★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK59 > 317.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
「副島隆彦の学問道場」―今日のぼやきより転載。
http://www.snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi
「1015」 現在、話題沸騰中の副島先生の最新政局分析をこちらにも載せます。中川昭一財務・金融大臣は、クスリを盛られて、アメリカの計略で失脚させられた。2009.02.19 加筆・訂正もしました。2009.2.20
副島隆彦を囲む会、アルルの男・ヒロシです。
今日は、2009年2月19日です。
小泉純一郎元首相の「郵政見直し笑っちゃうよ」発言のあと、急速に日本の政局が騒がしくなってきました。きわめて今、重大な出来事が起こっているといえます。
アジアを訪問中のヒラリー・クリントン国務長官は、来日して、マスコミと一般大衆向けには、明治神宮に参拝したり、皇后陛下と会談したり、とソフトイメージを演出している。が、裏側ではアメリカ帝国の総意として、強引に日本からカネを奪い取りにやってきたようだ。
ヒラリー・クリントン国務長官と麻生首相との会談では、麻生首相は米軍のグアム移転の協定を結んだ。この日、公表された日本の負担額は28億ドル(2500億円)である。
ところが、民主党の小沢代表は、以前に米軍再編への日本からの資金提供に疑義を示していた。(夕刊フジ の鈴木棟一コラム、2009年2月20日付け)
その際に、小沢は「グアムへの米軍(海兵隊)の移転費用は2兆円だ」と言っていたという。この数字は、アメリカのリチャード・ローレス国防次官補が、額賀福士郎(ぬかがふくしろう)防庁長官(当時)に対して漏らしたとされる金額の、3兆円と連動している。(くわしくは私の書いた左の「1014」番を参照してください)
これが現在、騒がれている定額給付金(国民への直接の戻し税)の額と一致するから奇妙なのだ。どうやらアメリカは、この国民への給付金の原資(げんし)を狙っていたようだ。ヒラリー・クリントンは、この定額給付金の分の2兆円も奪い取りに来たのかも知れない。相当なワルである。
以下に載せるのは、2月18日に副島隆彦先生が書いて重掲に緊急で載せた政局分析です。この時点では、中川昭一に、14日のローマでのG7の会合のあとの、記者会見の前に、食事の席で、誰かが、「一服盛って」何らかのクスリを呑まされたのだろう。
それでそのあとの記者会見の席で、中川大臣は、ろれつが回らなくなり、朦朧(もうろう)とした様子が、ローマから計画的に、その映像が世界中に発信された。中川大臣が帰国後、日本のテレビ・新聞が、まるで申し合わせたように、騒ぎ出した。それで3日間は抵抗したのだが、ついに18日には辞任表明に追い込まれてたという分析だ。
現在(19日)になって、アメリカの手先となって忠犬となって動いた、日本の財務官僚の動きが国会で取り上げられている。記事は最後に貼り付けました。
来る21日の大阪での自力講演会(無事終了しました。有難うございました。)やその後の講演会でも、私たち学問道場は、日本に対するアメリカの、この強引な「振り込め詐欺」構造について追及してゆきます。
麻生政権は、アフリカのソマリアの沿岸に、海賊退治(実際は自衛隊のアメリカ軍主導の共同演習への出動、狩り出され)の法案を急いで通そうとしています。が、これも「政治(軍事、外交)と経済(金融を含む)はバランスして互いに貸借をとる」という「副島理論」の方程式に当てはめると謎が解ける。
以下に載せるのは「重たい掲示板」に載った文章です。分かりやすくするために写真を追加してあります。
アルルの男・ヒロシ拝
‐
‐
‐
[1195]ヒラリーの来日・画策は、これこそまさに「笑っちゃうよ」の、次は小池百合子政権誕生へだろう。 投稿者:副島隆彦投稿日:2009/02/18(Wed) 09:44:43
