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http://hakenmura.alt-server.org/article.php/20090116001617580
派遣法抜本改正1.15集会〜派遣村からの大逆襲
日本教育会館で集会。会場からは人があふれていました。集会の様子を報告します。
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主催者として、全国ユニオン・鴨会長の挨拶で開始。
政党からは、民主党・菅代表代行、共産党・志位委員長、社民党・福島党首、新党大地・鈴木大代表が挨拶に立ち、国民新党と公明党はメッセージを寄せた。
「村民」からは「死ぬつもりで冨士に向かう途中、テレビで派遣村の報道を見て気がついたら日比谷に向かっていた。お陰さまで生活保護の受給も決まりアパートを借りることができた。いつまでも派遣村のことを忘れないでいきたい」といった報告があった。
その後に行われたシンポジウムでは、年度末に向けてさらに多くの失業者の発生が危惧されることなどから、湯浅村長は、各地の自治体が中心になって住居喪失者を受け入れるためのシェルターをつくらせる、社会に「防貧」の仕組みをつくらせる、などが提案された。
最後に中野弁護士から「現在起きていることは、派遣制度そのものの矛盾からくるもの。99年に戻すのではなく、抜本的に制度の本質を改正する必要がある」など訴えた。
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【派遣法抜本改正1.15集会〜派遣村からの大逆襲】
1999年の派遣法改悪は、「ワーキングプア」の温床「日雇い派遣」を生み出し、今日の「派遣切り」の基礎を作りました。「派遣村」には、仕事と住まいを奪われながらも命をつなごうとするたくさんの「日雇い派遣」「派遣切り」被害者が集まりました。二度とこんな被害者を出さないためにも派遣法抜本改正が必要です。
「派遣法抜本改正1.15集会」 1/15(木)18:30〜日本教育会館第1会議室(神保町駅・竹橋駅から徒歩5分)
主催:派遣法の抜本改正をめざす共同行動・「派遣村」実行委員会
2009年1月16日(金) 00:16 JST
http://hakenmura.alt-server.org/article.php/20090116003211964
◇メッセージ紹介
派遣村へ寄せられたメッセージの一部をご紹介します。
<投稿>
派遣テント村のボランティアに参加された皆さんへ
派遣テント村ボランティアに参加された皆さん、お疲れ様でした。派遣村が閉村して1週間が経ちましたが、その後どう過ごしているでしょうか。テント村で風邪を引かれた方もいるのではないでしゅか。様々な思いを抱いて帰路に着かれたと思います。
いろんな方が参加しました。参加の契機は、皆さんそれぞれです。
テント村には私たちのこれまでの日常とは違う状況がありました。しかしこれも1つの現実です。真面目に働いていても突然仕事を奪われ、住居を奪われる現実が私たちのすぐ隣りにあるのです。
私は、まもなく14年目を迎える阪神淡路大震災の時に、避難所にボランティアとして参加しました。その経験から皆さんにいくつかお願いしたいことがあります。
ます、見た現実を、ありのままを身近な多くの人に話してください。疑問に感じたこと、不満に思ったことも率直に話してください。話を聞いて様々な反応が返ってくると思います。あなたの思いに対する反対意見も真摯に聞いてください。そして討論をしてください。
それが派遣村を開設せざるを得なかった問題の解決を推し進める1歩になります。
疑問に感じたこと、不満に思ったことを自分の中だけにしまっておくとストレスが募ります。そして体調を壊すことにもなりかねません。その解決策は、自分の中だけにしまわないで、誰かに話をすることです。
実際、参加しても仕事がなかったという感想も聞きます。しかし仕事をすることだけがボランティアではありません。逆に「村民」をさておいて活動するのは自立を妨げるという意見もあるのですから。
参加して何もできなかったといっても、テント村に来たあなたの存在それだけでボランティアだったのです。大勢の人が駆けつけてくれたということが、真面目に働いてきても突然契約解除になった派遣労働者に、この問題は個人の問題ではない、自分だけのせいではないという思いに至らせ、勇気と自信を取り戻させました。
勇気と自信を取り戻させたのはボランティア参加者の数ではありません。同じ思いの、同じ目線での1人ひとりの顔と顔の交差です。
阪神大震災のとき、少し落ち着いてきた頃、ボランティアの活動は減りました。「もう僕らはいらないね」と言うと、住民からは「いやいやいてくるだけで心強いんだよ」と言われました。
ボランティアの最大の役割は「思いの共有」です。参加するだけで、その役割は充分に果たしたのです。みんなみんな必要な存在だったのです。
地方で駆けつけることができない人は物資やカンパを送ってくれました。カンパをおくることができない人はメッセージを送ってくれました。それぞれができることをする、これがボランティアです。
テント村の状況を見てショックを受けた方もいると思います。そのような方は、そのショックを受け入れてくれる誰かに話をしてください。それをしないとPTSD(Post Traumatic Stress Disorder・心的外傷後ストレス障害)におちいる危険性もあります。
「村民」は契約解除で生活を破壊され、テント村に来ても不安のなかで右往左往していたことでしょう。実行委員会も始めての体験、さらに想定以上の状況になり、多忙と混乱の連続だったと思われます。そのなかでボランティアへの指示にも混乱があったかと思います。しかしそれは止むを得ませんでした。
このような状況に対する経験を何回もしていることのほうが不幸なことなのです。
しかしボランティアの皆さんの活動が素晴らしいものであることは、全国の多くの方が認めています。ボランティアなしには村の運営はできませんでした。厚生労働省を動かすことはできませんでした。
みんなが一体となった活動だったのです。そのことは参加した皆さんで確認できると思います。
今回の体験を単なるエピソードにしないよう、それぞれのところで頑張っていきましょう。それが社会を動かす、小さいながらも第一歩になります。
私が阪神大震災の時ボランティアで行った避難所に聾唖者の人がいました。彼は怖かった体験を誰にも伝えられません。ストレスがたまったと思います。不安を伝えられません。情報が入りません。この後どうしたらいいか相談できません。私も何もできませんでした。
その代わり、私は帰った後手話の勉強をはじめました。
手話でボランティアをどう表現するか。「一緒」プラス「歩く」です。何かをしてあげるのではなく、「共に歩む」がボランティアです。
ボランティア感想 兼 カンパ
平成21年1月3日
あけましておめでとうございます。
先日カンパに派遣村に行きました。ボランティアの方々他関係社の皆様の暖かい心ときびきびした行動に感動し、いただいたりんごの美味しさに深呼吸しています。ほんの気持ちですがお役に立てばと送付させていただきます。ご多忙中をお手数ですがよろしくお願いいたします。
(感じたこと)村にカンパ他関係者でなくヤジウマ敵な人々、又写真をとっている人を見かけました。本当に多忙な人々の邪魔のように思いました。入り口に受付があればなーと思いました。
よい年でありますように!!
