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今年の冬は、東京も近年になく冬らしい冬で、気温が低い。昨夜、冷蔵庫からビールを取り出して、ふと室内に置いてあるビールと比べてみたら、わずかだが冷蔵庫のビールの方が温かかった。暖房をしていない部屋なら、冷蔵庫よりも室内できりりと冷えているということだ。朝、外に出てみると、大きな霜柱が大地を持ち上げている。歩きながら、コートの表面をさわってみるとツンと冷えている。暖冬に慣れたせいか、東京で久しぶりの冬らしい気候が新鮮に思える。 私は仙台で生まれた。1955年生まれの私が育った仙台で、暖房は炬燵であり、火鉢だった。昔、室内でもっとも低温で過ごしているのは、仙台だという話を聞いたことがある。さらに北に行くと、さすがに寒さに耐えきれないのでストーブで部屋を暖めている。だから、ぎりぎり我慢出来る限界がこのあたりだという話だった。そんな幼少の頃の記憶があるせいか、外気が冷えている方が私にとっては動きやすい季節だ。よく歩き、よく仕事をして、予算委員会での議論にそなえようとしている。 これまで、あまり触れてこなかったが、自民党を離党した渡辺喜美氏の動向について、少し印象を記しておきたい。今日の『サンデープロジェクト』にも、渡辺氏は「国民運動を起こす」と語っていて、「どのような国民運動なのか」と問われて、「有識者も交えて始めたい」という趣旨の説明をしていた。つまり、ボトムアップ型の市民有働や草の根方式でなくて、渡辺氏と共に「決起」した政治家と有識者がオピニオン型の照明弾を打ち上げて、その構図を国民が仰ぎみるというイメージなのだろう。渡辺氏の同志である江田憲二議員が「タウンミィーティングをやるから、参加して下さい」とフォローしていたが、いったい何を始めようとしているのか気になるところである。 ここから先は私の想像で、昨晩見た夢だと思って読んでほしい。東京都内のある外資系ホテルのスウィートルームに、自民党政権を長年支えてきたメディアのドンと呼ばれる老人と大手広告代理店の頂点をきわめた男と特命を受けた部下たち、そして、政治評論家にいまだに影響力の衰えることのない老政治家が集まっていた。かれらは、こんな話をしている。 「麻生政権の支持率はガタガタだ。月末にかけて支持率は10%台前半まで落ちていく。このまま解散したら自民党は壊滅的敗北が必至の状況だ」 「だからと言って、また総裁選挙というわけにもいかない。政界再編と言っても、選挙前に優位に立っている民主党が割れる条件はない。万事休すだが、ひとつだけ手がないこともない」 「自民党が分裂して、改革新党を立ち上げる。そこに、人気者の地方知事や有識者を参加させて、新党ブームをつくる。選挙前までは、民主党との連携を強く匂わして、反自民の 受け皿となる」 「古くは新自由クラブの例がある。ロッキード事件でどん底に落ちた古い自民党に対する拒否感を受け止めて、反自民票を集めた。清新なイメージを持ちながら、保守政治の流れを結果的には守りきった」 「与野党対決だと、どうしても『政権交代』が大きなテーマになってしまう。『政権交代』が選挙テーマになれば、与党は圧倒的に不利だ。『一度、野党にやらせてみよう』ということになる。我々は、争点を意図的に別につくり出す智恵を絞るべきだ」 「小泉郵政解散は、改革自民党対守旧派の戦いをマスコミに煽り立ててもらって、有権者から野党の印象を薄めることに成功した。あまりにも、あの時に我々がうまく出来てしまったことが、今回は少し邪魔をしている」 「今度は、守旧派自民党対改革新党だからね。いつかどこかで見たような光景だが、仕掛けをやるのなら思い切ってやった方がいい。自民党だけでは獲得出来ない支持を、改革新党でかき集める。そして、選挙後には政界再編劇を仕掛ければ、来年の参議院選挙までに『保守安定政権』の道筋が見えてくる」 とこんな話だった。なんの根拠もなく、データや取材があるわけではないが、どこかで誰かが、こんな話をしていないだろうか。 |
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