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2009/2/22 10:01
http://netallica.yahoo.co.jp/news/67212
酔っぱらい大臣はみっともない形で辞任したが、中川前財務相を酩酊会見に臨ませ、世界に恥をさらした財務官僚の責任は、まだ残っている。ローマG7に随行した面々は、異変に気付いたはずだが、いまだにシラを切り責任逃れを続けている。コイツらも中川と同罪。処分されなきゃウソだ。
随行したのは、財務省事務方ナンバー2の篠原尚之・財務官をはじめ、玉木林太郎・国際局長、中尾武彦・同局次長、岡村健司・同局国際機構課長の4人。
財務官は日本の国際金融問題を総括する要職で、その発言は時に為替相場を左右させる。前職の退官後は、国際局長が昇格する慣例になっており、中川が醜態をさらした場には、現職と次期ナンバー2が居合わせていたことになる。
中川と一緒に国益を損ねた財務官僚の罪は重いが、あろうことか、酒癖が心配された中川にワインを“ゴックン”させた人物までいた。玉木局長その人だ。
「中川大臣は海外出張で同行の女性記者と酒席を共にするのが恒例でした。今回のG7でも2日目の昼食会を途中で抜け出し、別のホテル内のレストランで、少なくとも新聞社と民放の女性記者2人と一緒に、赤のグラスワインを注文した。記者を呼んだのは玉木局長で、中川大臣とは麻布高校の同期で東大法学部の同窓でもあり、大臣とは気心の知れた仲。誘った女性は大臣好みの美女でした」(財務省事情通)
G7閉会後にホテルで行った打ち合わせの場でも「玉木さんが大臣のグラスにワインを注いでいた」と複数の同行者の目撃証言が野党議員の元に寄せられている。勢いづく野党は衆参両院で財務官僚の責任を追及しているが、随行者4人は口裏を合わせたかのように「会見直前まで大臣は正常だった」などとノラリクラリ。
16日の衆院財務金融委で追及した民主党ネクスト財務相の中川正春議員は「あの会見の様子で“直前まで正常だった”なんて誰も信じない。責任逃れもいいところで、財務官僚の危機管理の欠如は甚だしい」と憤る。
この問題について財務省に見解を尋ねたが、広報室は「ノーコメント」。随行者が所属する国際局は「調整中(?)でこちらから何も回答できない」(総務課)と迷惑そうに答えた。言い抜け官僚に、麻生政権は完全にのみ込まれている。
(日刊ゲンダイ2009年2月19日掲載)
2009/2/22 10:01 更新
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