★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK58 > 306.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.amakiblog.com/archives/2009/01/19/#001334
2009年01月19日
それでも私はオバマに期待したい
それでも私はオバマに期待したい
報道はオバマ大統領の就任式で一色だ。そして、それは理解できる。
何しろ史上最低のブッシュ大統領の後に登場した大統領だ。ブッシュ大統領が仕掛けたイラク戦争の失敗でうんざりした米国と世界の国民が、同時にまた米国発の金融危機で経済的苦境に追い込まれている。
チェンジという合言葉を叫んで、皆が気分一新したい気持ちなのだ。
しかし、ここにきてオバマで大丈夫か、という批判的な意見がメディアで目立つようになった。
その大きな理由は、もちろん、目の前に広がっている100年に一度の経済危機の深刻さが日を追って深刻化しつつあるからだ。いくらオバマでも無理だというわけだ。
しかし、オバマのより困難な課題は、軍産複合体とユダヤロビーに支配された今の米国の大統領である限り、ブッシュ路線を大きく変える事は出来ないというものだ。
私の手元に出版社から送られてきた一冊の本がある。「オバマの危機 新政権の隠された本性」(成澤宗男著 金曜日刊)という本だ。1月20日発行というから出版されたばかりの本だ。
その本は、インターネットなどで流されたオバマの過去の発言や新政権の顔ぶれなどを丹念に検証した上で、オバマの「テロとの戦い」や中東政策は、ブッシュと同様、いやそれ以上に、危険で戦闘的になると予想している。
おりしも1月19日の読売新聞は一面トップでアフガン情勢の悪化を報じている。アフガンを「テロとの戦い」の主戦場と位置づけているオバマ政権の登場で、日本の貢献は一層求められると危惧している。
この本に記されているいくつかの情報については既に私も知ってはいた。しかしこれほどまでオバマの側近がユダヤ人脈に取り囲まれているとは知らなかった。「やはり、そうか」という失望を感じざるを得ない。
しかし、である。オバマはブッシュとは違う。それでも私はオバマに期待する。その思いを私は今日のメールマガジンで書いた。
オバマを突き放して眺めてはいけない。
すべてをオバマのせいにしてはいけない。
われわれがオバマを変えていくのだ。造っていくのだ。
オバマの米国を監視していくのだ。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK58掲示板
フォローアップ: