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【ワシントン=西崎香】
オバマ米大統領は29日、経営難で政府の支援を受けている金融機関の経営者らが高額報酬を得ていることについて「無責任の極み。恥ずべきこと」「規律と責任感を示してもらう必要がある」と厳しく批判し、報酬削減を求めた。激しい口調で記者らに不満をぶちまけた。
ホワイトハウスでガイトナー財務長官らと金融危機対策などを協議する際、怒りをあらわにした。ニューヨーク州当局の発表に基づいて金融業界の報酬額を掲載した記事をひき、「ウォール(金融)街の銀行家たちは200億ドル(約1兆8千億円)相当のボーナスを自ら支給したことを示している」と指摘。「ほとんどの(金融)機関に崩壊の危険が迫っており、納税者たちに支援を求めている」なかで、危機が起きる前の04年と同水準の報酬を「無責任の極み。恥ずべきこと」と切り捨てた。
オバマ政権は金融機関の経営への介入を強めている。公的資金が投入された金融大手シティグループも、検討していた約5千万ドル(約45億円)の専用ジェット機購入を断念したと伝えられる。大統領は「ジェット機を買う計画を進めていた(金融)機関」にガイトナー長官が翻意を迫ったことを明らかにし、「彼らはもっと認識すべきだった」と語った。
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