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(回答先: 昼休み板:小沢氏、オバマ米政権について「また軍を増派してアフガンに派遣する。そういう考え方を変えないとダメだ」と批判 投稿者 ブッダの弟子 日時 2009 年 2 月 17 日 13:10:36)
民主党の小沢代表は16日放送のラジオ番組で、米国のオバマ新政権がアフガニスタンへ米軍を増派する方針について「いくら派遣したって絶対勝てない」と述べ、反対の考えを示した。オバマ政権はアフガンを「テロとの戦い」の主戦場に位置づけており、小沢氏の発言は、17日のクリントン米国務長官との会談を前に波紋を呼びそうだ。
番組は12日の収録。小沢氏は、オバマ政権と日本がどういう関係を築くべきかを問われ、「米国人は好きだがちょっと単純で、経済力、腕っ節が強いから傲慢(ごうまん)なところがある」と発言。テロとの戦いでのブッシュ前政権の単独行動主義を批判した。
そのうえで、オバマ政権について「(国際協調を)打ち出してはいるが、また軍を増派するという考え方を変えないとダメだ。なんぼ投入しても絶対勝てない」と指摘。米国によるベトナム戦争や旧ソ連によるアフガン侵攻を引き合いに、「大衆の心をつかまなきゃいけない」と語った。
小沢氏は「もし大統領と話す機会があったら」「僕は言いますよ」とも述べ、こうした考えをオバマ大統領に伝える意向を表明。「農地を作り直して豊かにする。政権を託されたらそういう日本の貢献を」とも述べ、次の衆院選で民主党が政権を取れば、アフガン支援は民生面を中心とする考えも改めて強調した。
発言は17日のクリントン氏との会談が固まる前。会談でのやり取りが注目されるが、小沢氏は「顔合わせ」と位置づけており、日米同盟重視の姿勢を示しつつ各論には踏み込まない見通しだ。
民主党代表と米国務長官の会談は初めて。民主党は06年の小沢代表就任後も、テロとの戦いでのインド洋やイラクへの自衛隊派遣に反対を続ける。08年には在日米軍普天間飛行場の将来の国外移転や、日米地位協定の抜本改定など、日米両政府と大きく異なる方針も打ち出した。
ただ、今回の会談は、政権交代に備え「お互いに知り合っておけばいい」(小沢氏)との位置づけだ。昨年10月の国会での代表質問では、日米同盟について「日本の安全保障の基軸」との政府の立場をふまえつつ、「追随では同盟と言えない。対等のパートナーシップでより強固な日米関係を」と語っており、同様の持論を展開しそうだ。
http://www.asahi.com/politics/update/0216/TKY200902160415.html
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