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【「麻生さんがルイ16世ですか?」w】作家・佐藤賢一さん、茂木健一郎さん対談 今の日本は革命前夜の仏にそっくり
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http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090127/acd0901270814001-n2.htm
作家・佐藤賢一さん、茂木健一郎さん対談 今の日本は革命前夜の仏にそっくり
2009.1.27 08:10
このニュースのトピックス:金融危機
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『小説フランス革命』を執筆中の作家、佐藤賢一さん(左)と、脳科学者の茂木健一郎さん
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「今の日本は革命前夜のフランスにそっくり」。作家の佐藤賢一さんが、脳科学者の茂木健一郎さんと行った公開対談で、現在の社会情勢を独自の視点で語った。佐藤さんは『小説フランス革命』(集英社、全10巻)を執筆中。対談は第1、2巻の刊行記念として「日本はうまく変われるか」をテーマに、18日に東京都内で開催された。
佐藤さんは「フランス革命が起きたおおもとには、国家の財政破綻(はたん)があった。(革命を指導した)ミラボーが『国家の赤字こそわれわれの財産』といったが、変革は国家に弱みがないとできない。今の日本と同じ」と持論を述べた。
興味深い共通項があるという。一つは、革命前に作家志望者が増えた点。「ミラボーは作家だったし、(政治家の)ロベスピエールやナポレオンも若いころ小説を書いている。革命前は、親が何だったかで自分の人生が決まったが、唯一の例外が芸術や学芸。小説家になりたがったのは、それしか突破口がなかったから」。一方、日本については「頑張ったら報われるという希望が薄れてきている。それでは満足できず、ブログで自分を発信したいという要求が社会の中でものすごく強い。非常に似通っている」という。
そして、革命前の凶作と現在の金融危機。「誰が頑張ってどうなるというものではない。絶望感は場合によっては引き金になりうる。日本は革命が起きてもおかしくないところまで来ているのかなと思う」と続くところへ、茂木さんが「麻生さんがルイ16世ですか?」と冗談交じりに切り返し、会場をわかせた。
佐藤さんは海外の歴史を知る意義にも触れ、「明治維新という成功体験だけで物事を考えるのは危険かなと思う。違う成功パターンを知ることは、自分たちの行動の選択肢を広げる」と締めくくった。
『小説フランス革命』は平成24年秋に完結予定で、今年3月に第3巻が刊行される。
(堀晃和)
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