副島隆彦です。緊急で、現下の政治情勢への私の分析を手短に書いて、載せておく。
1. 中川昭一(なかがわしょういち)財務・金融大臣が、やられた。彼は、14日のローマでのG7で、酒の中にクスリを盛られたのだ。 ロバート・ゼーリック世銀総裁(デイヴィッド・ロックフェラー直系の子飼い。忠実な孫クラス、公表されているユダヤ人)との会談の席だったか、そのあとの、怪しい女記者たちとの30分の食事の時に、ワインに特殊な薬を入れられたようである。
(転載貼り付け始め)
● 「中川財務相 辞任、世界各国の主要メディアが速報」
2009年2月18日 毎日新聞
【ソウル西脇真一】 中川昭一前財務・金融担当相の辞意表明は、韓国でも東京発で速報された。 いったい何が? ろれつが回らない G7の中川財務相 聯合ニュースは「中川氏は内閣の核心閣僚であり、辞意表明は支持率急落で苦戦している麻生政権に決定的な打撃となりそうだ」と指摘。
「景気が急激に悪化しているなか、景気対策を陣頭指揮する重要閣僚の辞任で、経済に与える余波が憂慮されている」と伝えた。 また、テレビのニュースは先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の記者会見で、中川氏がしどろもどろになる様子・・・・・
(転載張り付け終わり)
・篠原尚之財務官、中川前大臣、白川日銀総裁
(↑ この篠原尚之(しのはらなおゆき)という財務官僚の、顔つきの異様さを見てください。この男の表情の悪さに、すべてが露見している。この男が、アメリカの手先となって、中川昭一を 陥れたのである。副島隆彦追記。20日の早朝に、以下の文にもすべて加筆と訂正を入れました。)
副島隆彦です。中川昭一は、私はすこしだけ話したことがあるが、父親(中川一郎。自殺、しかし本当は殺された)を継いで、立派な政治家だ。能力も人格もしっかりした政治家だ。中曽根系の後継ホープなのだが、中曽根康弘にはちっとも似ていない、立派な男だ。 酒を毎晩、浴びるように飲んで失禁することも多い、と言われ続けた男だ。やっぱり、アメリカは、弱点を突いてくる。
2.麻生太郎首相たたきは、昨11月から始まった。ホテルのバーで遅くまでお酒を飲んでいる首相と、テレビが計画的に叩き始めた。それから、漢字が読めない(受験勉強をしていない。学習院卒だから、弱点と言えば、そう) と嘲笑した。
それは、麻生と中川大臣が、昨10月13日前後から、 アメリカに、「もうこれ以上は、日本はアメリカに金(かね)を出さない。国民の大切な資金を、出さない。米国債は買い増したくない」と、公然と言い出したからだ。 麻生と、中川は、愛国者である。
3.世の中で、大事なことは、カネを出すか、出さないか、だ。いい人、悪い人も、正義・悪も、正しい・間違いも、判定は難しい。正邪(せいじゃ)の判定は、立場が違えばどうにでもなる。
が、日本国民の為に、日本の資金を奪われないように抵抗するのが、日本にとっての正義であり、善であり、愛国者であり、いい人だ。この原理は変えられない。アメリカに抵抗して、お金を毟(むし)り取られないという行動をする政治家は、いい国民指導者だ。アメリカの手先ではないということだ。
4.アメリカは、麻生政権潰しに公然と動き出した。麻生らが、カネを貢がないからだ。
小泉は、麻生が、「郵政民営化には、自分は必ずしも賛成ではなかった」と、失言(思い余っての本音)した翌日、「笑っちゃうしかない」と言って、政権打倒の火柱をあげた。
そのあと小泉はモスクワに立った。アメリカが、小泉を、特使(使い走り、メッセンジャー・ボーイ、仲介人間)に立てて、送ったのだ。このモスクワ行きは、郵政民営化でアメリカの手先として立ち回った田中直毅(たなかなおき)の主催するシンクタンクの企画である。
・モスクワで会見する小泉元首相
5. ロシアは、石油(原油)の値段が、1バーレル(159リットル)32ドルまで下げられて、職をなくした労働者たちが、モスクワでもデモをしている。多くの建設工事が止まっている。
