような政党は存在しない。
従って、そのような革命政党を育成する努力はしつつ(=例えば「革命21」)、当分 の間は既存の政党の中
でよりマシな政党や政党連合への投票・支援を行ない、悪質政権の打倒を図るべきである。
(人民革命推進の立場・種々の民衆闘争の推進、を当然の前提としつつ)
3:「民主党の本質は第2自民党である」こと、「日帝支配階級の支配政策としての2大政党制のために民主党が
出現した」こと等は左派にとっては常識であり、ことさらに「民主党への疑問」を呈するまでもない事だ。
ついでに言うと、日本共産党がミヤケン体制以降「嫌革命の党」であって革命的流動には必ず反対し、「秩序
派」として権力とつるんで民衆闘争に敵対する組織体質から脱 却できない組織である事も左派の常識とすべ
き事だが。
4:リアルな実践を行なう革命勢力にとって大事な事は、既存政党の本質や限界性を人民に提示しつつ、現状で
あれば自公合体政権(これは白川勝彦氏の適切な指摘。詳しくは別途に)打倒のために野党への投票や支援を
呼びかけて現実の力とする事であって、既存政党への疑問表明や限界性指摘をして終わる事ではない。
5:なぜ「民主党は本当に信頼できうるのか?」という設問になるのか?
投票行動は「信頼」だけでするものか? なぜ対象政党・候補を「活用」するものとしての投票を考えられ
ないのか?
「信頼はしないが道具として、駒として活用する」という考えをなぜ取れないのか?
原因のひとつは変な「見栄」意識だろう。「民主党の本質を知らない無知な人達と一緒にされたくない」、と
いうような。
ふたつめは選挙と相対的独自な民衆闘争への関わりが無かったり、民衆闘争の主体性に確信が持てなかった
りするためだろう。
「民主党に投票したり投票呼びかけをしたりすれば、それは即ブルジョア2大政党制に取り込まれる事だ!」
という怯え、自信の無さ。
「民主党の本質を認識しつつ自公打倒の手段として断固として民主党に投票する」という民衆や民衆運動が
存在することに確信が持てないのは、自分の不確信の反映ではないか?
6:闘争の足場を持っていない人、自分が具体的に呼びかける対象を持っていない人が「民主党への疑問提示」
のみをしがちである。
「現状では民主党主導でしか野党連合勝利は無い」という事は、決して「民主党だけ勝てばいい」ではない。
現実的な課題は「社民党も共産党も国民新党も新党大地も大いに・それなりに勝たせる」事であり(民主党
1人勝ちならそれこそブルジョア2大政党制に進んでしまう)、 また「民主党内の右翼や新自由主義者は落選
させ、リベラル派は勝たせて民主党をなるべく左傾させる」という事である。
だから重要選挙区で、またそれぞれが住んでいる選挙区で、小選挙区ではどの党、比例区ではどの党に勝た
せるのがいいのか、どの党に投票するのがよいのか、の具体判断が大事になる。
場合によっては「票割れ批判」覚悟で小選挙区で民主党と争う社民党候補を支援する所もあるだろうし、当
選見込みゼロでも右派民主党候補への拒絶として共産党候補を支援する所もあるだろう。
戸田のように公明党候補落とし・地域の公明党から余所への支援余裕を削くために、「断固として民主党候補
支援!」でビラまき宣伝までする場合もある。
要は「なぜそうするべきなのか?」を身の回りの大衆にちゃんと説明して自公打倒闘争を進めていく事であ
って、「民主党への疑問一般」を述べて済ましている事ではない。
ついでながら、かつて羽仁五郎は「野党第1党に投票せよ」と常に言い、第4インターは「社共に批判的に
投票せよ」と常に言っていたが、現在ではそれでは粗雑すぎるだろう。基本と応用個別の双方の提示が必要だ。
7:「敵の一部を中立化させる」ことや「敵の中に味方を作る」こと。
たしかに「民主党の本質は第2自民党」であり、その意味では人民にとって「敵陣営に属する」ものである。
しかし民主党の議員や候補者の中に左派やリベラルの人士も存在している事もまた事実である。
例えば大阪の民主党では、西村信吾みたいな極右議員がいたと同時に、連帯ユニオンへのあれほどの権力弾
圧とマスゴミバッシングの中でも断固として各種集会に参加し続けたリベラル派の議員や候補者もいる。
この間で言えば逮捕事件での西村信吾除名に続いて極右派は減少し、リベラル派が増大傾向にあるし、自治
体レベルで自公との癒着体質がまだ根深いとは言え、小沢指導を通じて自公との対決姿勢が以前よりはだいぶ
強まった。
左派が行なうべき事は「民主党への疑問一般」を述べて済ましている事ではなく、民主党内のリベラル派を
「投票の実績と重み」で支援し、彼らの党内での発言力・規定力を増大させ、同時にその過程を通じて民主党
