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http://netallica.yahoo.co.jp/news/63749
山形県知事選(25日投開票)で、民主党など野党が支援した新人の吉村美栄子氏(57)が、自公与党が支援した現職知事を破って初当選したことが、麻生太郎内閣を震撼させている。東北屈指の「保守王国」での敗北は麻生自民党の不人気と組織力弱体をあらわにし、今後、党内で「麻生首相では総選挙は戦えない」との声が強まるのは必至。8年前、不人気から予算成立後に退陣に追い込まれた森喜朗元首相の悪夢が蘇ってきた。
「小沢(一郎・民主党代表)さんが来て、国政の対立構図に切り替えた。自民党の支持率の低下が知事選を直撃した」
自民党の加藤紘一元幹事長(山形3区)は25日夜、支援した現職の斎藤弘知事(51)の敗戦にこう肩を落とした。
想定外の結果だった。保守分裂となった前回知事選の余波を引きずるとはいえ、斎藤氏には致命的失政もなく「現職が圧倒的有利」とされる2期目への戦い。前回総選挙で県内3小選挙区すべてで勝利した自民党衆院議員と、県内70%以上の首長の支持を受けていたのだ。
一方の吉村氏は、親せきが元山形市長といっても政治経験はなく、出馬表明も告示40日前。選挙戦終盤の23日に小沢氏が山形入りしたが、自民党本部や首相官邸は「何とか山形は行けそうだ」と楽観視していた。
今回の敗北は、森内閣末期を連想させる。
密室談合による首相就任や相次ぐ失言などで、2001年1月、森内閣の支持率は10%台に下落。その後、3月の千葉知事選や4月の秋田知事選(退陣表明後)で、自民党推薦候補が軒並み敗北したのだ。
26日公表の世論調査で、麻生内閣の支持率は14.4%(フジテレビ系新報道2001)から19%(毎日、日経)と、下落に歯止めがかからない。消費税増税をめぐる党内対立はいったん沈静化したが、党内には2009年度予算成立後に「麻生降ろし」の動きが一気に吹き出すとの声も出始めている。
自民党中堅議員は「予算成立までは我慢するが、本気で『麻生首相で次期総選挙を戦おう』などと考えている議員はいない。予算成立後に自ら退陣してくれるのが一番いい。一部で『総裁リコール』の話もあるが、自民党のイメージが悪化する。首相が辞めないなら、7月の都議選とサミットが終わった直後に9月の自民党総裁選を前倒しにして、新総裁就任の勢いで選挙になだれ込むしかない」と語った。
2009/1/26 16:59 更新
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