このままでは、いくら、豪腕のプーチン、メドベージェフでも、金が無くなって困る。アメリカとのデタントである。それで、アメリカが、「原油の市場値段を上げてやるから、その代わり、米国債を、もう一度、買いなおせ」と、ロシアに、日本を使って交渉している、ということだ。
ニューヨークの先物の石油市場である、NYMEX(ナイメックス)で、アメリカは、石油価格も昨年の春から、さんざん、あやつっている。どうにでも操作できるのだ。 市場原理の、公正な価格競争の、が、聞いてあきれる。 それで、アメリカの家来(同盟国)の、大産油国のサウジアラビアが悲鳴を上げている。もうこれ以上の、原油の安値は、アメリカも耐えられない。
原油の計画的な暴落は、ロシアと、イランと、ベネズエラ(チャべス大統領)の産油国をたたきのめすためのアメリカ政府の計略だ。それに民間の投資銀行(証券会社)を使って、市場操作させる。総帥(そうすい)は、シカゴの先物市場を牛耳る、CME(シー・エム・イー、シカゴ先物取引所)のレオ・メラメッド名誉会長である。この男が、商品(コモデティ。石油や貴金属などの戦略物資)だけでなく、すべての金融商品の価格を操っている総元締めである。
6.ヒラリーの悪(ワル)女が、16日夜、来日して、すぐに、深夜に、カバの中川秀直(なかがわひでなお)と小池百合子と、合ったはずだ。自分たちの手兵、子分だからだ。
翌日の夜に、自分が無理やり夜の9時に会わせた、小沢一郎が、「(あちこち動き回って、さぞ)お疲れでしょう」と、きつい厭味(いやみ)を言っている。さずかに小沢である。
中川秀直と小池百合子が、小泉・竹中平蔵のアメリカの手先代表(売国奴の頭目)と連携している勢力だ。
日本に、小池百合子政権を作らせようと、バカヤローのアメリカはヒラリーは画策している。日本国民の気持ちなど、何も考えない。帝国は、属国にそういう無体(むたい)な、ごり押しをする。
・中川秀直と小池百合子
8.日本に、60兆円分ぐらいの米国債を追加で買わせる腹である。それがヒラリーの現下の仕事(任務I)だ。 これで、累計700兆円ぐらいになる(アメリカに流出している資金の総額)。 日本国内には、もう全部かき集めても、正味(ネット、差し引き)で800兆円ぐらいの資金(円建て)しか残っていない。 小池百合子ら見ず転芸者の、アメリカへの屈従を許してはならない。何が「上げ潮」経済だ。この手先どもめ。
9.森喜朗(もりよしろう)が、清和会(森派、町村派)の権力闘争で、中川秀直に敗北した。2月5日の派閥の総会での、お家騒動ではっきりした。日本の最高暴力団会議のような席だ。5代目派と6代目派で、6代目派(高山清司派) が勝ったということだ。 分かるかな? 現実政治というのは、常にそういうものなのだ。愚劣なる、しかし実態を伴った国内勢力間の抗争である。
土俗愛国派・土着民族派が、親米(手先)派に、やぶれたのだ。 そうなると自己保身だけが何よりも大事な、周囲にいる小物の人間たち(陣笠政治家や財界人)は、それになびいて、親分を平気で見捨てる。そして、アメリカ親分の言うことをきく。日本国民のお金が、アメリカに奪われようが、どうなろうが、大事なのは、自分だ、自分だけが大事だ、ということになる。
現在、中川昭一攻撃(「あんな、国際舞台で、みっともない恥をさらして」と、テレビで公言している)をやっている若手政治家たちの顔ぶれと名前を、私たちは、しっかりと記憶しておくべきだ。こいつらが新たなるアメリカへの屈従派だ。
10.それにひきかえ、小沢一郎が一番、偉い。私、副島隆彦が、ずっと書いて来たとおり、小沢一郎が本当の日本国王(ただし、世俗 セキュラーの。神聖王は天皇陛下)だ。小沢が私たち日本国民の本当の王だった。ただし王位無き ”流浪の王子様(大公、アーキデューク)”をもう15年もやっている。
