★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK59 > 545.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
小沢の第7艦隊発言で問われているのは社民党の真価だろう(「反戦な家づくり」2009-03-03)
http://www.asyura2.com/09/senkyo59/msg/545.html
投稿者 南青山 日時 2009 年 3 月 03 日 10:33:14: ahR4ulk6JJ6HU
 

http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-674.html

自民党が何を言おうが、言えば言うほど米国さまにへつらう無様な姿が浮き彫りになる。
これは、小沢一郎の狙い通りと言える。

だが、小沢の期待ほどの迫力がないのが、社民党だ。

社民党:民主との連立に反対意見相次ぐ
2009.3.1 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090301ddm002010159000c.html

たしかに、小沢一郎の政治的な本籍を考えたならば、自衛隊の増強につながるのではと警戒する気持ちは分かる。
しかし、小沢の今回の発言の、社民党に向けた真意は、もっと違うところにあったように、私には思える。

もとより、民主党内が護憲から改憲まで取りそろえているのは、周知の通り。
その寄り合い所帯を、まとめていくために、国民新党と社民党を必要としている。
国民新党と社民党を左右のつっかえ棒にする。
おそらくは、小沢はそういう考えなのでないか。

民主党大会の小沢の代表挨拶(http://www.dpj.or.jp/special/20090118_taikai/index.html)を読むと、非常に原則的なことが書いてある。
どういう社会にするのか というビジョンがある。

(民主党が)国民の苦しみや悩みに対する想像力さえ失ってしまい、政権の獲得・維持そのものが目的化すると、自公政権と大差のないものになってしまいます。


という言葉にすべてが語られている。
つまり、政治的には自民党と実は大差ないということと、しかし、国民の苦しみや悩みに対する想像力という一点にその違いがある、ということ。
それが、率直に語られている。

そして、小沢一郎が本気だということが伝わってくる。

もうひとつ、小沢が本気だなとおもわせるものは、

民主党、「政治と宗教」問題を国会論戦の争点へ
2009年03月02日 クリスチャントゥデイ
http://www.christiantoday.co.jp/main/society-news-832.html

いよいよ、公明党の本丸に切り込むのか。
矢野絢也の参考人招致が実現すれば、いかに報道を押さえたとしても、押さえきれるものではない。
つまり、これは小沢が公明党を自民党から引きはがそうという企みだ。

私としては、自民公明もろともに日本海溝の底でメタンハイドレートと仲良く沈殿してほしいと願っているけれども、勝つということに執念を燃やす小沢は、自民と公明の分裂を画策している。
勝負である以上、これもなるほどと思う。

そんな本気な小沢が、ただの勇み足で「第7艦隊だけで充分」なんて言わないはずだ。
あきらかに、狙いがあった。

政権を取ったら、ソマリアやアフガンについて、すぐにでも判断を問われる。
選挙公約でも、無視するわけに行かない。

しかし、民主党の生活が一番という公約を実現するには、巨額な軍事費は負担できない。
そうなれば、全方位外交で、うまく立ち回って生き延びていくしかない。
そんなときに、政権をとった勢いで前原グループが跳ね上がったら、内部崩壊した細川政権と同じような道をたどりかねない。

だから、今の内から落としどころを求めて議論を始めているのではないか。
そして、その時一番問われているのが、社民党の本気度だ。

米軍がいなくなればいいなあ ではなく、どうやって追い出すのか、追い出した後どうするのか、本気で考えなくてはならない。政策にしなくてはならない。
それをできるのは、社会党しかいない。
(共産党は政権には参加しないだろうから)

政権参加するという,明確な意識のなかから、米軍を退去させるにはどうするか、という政策を民主党にもぶつけ、統一戦線として取り組める落としどころを探っていくべきなのだ。

おそらく、小沢もそのような役割を、社民党に期待している。

なのに、この体たらくは情けない。

「民主党右派とは決定的に平和への考え方が違う」
「決して連立するとは言わないで」


だからこそ、キャスティングボートを握ることができる今、政権を取るべきじゃないのか。
考え方が違うのは、ずっとまえから誰もが分かっていることじゃないのか。
政権が目の前に来たその瞬間に、なにを今更びびっているのか。

頼むから、お願いだから
「俺がやらなきゃ 誰がやる」
という気概をもって、胸を張って渡り合って欲しい。

「せいぜい閣外協力。下手をすると、今度は党がなくなる」
なんて言っていたら、まちがいなく春の雪だるまだ。

★たしかに、小沢一郎は先の先を読んでいる。読み過ぎの嫌いはあるが、それでも、彼が、日本の戦後政治が生んだ、現存する最高の政治家であることは間違いない。
ネットを騒がせている小沢の拉致発言も、事実として、何らかの深い読みがあるのだろうか。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > 政治・選挙・NHK59掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。