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全文有料 月額105円(税込)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2009011902000086.html
規制緩和、自由競争、市場重視のグローバルスタンダード…。この10年、米国型経済を妄信、後追いし、その揚げ句にガタガタになった日本経済、そして日本社会。かつて竹中平蔵・慶大教授らとともに、構造改革の急先鋒(きゅうせんぽう)だった中谷巌・一橋大名誉教授が昨年末、自ら“懺悔(ざんげ)の書”と呼ぶ著書を刊行した。過去への反省と「転向」にいたった理由とは。 (久原穏)
こーして、いまだに大手マスゴミは竹中カイカクを賞賛している中、
【森田実の言わねばならぬ】いつまでも竹中平蔵に頼る愚行を大新聞・マスコミはやめなさい。12/27産経で竹中持ち上げまくり 09 年 1 月 02 日
http://www.asyura2.com/08/hasan60/msg/870.html
1ページを使って
【間違いを素直に認められないのは科学者ではない】 中谷巌、率直に反省する「小泉改革の大罪と日本の不幸」 【喜八ログ】08 年 12 月 16 日
http://www.asyura2.com/08/hasan60/msg/626.html
と同じく、中谷厳氏が小泉・竹中カイカクを大きく反省いていました。これが全紙に載っていたら、小泉・竹中はもう終了、といった感じの記事でした。
マスゴミ再生の道は記者クラブ廃止「メディアが権力を追及していたら、とうに自民政権は終わっている」 元NHK 川崎泰資氏 08 年 10 月 04 日
http://www.asyura2.com/08/hihyo8/msg/452.html
森田実氏らが小泉・竹中をメディアで批判し、干された腐りきった時代が続いていましたが、
電通・小泉批判をしてテレビ画面から消えた森田実。「マンセーを言わない人」を排除する大手メディアの欺瞞を暴く。07 年 10 月 25 日
http://www.asyura2.com/07/hihyo6/msg/592.html
中日新聞も小泉・竹中カイカクをこの様に否定する記事を大きく載せたことはなかった、むしろ最初は肯定していたと思うので、そういう意味で衝撃的な出来事だと思います。
残念ながら有料なので、中日・東京新聞(昨日)の紙面でないと全文は見れませんが、見て欲しい大きな記事でした。
概要だけ紹介しておきますと、若い頃に中谷氏はアメリカに留学し、そこでアメリカの圧倒的な豊かさを見て、新自由主義・民営化・規制緩和が正しいと信じ込んだと告白しています。しかし、それはハリボテであり、今日アメリカが崩壊していっているのを見て、それは間違いだったのを認めざるを得ないと。
竹中平蔵がいまだに「日本はカイカクが足りないからダメだ」と言っている点について、「私はそう思わない」と否定。グローバル資本主義は本質的な欠陥を持っていると指摘。富める者が不公平にさらに富んでいき、日米を見ればわかる様に国内がボロボロになっていく、一体何のための政治経済政策なのか?と。それは、アメリカでもこうして指摘されている事です。
昼休み板:「クルーグマン著 格差はつくられた〜保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略」の読後感想 08 年 12 月 28 日 2893位
http://www.asyura2.com/08/hasan60/msg/819.html
「個人の利益を公共の利益よりも優先する」この思想は、個人と個人のきずなや社会的価値を破壊するという重大な副作用を併せ持つ、と指摘。それは、中日のトヨタの連載と同じ話でしょう。
【中日新聞】シリーズ 結いの心 「何のための利益ですか」 読者からの反響(上) 足元から 08 年 6 月 08 日
http://www.asyura2.com/08/senkyo50/msg/696.html
最後に、カイカク賛同者の堺屋太一の発言も載っていました。猪瀬直樹と同様に、小泉・竹中一派に染まると、顔つきが悪人の様になってしまうのは共通のようです。苦しい言い訳をいまだにしています。そういう点では、率直に認めた中谷氏は、認めたくない人も多いでしょうが、大きな一つの出来事だったと思います。
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