小沢は、アメリカ帝国の力が強くて、どうやってみても日本側の抵抗が続かないときは、どうにもならないから、いつも野(や)にいた。在野(ざいや)で野山を駆け巡った。国民との対話、全国行脚をずっと今もやっている。そうするしか、自分を守れないからだ。 そのおかげで、彼の忠実な、若い立派な家来たち(一度は国会議員になった者たち)が、たくさん討ち死にした。かわいそうだった。
小沢は、はっきりと、「ヒラリーには会わない」と言っていた。偉い。本当に偉い。相手と会う・会わない、の態度を決めることが、人間関係で、まず一番、大事なことだ。
(転載貼り付け始め)
● 「小沢氏、クリントン長官とは会談せず」
2009/02/12 産経新聞
民主党の小沢一郎代表は12日、16日に日本を訪問するヒラリー・クリントン米国務長官と会談しない方向となった。同党関係者は 「別の日程が入っているため」としている。米国政府は、クリントン氏の訪日にあわせ、同党サイドに会談を打診していた。
●「クリントン米国務長官 民主・小沢代表に会談打診」
2009年2月11日 産経新聞
米国政府がヒラリー・クリントン国務長官の16日からの初の日本訪問に際し、民主党の小沢一郎代表との会談を同党サイドに打診していることが10日、分かった。民主党幹部が明らかにした。小沢氏は会談に応じる方向で調整している。実現すれば米国務長官と日本の野党党首による個別会談は初めてとなる。
9月までに行われる次期衆院選での政権交代が現実味を帯び始めており、オバマ米政権には有力な次期首相候補である小沢氏とのパイプを構築しておく狙いがありそうだ。民主党にとっても、政権交代を視野にオバマ政権の要人との接点をつくる絶好の外交舞台となるとみられる。
クリントン長官と小沢氏の会談について、民主党幹部は同日夜、記者団に対し「米側から要請があれば受けてほしいと以前から小沢氏に伝えてきた。小沢氏周辺が会談実現へ調整をしている」と述べた。
同長官は18日までの日本滞在中に、中曽根弘文外相らと会談し、日米同盟強化を確認するほか、オバマ政権が重視するアフガニスタンの安定に向けて日本の一層の貢献を求める意向とされている。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。小沢が、ヒラリーに会わない、会いたくない、と言うことの意味が分かる人から上が、本物の知識人である。アホの親米右翼たち程度のチンピラたちの脳ではどうせ何も分らない。情報人間の 新聞記者たちレベルでも駄目である。私、副島隆彦から習わないと、何も分らない。副島隆彦のアメリカ政治思想の研究本をしっかりと読め。
小沢は、ジェイ・ロックフェラーと気脈を通じ、オバマと行動を共にしている。その線での、「日本にも民主党政権を」の人である。だから、デイヴィッドの直臣(じきしん)であるヒラリーとビル・クリントン(ウインスロップ・ロックフェラーの隠し子)の言いなりにはならない。
・オバマ宣誓を見守るジェイ・ロックフェラー
(↑2009年1月20日、ワシントン・キャピトルヒル(CNNの中継映像)から)
アフガニスタンに各国が協調で増派しようとしている。それには国連決議があることを条件にして、「平和維持部隊(停戦監視部隊のような)」として、日本の自衛隊を出すことに小沢も日本に民主党政権が出来たら、そうしようとしてはいるが、徹底的に、停戦・平和部隊としてだ。
次の小沢の言葉がすばらしい。アフガニスタンに、ジェイ=オバマは、3万人の米兵を増派しようとしている。イラクからはもうすぐ撤退する(16万人の派遣兵力のうち数万人は残すだろう)。
ここの、このずっと下の方に載せた、産経新聞の記事の中にある、つぎの小沢のコトバが偉いのだ。
「 小沢氏は最近、「日米同盟は大事だが、オレは米国を信用していない。米国はいろいろ負担を求めてくるだろうが、迎合してはだめだ」と周囲に語っている。(2009年2月)12日収録のラジオ番組では、オバマ政権のアフガニスタンへの米軍増派の方針について「いくら兵隊を派遣したって勝てない。ベトナム(戦争の経験)で分かっている」と民生支援重視の持論を展開した。」
