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鳩山総務相:狙いは郵政票奪還? かんぽの宿など積極発言【毎日JP】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090311k0000m010093000c.html
鳩山邦夫総務相が「かんぽの宿」や東京中央郵便局再開発計画などで積極的な発言を続けている。法相時代は「友人の友人がアルカイダ」発言などで物議を醸したが、「かんぽの宿」の一括譲渡問題では世論の支持などを背景に白紙撤回に追い込んだ。ただ、鳩山氏が注目を集めることに与党内からは「スタンドプレーだ」とのやっかみに似た声も出始めている。
鳩山氏が注目を集めるようになったのは、日本郵政がオリックス不動産に全国のかんぽの宿を一括譲渡する計画に「待った」をかけた1月からだ。2月に計画の白紙撤回に追い込むと、間髪入れずに、東京中央郵便局(東京・丸の内)の再開発計画に注文をつけた。10日には、日本郵政が計画を大幅に見直すことが明らかになり、いずれも鳩山氏の勝利に終わった。
鳩山氏の発言の根底にあるのは、小泉純一郎元首相による郵政民営化への不信感だ。鳩山氏は「郵便局は営々と作り上げてきた文明」と述べ、見直しも辞さない姿勢を示している。かんぽの宿や東京中央郵便局の問題も「民営化に深くかかわったとされるオリックス不動産にかんぽの宿が売却されたり、東京中央郵便局が投資に回されるのを許せなかったのでは」(鳩山氏周辺)という指摘もある。
鳩山氏のこうした発言が繰り返されることにより、小泉政権時代以降失った郵政票を取り戻す呼び水になっているという側面は否定できない。激戦が予想される次期衆院選を前に、郵政造反組を中心とした自民党議員から「郵政票はのどから手が出るほど欲しい」(中堅議員)との声が出ているという事情も投影している。
ただ、自民党内の郵政民営化推進グループからは「ただ目立ちたいだけでは」「改革を後退させている印象を与える」などと批判的な声も聞こえる。こうした批判について、鳩山氏は「私は自分で不可思議なことをしているつもりはない。功名心もなければ、欲も何もない」(3日の記者会見)とかわした。【石川貴教】
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