外の左派や市民派からの民主党への影響力を増大させる事である。
これは「敵陣営の一部を中立化させる」ことや「敵陣営の中に味方を作る」ことだ。
戸田は既にそのような観点から大阪府知事選で民主党候補を断固支持し、小沢党首に直訴メールを送るなど
もして、一定の効果を上げている。
(http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=2987;id= など参照)
今度の衆院選挙での戸田の民主党候補支持行動もその延長上にあるものだ。
8:カタログデータを比べて政党・候補者を選ぶだけでは、受動的なお客さん意識に留まっているに過ぎない。
必要なのは、自分の目的(自公政権を打倒したい!新自由主義政治を終わらせたい!)実現のために必要な
道具として政党・候補者を活用し、具合の悪い所があれば文句をつけて改造していく能動的な使用者としての、
民衆闘争実践と兼ね合わせた意識と行動だ。
今「民主党の○○が信頼できない」と言い立てるだけでは、「いい道具がないよ〜」 とボヤくだけで自分が
やりたいはずの仕事に取りかからない甘ったれ消費者に過ぎない。
自公政権側は打倒されまいと必死になっている。今後さらに民主党や小沢党首のスキャンダルや金銭問題バ
クロも出てくるだろう。
元自民党のボス連中の一員で岩手県の土建屋政治を土台にしている小沢がカネの問題を抱えていないはずが
ない。
しかし、今はスキャンダルがあろうがカネの不正があろうが、それよりはるかに巨大な不正をやり続けてき
た自公政権を倒すために、小沢民主党を支援していくべき時だし、その事に左派も腹をくくっておくべき時だ。
9:かつて総評は「アヒルがニワトリに変わった」と言われた。
支配権力側が反共右派労組連合として作らせたのに直に反戦反権力の日本最大の労組部隊に「変質」してし
まった事を指した言葉だが、総評の運動実態がそう変わったのにいつまでも「総評結成の本質」だけを言い立
てているだけでは民衆闘争の阻害物にしかならない。
労働者のみを構成要素とする総評とそうではない民主党とを一緒にする事は出来ないが、労働者民衆の願望
や要求が影響を与えるという意味である程度の類似性も考えられる事である。
「ブルジョア2大政党制の一翼」としての本質規定をしているだけでは生きた政治を捉える事はできない。
小沢もまた「変化」を重ねてきた。そしてその「変化」は総じて自公打倒にとって「良い方向への変化」だと
言える。
自民党から出た当初およびしばらくの間は、「ナイアガラの滝の例え話」や「国連軍への自衛隊派遣」(「普通
の国」論)など、それこそ「ブルジョア2大政党制の一方の担い手」にして規制緩和・グローバリズムの旗手
として振る舞っていた。
しかし小泉が「規制緩和・グローバリズムの旗手」になって以降はスタンスが変化して、選挙目当てであっ
たかもしれないが段々にそれへの反対勢力に実質移行し、「生活が第1」・「地方を大切に」を掲げていった。
(本人は自分の変化を認めていないし、大半のマスコミも小沢の変化を指摘しないが)
そして07年参院選大勝後に「大連立策謀」にいったん傾いてしまったが、世論の指弾を受けてその路線を
修正した(ようである)。
白川勝彦氏によれば「あえて生き恥を晒しながら自公打倒に執念を燃やしている」。
公明党との関係においても、かつては公明党との連立派で共同で新進党を組んだほどの関係だったが、それ
で煮え湯を飲まされた体験から公明党との連立は小沢の中ではあり得ないと思われる。
(これも白川勝彦氏説だが)
こういう「変化」を遂げてきた小沢氏について、戸田はその「自公政権打倒に命をかけた真剣さ」は信じる。
だから「自公打倒の小沢路線を応援する」形で、民主党の候補者や地方組織に対しては「自公打倒のために真
剣にやれ。左翼や市民派とも共同せよ」と迫っていく。
――――――――――――――――――――――――
とりあえず以上。
徳永氏ほかの方々は、現実に自公政権打倒・新自由主義政治打倒を果たすために、こういった事を真剣に考え
てもらいたい。
もしもこの衆院選挙で自公政権打倒を逃してしまえば、大変なツケを日本民衆は払わされる事になってしまうだろう。
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戸田HP http://www.hige-toda.com/
「自由論争掲示板」http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=01
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