小沢は本当に賢明である。小沢は、ヒラリーのワルが、日本に、60兆円さらにせびりに来たことを当然知っている。だから「会わない」と言ったのだ。
11.それでも、一国の政治家は大人(おとな)だから、会わざるを得ない。それで会った。
そして、はっきりと、「同盟関係は、従属関係ではいけない。対等でなければならない」と、堂々と、ヒラリーに言った。以下の新聞記事の通りだ。まさしく、副島隆彦の思想、研究の成果が、小沢一郎の頭の中に、はっきりと影響を与えている。 と、書いたら、誰か、「副島隆彦よ、自惚れるな」と言う者がいるか。 私は、もう、20年もこの「属国・日本論」の思想を公表し研究してきた思想家、国民言論人だぞ。
(転載貼り付け始め)
●「小沢民主代表が米国務長官と会談、対等な日米関係の重要性強調」
2009年2月18日 ロイター
拡大写真 2月17日、民主党の小沢代表(右)は、来日中のクリントン米国務長官(左)と会談。東京都内のホテルで撮影(2009年 ロイター/Yuriko Nakao)
[東京 17日 ロイター] 民主党の小沢一郎代表は17日、来日中のクリントン米国務長官と会談し、日米関係は対等であるべきとの考えを伝えた。
代表は会談後、日米関係は従属的であってはならず、対等なパートナーシップでなくてはならないと国務長官に伝えたことを明らかにした。
その上で、こうした考えを日本政府がこれまで主張してこなかったことが問題だと述べた。小沢代表はまた、日米関係が最も重要だとかねてから主張してきたと語った。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。このように小沢一郎は、「日米関係は従属的であってはならず、対等なパートナーシップでなくてはならないと国務長官に伝えたことを明らかにした」と、はっきりと、上記のロイターの記事は伝えている。
それなのに、どうせ日本の新聞各社は、読売(中曽根、ナベツネ派。ネルソン・ロックフェラー=キッシンジャー派。キッシンジャーは長年、中国からお金を貰っている。父ブッシュも中国派。だから中曽根も近年は中国から金をもらっている) も、 朝日(主筆の船橋洋一、玲子が、デイヴィッドの家来で、社内で言論統制をしている)も小沢の発言を、いつものように、ねじまげて、「小沢、ヒラリーに日米関係を最も重視と」と書いただろう。そうするに決まっている。そういう連中だ。
フジ・産経の幹部たちも、そうだ。会長の日枝久(ひえだひさし)以下そうだ。産経新聞の下の方の、素朴な愛国派のまじめな記者たちは社内で押さえつけられている。若いまじめな記者たちが書いた文章は、勝手に、上のほうから、どんどん手を入れられる。そういう風になっている。どこが、報道の自由だ。馬鹿野郎の手先どもめ。
11.鳩山邦夫という生来の右翼体質のゴロツキ政治家が、「かんぽの湯 79施設、2400億円を109億円で、オリックスの宮内に売るな」と、総務大臣権限で、最後の印鑑を付かなかった、で、国民の人気が上がった。が、やっぱりこれには裏があった。性格の曲がっている邦夫がいいことをするはずがないのだ。
これも、本当は、オリックスの宮内義彦(みやうちよしひこ)潰しではなかった。本当に狙われたのは、愛国者・西川善文(にしかわよしふみ)の首だ。宮内は、ピンピンしていて、メディア(新聞、テレビ)にも全く狙われていないではないか。おかしいだろう。日本のテレビ、新聞ども。5社(5局)と5社の10社体制で、デイヴィッド(電通)の下僕に成り果てている。
三井住友銀行の生え抜きの、ドンで、日本郵政株式会社の社長で、全国3千万人のおじいちゃん、おばあちゃんの郵貯を守ってきた、西川の首を取る気だ。 私が、『恐慌前夜』で書いたことの続きだ。 竹中平蔵と、その黒子のアメリカ・金融ユダヤ人(ロバート・フェルドマン、コロンビア大学名誉教授のジェラルド・カーティス)たちが、暗躍して作図している。
