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「週刊金曜日」を読んで
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/tokushu/tokushu_kiji.php?no=467
◇悪夢かオバマ政権下の米軍再編(日本は米政府のスポンサーに)
1月20日アメリカはオバマ大統領に変わった。そこで私が一番関心がある問題は『週刊金曜日1/16号』に載っていた半田滋記者(「東京新聞」編集委員)の<悪夢かオバマ政権下の米軍再編(日本は米政府のスポンサーに)>である。
半田さんは講演などに招かれると必ず聞かれる質問がある。「オバマ氏が大統領になると、米軍再編はどうなるの?」である。。参加者も「チェンジ(変化)」を掲げたオバマ氏に高い期待を寄せていることがわかる。そのとき半田さんは「大きな変化はなく、米軍再編はこれまで通り進むと思いますよ」、残念ながら「チェンジしない」と答えるしかない。
オバマ氏が大統領となっても税金を米軍のために使う米軍再編が見直されることはないし、自衛隊と米軍の一体化が減速することもない。
その理由は―
米国が得た予想外の「成果」
大がかりな米軍基地や米軍部隊の移転の費用を「日本側が負担する」と日米合意書に明記された。3兆円。
これほどの巨額に移転費用を日本が負担することになったのは、「米軍の都合」で始めた<世界規模の米軍再編>を「日本の都合」で<在日米軍基地の再編>にすり替えたからだ。
詳しい説明は、このことが書かれている「週刊金曜日」を手にとって各自で読んでいただきたい。
大事なことは、日本における米軍再編は、米国が狙った「日本列島の作戦指揮の拠点化」が実現するばかりでなく、「日本の費用負担による在日米軍基地の再編」が同時進行しているのだ。米軍は目標をはるかに上回る成果を得たといえるだろう。
一字一句をしっかりかみしめておかなければならない指摘だと思う。(つづく)
◇次の衆院選挙で自民、民主のどちらが勝っても恒久法制定の動きは加速される
表題は天木直人さんの発言ではない。前項の半田滋さんの「週刊金曜日」の記事のつづきを新たな表題で始めました。ここ4,5日この記事を読んで、これを多くの人が読んで欲しいという思いがつのり、気持ちが焦っています。
つづけます。
東京新聞編集委員・半田滋記者は「年次改革要望書」に触れ、小泉改革の柱である「郵政民営化」あるいは医療崩壊につながった「医療改革」、非正規労働者を生むきっかけになった「労働者派遣法の改定」などは米国の要望で実現した。そしてアーミテージ・レポートは、安全保障面の「年次改革要望書」といえる、と述べている。
詳しくは先にも書きましたが「週刊金曜日」の半田さんの記事を読んでいただきたい。そして一番書き伝えたいことは以下です。
すでに自衛隊海外派遣の恒久法は自民党が草案を示し、民主党も検討を始めている。次の衆院選挙で自民、民主のどちらが勝っても恒久法制定の動きは加速される。
そして次に書かれていることは、衝撃であり、危機感がさらに増す。
米国は米兵の代わりに「自衛官の命」をあてにして軍事作戦を立て、日本の防衛費の支出によって国防費を節約できることになる。「米国の便利」と同義語である米軍再編の日米合意を、オバマ氏ならずとも米国の政治家であれば、だれ一人として手放すはずがない。
さらに恐ろしいのは、私たちがオバマ氏というカリスマ政治家を盲信し、米国が行なう「日本支配」を「正しい」と勘違いしてしまうことである。盲従、隷属の次ぎに来るのは、憲法9条の改定であることは疑いない。
オバマ→憲法改定の論理がわかりやすく書かれている。
是非多くの人が、この半田さんの記事を読んで欲しい。まず明日の新年会へこの本をコピーして持っていこう。
「クマのプーさんブログ」より
http://blog.livedoor.jp/amaki_fan/
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