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司法判決を無視し暴走する政官産業
490億円の無駄、そして貴重な珊瑚など150種以上の生物を死滅させるとして大変な反対運動があった中城湾港泡瀬干潟埋め立て事業は今朝から沖縄総合事務局によって工事が始められました。
昨年末に那覇地裁は同事業に対して「経済的合理性が認められない」として、県知事と沖縄市長に今後の公金支出の差し止めを命じています。
沖縄総合事務局は「国の指示であり同訴訟の被告でない」として1期工事として約96ヘクタール(約30万坪)を埋め立て造成をします。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000016-ryu-oki
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-139114-storytopic-177.html
この大規模な環境破壊は 内閣府が計画、推進してきたもので、ゼネコンへの天下りポストを期待する役人と、バック狙いの族議員、そしてゼネコンの三者が煮詰めてきたものかと勘ぐる向きがあるようです。おそらくそれは正解かも・・・
まさに巨額の借金を形成してきたこれまでの醜い政治スタイルがゴリ押しされているのかも知れません(民主党は反対していますが・・・)
司法が「差し止め」を命令したにも関わらず、国は上告、その間にも工事を続けるといういわば司法無視の暴走・暴挙です。土砂を投棄されれば珊瑚ほか自然は壊滅し、二度と取り返す戻すことはできないのです。
司法判決を無視するこのような暴挙が許される日本は もはや法治国家とは言えません。
。
さて財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は2兆円の定額給付金を撤回し、使途見直しが必要との認識で一致しました。国の決めた事を諮問機関が反対の答を出すという異常な事になりました。党内部でも反対が大勢とする見方があって予断はできません。
ひょっとすると首相が浮き上がる可能性も・・・
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