愛国者・西川を追い落として、旧郵政(今は総務省)の官僚を、日本郵政の社長にすえて、中川・小池のアメリカの手先路線の勢力を強化して、それで日本の郵貯のカネ300兆円で、米国債や、潰れかかっているシティバンク(株価はもう3ドル)の株を、だからまず60兆円分、買わせようという計略である。
12.だから、われわれ日本の愛国派は、団結して、麻生を支えている自民党内の野中ひろむの勢力も加わって、結集して、民主党を中心にして、アメリカによる、日本からの更なる強奪(「振〜り込め〜、振〜り込め〜」の詐欺構造)を阻止しなければならない。
それでも、日本の民主党の中にも、前原誠司(まえはらせいじ)と、枝野幸男(えだのゆきお)らが、中川秀直・小池百合子と通じて、小沢一郎が倒れたあとの、民主党を乗っ取ろうとしている。ヒラリーの動きと画策は、(アメリカ大使館の中の、CIAの、日本民主党対策班の提言で、)日本の民主党を、内側から、変質、改悪しようとする動きだ。
やがて、自民党を割って出るであろう、中川秀直・小池百合子(枕芸者)に民主党を乗っ取らせて、それで、「日本も、めでたく立派な、2大政権の交替体制の、デモクラシーの国になる」という構想である。 帝国の属国への管理、教導というのは、こういう風に、いやらしいものなのだ。
土人たちには、自分たちの力で、本当のデモクラシー(代議制民主政体)を達成、樹立できないと、考えている。お前たち、アメリカ・ロックフェラー独裁体制の、どこが真のデモクラシーだ。馬鹿野郎。
13.与謝野馨(よさのかおる)、谷垣貞一(たにがきさだかず)のふたりは、私も会わさせてもらって話したことがあるが、ゆがみの無い、エリートの立派な人格の国民政治家だ。家柄もいいしサラブレッドだ。なのに、お奉行(ぶぎょう)様階級である、財務官僚どもの言いなりになって、洗脳されて、「消費税を上げないければ、責任ある政治はできない」などと、馬鹿なことを言っている。
自分たちが、国政をあずかる幕閣(ばっかく、老中。譜代の大名)クラスであることの自覚が無い。だから、消費税を上げると、言い募(つの)ることを、自分の使命のように感じている、脳タリンである。政治家としてのセンスが悪い。 勘定奉行クラス(残忍な税金取りが、本職にして本性の財務官僚ども。アメリカの手先派が、押してきている)に騙されているのだ。 アホが。
もう700兆円もアメリカに流れ出している(半分以上は米国債買い)。この日本国民のカネを、半分でいいから、返してくれ、とアメリカに言うのが先だろう。そうしたら、消費税での、年間20兆円とかのお金など、すぐに出てくる。だが、それを言ったら、アメリカにすぐに、刺されて、失脚させられるだろう。
それはそうだろう。 だが今の、この激しい、「アメリカ発の世界恐慌(へ)」の緊迫した世界情勢で、寝ぼけたまま消費税率の上げなど言う必要はない。馬鹿官僚どもの、最悪の国民いじめの発想だ。アメリカにたいしては、へこへこして、一言も言えないだの。腐れ果てたお奉行さまどもだ。
特に、国金局(こっきんきょく)、かつての国際金融局の系統で、これは、アメリカにお金を貢ぐ係であり、それのトップを、財務官(ざいむかん)と言って、財務次官(官僚のトップ)と、同格の扱いで、英語では、ヴァイス・ミニスター、副大臣(事務方)である。
現在の財務官は、だから、ここの前のほうで画像に写っている、中川昭一大臣の横に座って、何食わぬ顔をして、しかし本心が、見事に顔に露見している、アメリカの指図で、中川良一を嵌(は)めた、いかにもワルそうな、ゆがんだ顔をした篠原尚之(しのはらなおゆき)だ。
直接、手を出したのは、財務省国際局長の、玉木林太郎(たまきりんたろう)であり、こいつの愛人で、読売新聞の女記者の、越前屋(えちぜんや)なんとかとい女だという。そういう記事が、もう、タブロイド新聞に載ったそうだ(19日)。
