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中川財務相はお酒を飲んでいたようですね。風邪薬のせいとの説明も、昼食時に酒を飲んでいたとすれば、それは理由になりません。一杯なのか、ゴックンなのかは分かりませんが、諸外国から間抜けな財務大臣とのレッテルを貼られ、日本の財政政策にも疑問符がつく問題となります。
麻生氏は続投を指示しましたが、支持率低迷の中で一閣僚を替えても仕方ないという判断と、来年度予算案、2次補正、H21年度補正、と立て続けに財務省関連の対応が続く中で交代も難しい、ということもあるのでしょう。問責決議を食い止めるために話し合い解散、というシナリオが急浮上してきましたが、中川財務相は今回の件で、今後国際舞台に立つことはなくなりましたね。
08年10〜12月期GDPが発表され、実質で前期比-3.3%、年率換算-12.7%と35年ぶりの落ち込みです。総倒れの状況であり、その中でも輸出の落ち込み幅が大きく、外需依存の脆さを露呈しています。1〜3月期GDPもマイナスが予想されており、今年一杯の回復は難しいとの予想も出されています。
そんな中、政府与党からH21年度補正予算の話が出ましたが、野党がこの話に反発するのは当然です。来年度の予算編成は夏頃から年末にかけて組まれますが、その段階でも景気の落ち込みは実感できており、本予算に景気対策分を組み込めなかった、これは政権の失態でもあります。
来年度成長率0%を目指す政権が、成長戦略に2次補正や本予算で足りる、だから今審議しているのです。つまりこれは法案や予算案作成とその提出時期、それと景気の落ち込みがリンクしていないことを示しています。予測できなかったというのは簡単ですが、その対策の当の本人が泥酔したまま記者会見をしているなど、言語道断であり弁明の余地などありません。
そして、特に問題があるのは道路建設などの公共工事と環境、福祉という即効性のない、寄与度が低いとされる対策にこの補正が使われそうだということです。今、世界は負のスパイラルに陥っており、消費減少に伴う設備過剰感からのリストラ、それによる内需低迷と税収減による財政負担への圧迫、これが世界の経済規模を一気に縮める要因になっています。
今必要なことは安定した就労環境の確保であり、一時的な内容では意味がありません。例えば、やるべきは住宅減税ではなく小規模からの住宅補修、改修費用に国の負担分を増やすなど、個人も国も応分の負担を伴いながら全体としての消費拡大を促すなどの諸施策です。
消費マインドが低下した今、高負担の支出を促そうとしても難しい。小口でも国民が負担しても良い、そう感じる施策をどう国が仕向けていくのか、それが試されています。2兆円の使い道も同様ですが、H21年度補正にしろ、国が打ち出す策に効果が見出せない以上、この不況は戦後最悪、最長のものとなってしまう公算が、益々高まってしまうのでしょうね。
★いまの日本が悪いのではなく、いまの政権が悪い、としか思えない体たらくぶりを見せている麻生アホ政権。
政策はダッチロール状態で、基調を含めて乗務員も最低最悪。
まあ昔からこんなものと思えば腹も立たない――わけがないわな。
日本という国の歴史を振り返ると、とんでもない非常時に、とんでもない連中がトップに付いてる確率が高いように思えて仕方がない。
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