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http://www.amakiblog.com/archives/2009/02/23/#001362
2009年2月22日発行 第0067号
仲間内で褒め合っていては真実は語れない
2月22日の新聞に気にかかる二つの書評を見つけたので書く。一つは毎日新聞書評欄に見られた五百旗頭 真 防衛大学校長(神戸大学名誉教授)の田中均著「外交の力」(日本経済新聞出版社)に関する書評であり、もう一つはもう一つは産経新聞書評欄の佐藤優が書いている「岡本行夫 現場主義を貫いた外交官」(朝日新聞)についての書評である。
私はいずれの著書も読んでいる。二人を知っている。田中氏は私の同期だ。岡本氏は私の一年先輩だ。彼らの言動をすべて批判的に言うつもりはないが、これらの書評はあまりにも褒めすぎだ。何も知らない一般読者をごまかせても私を誤魔化すことは出来ない。仲間内で褒め合っている限り真実を語ることはできない。
それにしても佐藤氏の最近の豹変振りには驚かされる。御用学者の五百旗頭氏が田中氏の著書を宣伝するのはわかる。しかし国策捜査の悪を暴き、外務省の犯罪的工作を批判して世にでた佐藤氏が、最近は一部の外務省OBに迎合するようになった。しかも彼らは決して反骨の外務省OBではない。世に受け入れられ、体制側に立つ者ばかりだ。
佐藤氏の見事な転進である。それだけ彼の境遇が恵まれてきたということだ。世の中に堂々と出られるようになったということである。それに伴って体制側につくようになる。私はそれを危惧する。世の中を正しくない方向に洗脳する事をしてはいけない。佐藤氏は世の中のためになる正しい生き方をしなければならない。
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