これら、アメリカの手先の財務省(大蔵省)人脈の総帥は、大場智満(おおばともみつ、元国金局長、元財務官)である。大場が、デイヴィッドさまの差し金で、日本の資金奪い取りの実行部隊の最高責任者をやっている。腐れ果てた売国奴どもだ。許さん。全部書いて、書いて、公表しておく。私、副島隆彦に襲い掛かるというのなら、そうしろ。馬鹿野郎ども。
14.経団連の御手洗(みたらい)会長(キャノン会長)叩(たた)きの、事件の動きも関連する。大分のブローカーのような男が、キャノンの裏金を20億円とか扱ったというような、摘発事件だ。御手洗会長は、トヨタの奥田ひろし会長(前?)が実質はコントロールしている。つまりは、奥田たたきだ。
トヨタ奥田は、密かに小沢民主党を応援している。ジェイとも仲がいい。だから、デイヴィッド派に狙われているのだ。 日本を支えるトヨタ奥田ひろし、日本のために頑張れ。
トヨタが、売り上げ2割減で、経常利益もやっとのことだ、不況だ、不況だ、といちはやく騒いだが、あれは、潰(つぶ)れかかっているGM(ジー・エム)の全米30ある工場のうち、7つぐらいを無理やり、トヨタに押し付けられそうに成ったので、咄嗟(とっさ)の機転を利かして、「うちも大損だ。大変だ、大変だ」と騒いだのだ。偉い。さすが名古屋人である。大阪・難波(なにわ)商人よりも上である。
15.麻生首相が、今朝(18日)、ユジノサハリンスクに飛んで、ロシアのメドヴェージェフ首相と会談する。そこで、北方4島のうちの、2島の返還の話しになるそうだ。「危険だ」と、一昨日に、佐藤優(さとうまさる)氏と、私の、新宿紀伊国屋での対談講演で、佐藤氏が、発言した。
アメリカとしては、日本に、カネを出させて、北方領土の一部をカネで買わせる(金を出させる、このこと自体は、大人の作法だ)かわりに、原油・天然ガスの世界値段の上昇を、取引材料にして、ロシアを、日本を使って、だまさせよう、という魂胆だ。
ロシアは、アホではないから、この計略には簡単には乗らないだろう。
(※ユジノサハリンスク会談は、谷内元外務次官の後押しがあったという)
これで前述の60兆円の、郵貯・簡保のカネでの米国債買いの話とつながる。世界政治は、このように、金融・経済そして資源、軍事(安全保障)の問題を巻き込んで、泥臭く進むのだ。それらの、国内の政局(政治家たちの権力闘争)への跳ね返りとしての、アメリカの汚(きたな)い画策・関与、ということを、私たち日本国民は、そろそろ、はっきりと知った方がいい。
残りは、これらに関連する新聞記事です。 副島隆彦拝
(転載貼り付け始め)
●「クリントン米国務長官 明治神宮を訪問」
2009/02/17 産経新聞
来日中のヒラリー・クリントン米国務長官(61)は17日午前、東京の明治神宮を訪問した。 就任後初めての外国訪問のクリントン米国務長官。明治神宮で朝のさわやかな日本の空気を吸い込み終始笑顔だった。
17日は麻生太郎首相(68)や中曽根弘文外相(63)、浜田靖一防衛相(53)と相次いで会談が予定されており、日米同盟の強化を確認した上で、対北朝鮮外交やアフガニスタン問題などを協議する。
また同日午後には民主党の小沢一郎代表(66)とも会談する。滞在中は日本人拉致被害者家族とも面会する。
● 「政権交代にらむ?小沢氏がクリントン長官と異例の会談」
2009年2月18日 産経新聞
拡大写真 クリントン米国務長官(左)と談笑する民主党の小沢代表=17日午後9時9分、東京都内のホテル(代表撮影、写真:産経新聞)
民主党の小沢一郎代表は17日夜、クリントン米国務長官と都内のホテルで会談。米国務長官が野党党首と個別会談するのは異例だ。小沢氏は米国の単独軍事行動主義に異論を唱えているが、在日米軍再編や中東政策などをめぐる突っ込んだ議論は控え、政権交代をにらんだ「顔合わせ」にとどまるとの見方が強まっている。
会談について小沢氏は17日昼、福岡市内で記者団に「私から面会を申し入れたわけではないので、私から話すことはない。向こうが意見を聞きたいということなら言う」と語った。15日には、民主党が掲げる在日米軍再編の見直しを会談で言及するかを記者団に問われ「私どもはまだ野党だから。米当局も個別の問題について話そうということではないと思う」と述べた。