A.T
イタリアからのメッセージ
今朝お正月のヴァカンスから戻り、久しぶりにサイトで溜まっていた
赤旗の日刊紙の記事を読みました。派遣村の記事や、共産党や御ユニ
オン、ボランティアの方々のこれ以上のことはできないと思われるほど
レベルの高い緊急対策(政府や経済界への要請、派遣村の創設、炊き出し、
生活保護申請の援助など)をされいる姿に感動しました。また遠くから
8時間も歩いて派遣村をめざして来られた人、持参金がたったの25円の
元派遣社員、多くの人が“儲けられさえすればよい”といこの資本主義
の犠牲者として、人間性も踏みにじられて翻弄されて来られた方のよう
で、涙なしではそれらの記事を読めませんでした。
イタリアでも自動車業界をはじめテキスタイル産業など多くの業界で
労働者たちが一時期自宅待機させられる制度を適用されるなど、厳しい
状況が生まれてきていますが、弱くなったとは言えまだまだ労働組合も
強く、日本のようなひどい状況ではないと思います。
最近ミラノ市内にあるカトリック慈善団体の無料給食配給所を視察する
機会がありました。一日昼食と夕食で延べ2000食以上を提供しています。
登録さえすれば、家のない人々は10日に一回シャワーを浴びることが
出来ます。その時、一人ひとりにきれいに洗濯されたバスタオルや髭そ
り用セットなどが支給されます。(バスタオルは返還必要あり。)
一カ月に一回は衣服、靴、バッグなどをサイズごとに分けられたコーナー
(ブティックのように其々きれいに洗濯されアイロンをかけられている)
から選ぶことができます。またボランティアの医者や看護師から診察や
治療を無料で受けられ、必要であれば市内の連携した病院で適切な処置
が行われます。何よりも胸を打たれたのは、慈善団体側から、「施して
あげる。」という対応ではなく、一人ひとりの人間性を尊重した暖かい
対応をされているのを見た時です、
真面目に誠実に日本の厳しい状況を少しでも改善するために日々努力されて
おられる皆様に、心から頭が下がります。
昨夕、イタリアの国営テレビのドキュメンタリーで、中米ハイチのサトウキビ
畑で過酷な労働をさせられている労働者の様子が紹介されていました。
約250kgのサトウキビを苦労して刈っても、最終的には500g(?)くらいの
砂糖しか作れず、働いても働いても子供に食べさすこともできないと説明さ
れていました。
世界で真面目に働く人々が、「生まれてきてよかった。」と思えるような社会を
築きたいものですね。
寒さがますます厳しくなってきました。ミラノは朝から大雪が降り続き、
すでに15cm以上積もっています。
どうか、皆様くれぐれもお体を大切にされ、ますますのご活躍をされますこと
を心から祈っています。
岡山からのメッセージ・寄書
年越し派遣村の運営資金カンパを頂いた方々にメッセージを書いてもらいました。こちらに遅らせていただきます。
・派遣の仲間、ともにガンバロー K
・僕もちょっと前まで派遣で働いていたので、すごくつらい気持ちや置かれている状況を察しています。
金融危機やサブプライムの問題はとんでもないとばっちりでいい迷惑している一番の影響受けているのは派遣で働いているみなさんだと思います。自暴自棄になってしまいそうな時があるかもしれないけど、今はしっかりと落ち着いていろんな人にたくさん頼って、1人で考え込まないように、落ち込まず、前を見て歩き出してほしいと思っています。
応援しています。がんばろう! Y
・人間らしさを取り戻すためにがんばろう、ネットワークを組んで大きなうねりにしよう!
・大変な時期だと思いますが、僕も岡山で微力ながら雇用を守るための運動にも従事います。僕らの県でも頑張りますので、一緒に頑張りましょう! T
・今朝新聞で派遣村にお金を送ることができることを知り、皆で少しずつですが出し合い届けることにしました。家々をまわって話をすると、皆、わがことのように、自分の息子や娘のように心配していました。僕にとっても他人事ではありません。仕事がなかったときの悔しさ、焦りは今も自分の中に残っています。二度とこんなことのないよう、頑張りましょう。 I
カンパした人 略(11人連名)
2009年1月16日(金) 00:32 JST
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