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衆議院での予算審議が、自民・民主による水面下の合意であっさりと終わり、先刻の衆議院本会議を無風で通過した。こんな予算の通し方では麻生政権に浮輪を投げてやっているようなものだ。民主党の中には、衆議院採決の1か月後に自動的に成立する予算を確定させてから、自民党の「麻生降ろし」や「内紛」を期待する向きがあるが、私はこの判断ミスでヨタヨタの麻生政権が持ち直すわずかな隙間が出来たと思っている。「予算」を手渡した後の野党は、なかなか与党の中軸に影響を与えるような攻め方が難しくなる。それでも、来週の参議院では「第2次補正」関連法案の審議を後回しにして、09年予算の審議に入ろうとしていたのが(これでは、09年予算が第2次補正を追い越すという珍事となる)、国民新党の亀井静香氏が強烈に揺さぶり、土壇場で元に戻った。参議院は第2次補正を来週採決して衆議院に送り、その後で09年予算審議に入るようだ。 与野党逆転をめざす総選挙を直前にひかえている野党にとって、麻生総理とその内閣は今や理想に近いほどに「混迷」している。予算審議中の中川昭一財務大臣の酩酊会見による辞任は決定的だった。麻生政権をあまり追い詰めるとよくないという声も聞くが、権力闘争とはそんなに簡単なものではないと思う。自民党だって、誰が考えても不利な「麻生政権」で選挙を闘うという議員はほとんどいなくなっている。そして、露骨な「麻生降ろし」もやりにくい状態で、ベストは気配を察して麻生総理が4月2日の金融サミットを花道に退陣を自ら決めてもらうことだろう。そうであれば、4月解散・5月選挙もありえると思う。だが、御本人が決めないとどうにもならない。 政治が足踏みしている間に、雇用も経済も更に悪化に向っている。日本経済が凍りついたような事態になってきていることを受け止めて、早期に打開する道は解散・総選挙だが、麻生総理が権力にしがみついていると膠着状態が続いてしまう。 週末にイベントのお知らせを入れておく。興味のある方はぜひスケジュールに入れておいて下さい。 ■ 保坂のぶと・東部地域総決起集会 ▼2009年3月4日(水)18:30〜 ■ かんぽの宿・郵政民営化の真相 ■ 保坂のぶと国政報告会 |
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