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2月5日20時12分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000055-yom-soci
旧日本郵政公社が民営化前の2007年3月に売却した、鹿児島県指宿市の「かんぽの宿指宿」(簡易保険保養センター)の土地の一部が、4か月後に同市側に転売されていたことがわかった。
購入した不動産会社は土地・建物の全体の評価額を1万円としていたが、市側は、土地のわずか約5%を購入するだけで約1500万円を支払っていた。
5日の衆院予算委員会で、民主党の川内博史衆院議員が明らかにした。
日本郵政などによると、この「かんぽの宿」の土地は1万9422平方メートルで、東京都内の不動産会社が購入。07年7月、指宿市土地開発公社が市道拡幅のための用地として、この土地の一部1040平方メートルを不動産会社から1456万円で購入した。同公社では「評価額が1万円とは知らなかった」としている。
この不動産会社は、「かんぽの宿鳥取岩井」(鳥取県岩美町)を購入後、1万円と評価しながら、地元の社会福祉法人に6000万円で転売していたことが判明している。
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