小沢氏は、米側から持ちかけられた会談をいったんキャンセルした。その後、山岡賢治国対委員長が会談実現に動き、図らずも今回の同長官の来日中の会談相手で“トリ”を務めることになった。対応が揺れた理由について小沢氏は15日、「選挙活動の方が大事だ。彼らだって大統領選の時は選挙一色だ。『夜でもいい』とまで配慮して会いたいというなら断る理由はない」と語っていた。
小沢氏は最近、「日米同盟は大事だが、オレは米国を信用していない。米国はいろいろ負担を求めてくるだろうが、迎合してはだめだ」と周囲に語っている。12日収録のラジオ番組では、オバマ政権のアフガニスタンへの米軍増派の方針について「いくら兵隊を派遣したって勝てない。ベトナム(戦争の経験)で分かっている」と民生支援重視の持論を展開した。
ただ、同党幹部は「具体的な中身のある会談にはならない」としており、歯にきぬ着せぬ“小沢節”は封印される可能性が強い。
●「麻生首相、18日サハリン訪問 ビザなし交流解決めどなし」
2009年2月10日 毎日新聞
麻生太郎首相は9日、ロシア極東のサハリンを18日に訪問し、メドベージェフ大統領と会談を行う意向を固めた。首相がサハリンを訪問するのは戦後初めて。首相は会談で北方領土問題進展の足がかりを得たい考え。外務省は、北方四島へのビザなし交流をめぐる問題の早期決着を目指しているが、めどは立っていない。
河村建夫官房長官は9日、政府・与党連絡会議で首相のサハリン訪問について報告した。18日はサハリンで、日本企業も参加している石油・ガス開発事業「サハリン2」の天然ガス液化施設稼働の記念式典がある。首相は先月24日、メドベージェフ大統領から式典への出席と首脳会談を呼びかけられていた。
ただ、ロシアは先月、北方四島への日本の支援団に、出入国カード提出を要求。日本政府は「四島をロシア領と認めることになる」と拒否した。外務省は92年に始まった北方四島へのビザなし交流が中断しかねないと懸念しており、首脳会談でも議題になる可能性はあるが、即座に問題が解決する見通しは立っていないのが現状だ。
日本は1905年のポーツマス条約でサハリン(旧樺太)の一部について主権を獲得。第二次大戦後の51年、サンフランシスコ平和条約で権利を放棄したが、旧ソ連は同条約に調印していない。【川上克己】
●中川氏自らワイン注文 同行の財務省局長明かす(02/19 15:03)(北海道新聞)
中川昭一前財務相が先進七カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後、ろれつが回らない状態で記者会見し辞任したことに関し、財務省の玉木林太郎国際局長は十九日の衆院予算委員会で、中川氏が会見前に同省関係者や読売新聞記者一人と昼食を取り、自らワインを注文したことを明らかにした。玉木氏はG7で中川氏に同行した。
ただ玉木氏は「(中川氏は)口を付けた程度の飲み方しかしていない」と述べ、原因は深酒ではないとの見方も示した。
また玉木氏は、中川氏が十三日夜にも一部同行記者と懇親会を開き、読売新聞記者一人を含む男二人、女二人の計四人の記者らが同席したことを明らかにした。読売新聞以外の二社は「社名の公表を控えてほしい」と要望、残り一社は未回答だという。北海道新聞記者は同行していない。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/148074.html
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。アメリカの画策で、小池百合子政権誕生へか? ヒラリー(2年後には、大統領) よ、日本人を舐めて、あやつるのもいい加減にしろよ。
副島隆彦拝
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK59掲示板
フォローアップ: