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かんぽの宿についていろいろ言われていますが、同様なことは数年前にも起っています。それはグリーンピアです。「年金保険料1,953億円を投じたグリーンピアの売却総額は、わずか約48億円であった。」
かんぽの宿で問題なのは、「ラフレさいたま」とか「首都圏社宅9施設」など、それぞれ100億円、50億円で売れると思える資産が含まれていて、いくらなんでも「かんぽの宿」70施設一括売却で109億円は安いと思えること。
鳩山総務相は、疑義を述べるのなら、まず「ラフレさいたま」と「首都圏社宅9施設」について述べるべきだが、なぜか、このことについては言っていない。
また、もともと、日本郵政の監督官庁は総務省であり、鳩山邦夫は総務大臣だ。だから、新聞記事を見て疑問に思ったということ自体不自然であり、元々、ラフレさいたまとか首都圏社宅9施設についてのカラクリを知っていた可能性が高い。彼は、今後、日本郵政の株売却に影響力を与えることができる立場にある。今回の件で国民からの信頼感を勝ち得て、日本郵政株売却について恣意的な操作をしようとするおそれがある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%94%E3%82%A2より引用:
グリーンピアは、日本列島改造論を掲げる田中角栄内閣の計画のもとで厚生省(現・厚生労働省)が被保険者、年金受給者等のための保養施設として、旧年金福祉事業団(年金資金運用基金)が1980年から1988年にかけて13ヶ所設置したが、2005年度までに廃止することが2001年12月に閣議決定された。公的施設として引き続き活用されるように地方公共団体等への譲渡を進め、2005年12月にすべてのグリーンピアの譲渡が完了した。
[編集] 譲渡の経緯
グリーンピア(大規模年金保養基地)は、厚生年金保険及び国民年金等の受給者が生きがいある有意義な老後生活を送るための場を提供するとともに、これら年金制度の加入者及びその家族等の有効な余暇利用に資すること等を目的として、年金資金運用基金(旧厚生省所管の特殊法人年金福祉事業団)が、旧大蔵省資金運用部から貸付けを受けて設置し、地方自治体等に委託して運営していた。
しかし、計画性なく無駄に資金を投入し、元来不安定な年金システムに更なる打撃を与える事になり、グリーンピア自体も当然のごとく経営不振になったことにより、2001年12月の特殊法人等整理合理化計画(閣議決定)において、「2005年度までに廃止、特に赤字施設についてはできるだけ早期に廃止する」とされた。また、年金積立金管理運用独立行政法人法(平成16(2004)年法律第105号)により、2005年度末までに全国13ヶ所のすべてのグリーンピアを廃止することになった。13ヶ所の内、8ヶ所が歴代厚生大臣の地元であったことなどから、建設利権も指摘されている。
グリーンピアは、公共的な施設として設置・運営されてきた経緯に照らし、また、地域の状況や周辺の自然環境の保全、雇用の確保を図る等の観点から、できるだけ一括して公共的、公益的な施設として引き続き利用されるように、まず施設所在道県等へ譲渡、それが進まない場合には民間へに譲渡するという方針の下で譲渡を進め、グリーンピア三木(兵庫県三木市)の譲渡により廃止・譲渡がすべて終了した。年金保険料 1,953億円を投じたグリーンピアの売却総額は、わずか約48億円であった。グリーンピアの廃止・譲渡が終了後、年金資金運用基金を廃止し、2006年 4月に資金運用業務に特化した「年金積立金管理運用独立行政法人」を設立した。
[編集] 譲渡の状況
[編集] 払い下げ先一覧
年金資金運用基金は、指宿と横浪(民間に売却)以外の11ヶ所を所在地の自治体に払い下げたが、公共利用と10年間の転売禁止が課せられている。南紀(紀南)と恵那(中央高原)を除く9ヶ所で2004年以降、ホテルやレジャー施設が順次営業を再開している。
* グリーンピア大沼(北海道) 2005年3月に森町へ譲渡。
* グリーンピア田老(岩手県) 2005年3月に田老町へ譲渡。
* グリーンピア岩沼(宮城県) 2003年3月末運営停止。2003年11月に岩沼市へ譲渡。
* グリーンピア二本松(福島県) 2002年6月末運営停止。2004年1月に二本松市へ譲渡。
* グリーンピア津南(新潟県) 2005年9月に津南町へ譲渡。
* グリーンピア中央高原(岐阜県) 2000年4月末運営停止。2004年9月に恵那市へ譲渡。
* グリーンピア三木(兵庫県) 2005年12月に兵庫県へ譲渡。
* グリーンピア南紀(和歌山県) 2003年3月末運営停止。2005年7月に那智勝浦町・太地町へ譲渡。
* グリーンピア安浦(広島県) 2005年6月に呉市へ譲渡。
* グリーンピア横浪(高知県) 竜地区を2000年8月に学校法人明徳義塾へ譲渡。他の地区を2004年3月末に運営停止し、2005年8月に民間企業へ譲渡。
* グリーンピア八女(福岡県) 2004年11月に黒木町へ譲渡。
* グリーンピア南阿蘇(熊本県) 2003年5月末運営停止。2004年12月に久木野村へ譲渡。
* グリーンピア指宿(鹿児島県) 2002年5月末運営停止。2004年9月に民間企業へ譲渡。
[編集] グリーンピア南紀に関する疑惑
グリーンピア南紀の跡地開発をめぐり、所有する那智勝浦町に中国のリゾート会社『香港BOAO』の蒋暁松を紹介したのは、地元政界に強い影響力を持つ二階俊博自民党総務会長だと報じられている。跡地は賃貸後の2015年に無償で業者へ譲渡されるという異例の契約となっており、地元で批判が高まっている。グリーンピア跡地の大半が公募で請負先を決めている中では異例だった。
2007年11月1日に、町議会特別委員会で町長から賃貸借契約を解除する話しあいがまとまったことが報告された。また、『香港BOAO』なる会社自体、実体がないペーパーカンパニーであるなど、一部報道で更なる疑惑を指摘されている。
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