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(回答先: フジ「サキヨミ」−「かんぽの宿」疑惑のコメンテーター(植草一秀の『知られざる真実』) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 2 月 02 日 15:43:57)
植草一秀さんの書かれているものはいろいろ読んでいて、至極納得することが多いのですが、今回のご発言は、問題をちょっと勘違いされていると思います。
社民党の保坂さんがhttp://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/d9e18fb3e3f8e4c5ef8681affcc76fc8で書かれているとおり、「収益還元方式と言って土地・建物の実勢価格を無視して赤字の施設なら『評価ゼロ』とか『1000円』とか『1万円』で叩き売ることを正当化」すること自体がまずおかしいのではないでしょうか?
何かを売りに出す時、実勢価格がいくらかということは、誰でも普通に調べることですし、それをなぜ、収益還元方式で評価しなければいけなかったのか、その部分がまず問題になるべきです。
また、今回のオリックスへの一括売却でまず問題になるべきは、ラフレさいたまと首都圏社宅9施設の値付けが幾らになっていたかということです。このことについては、未だに明らかになっていません。鳩山総務相からも、社民党の保坂さんもこのことに触れていません。鳩山総務相は、大分の日田のかんぽの宿を私的に視察に行った際、「この施設の評価額(簿価)が1億円だから安いね」という趣旨のことを言っていて、ある程度、実際の売買条件について知っている様子ですが、出てこないのですね。
そもそも、バルクセールというのですから、幾つかの物件を一括して、つまり、ある程度いい物件に悪い物件を混ぜて、一括売却ということですから、「鳥取岩井・指宿簡保センターは各1万円」で、しかし、鳥取岩井の簡保センターは6000万円で転売されたということのみを話題にするのではなくて、鳥取岩井の物件と共に一括売却されたのはどんな物件があったのか、一括売却の物件一覧とそれぞれの評価額が明らかにならないと、バルクセールとして正当なものなのかどうかの判断が出来ません。つまり、鳥取岩井・指宿の物件は優良物件つまりお買い得としてバルクの中に混ぜられていて、他に、例えば、荒地で利用が全く出来ないような土地が混ぜられてい、そちらの方は普通に売れば千円でしか売れないものが1億円になっていたということだって、一応はありえるわけです。
オリックスとの取引は、確かに、一括売却で、一括という意味でバルクセールですが、評価の高い物件と低い物件を抱合せ販売するわけですから、評価の高い物件がどれでいくらか、低い物件はどれでいくらかということが明らかにされる必要があります。これらのことが明らかにならないと、そもそも感情的な議論にしかなりません。
日本郵政か、または、監督官庁である総務省、つまり、鳩山総務大臣が情報公開するべきなのです。
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