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ビル・ゲイツが開発したとされるパソコンOSのウィンドウズ、しかし、その普及過程を見ると、多くの不思議なことが起っている。その最大なものが、IBM製のOSであるOS/2ワープになぜウィンドウズが勝てたのかだ。OS/2は、ウィンドウズ同様、画面と会話して操作することのできるグラフィカルユーザーインターフェイスを持ち、1995年時点では、多くのソフトウェアハウスもOS/2向けの業務プログラムを主に作っていた。それが、ウィンドウズ95の登場が非常に派手にマスコミにより取り上げられ、一年もしないうちに、IBM自体が、OS/2のインストールマシンの販売を止めてしまうのだ。ロータスと言う今のオフィイスと同じように表計算とワープロ、プレゼンテーションができるソフトがOS/2用に出来ていて、非常に使いやすいものだった。だから、どう見ても、OS/2にウィンドウズが勝つとは思えなかった。
そして、ウィンドウズ登場以来、既に20年ほどが経っているが、未だに、その中核プログラム部分はソースプログラムを公開していない。2000年ごろから、ウィンドウズプログラムのソースを公開するという話が出ていたが、メーカーや一般に公開されているものは、未だに、インターフェイス部分であり、OSの中核プログラムのソースプログラムは非公開のままだ。
リナックスと言うオープンソースのOSが一時期かなり話題になっていたが、最近はほとんどマスコミでも取り上げられない。
そもそも、インターネットが全くの無償で世界中に広まっていること自体がある意味非常に不自然だ。アメリカは特許ビジネスに非常に熱心で、例えば、遺伝子関連の特許は強欲とも言えるほどに積極的に取得している。インターネット関連で成功した若い実業家がかなりいるが、パソコン通信の時代から見れば、googleにしてもYahooにしても、そう言ったものが今後必要になると言うことは比較的簡単に予見できるものであったはずだ。
また、インターネット上で使われるハンドルネームと言うシステムも非常におかしなもので、自分の正体を全く明かさずにどんなことでも書いていくことができるというのは、本来、非常に無責任な書きこみを許してしまうだけでなく、第3者の成りすましを可能にするシステムであり、その意味で、世論コントロールの道具として考えられたものではないかと思える。
つまり、現在のインターネットの隆盛は、あらかじめ予定され、様々な形でコントロールされた過程を経て出来上がったもののように思えるのだ。
そこまで考えれば、ビル・ゲイツによるマイクロソフト社の成功も、決して彼の独創的なアイデアによるものではなくて、アメリカをはじめとした幾つかの西側先進国の世界戦略に基づいたものであると考えるのが自然だと感じる。
そもそも、テレビの初期の基本特許はアメリカが持っている。また、日本にテレビ放送を持ち込んだのも、アメリカの対共産圏防衛戦略の一環の動きだった。Vision of America 構想というもので、それを受けて、日本では正力松太郎が日本テレビを設立するのだ。
テレビがそう言った思惑の元に世界に広まったのなら、それより後のインターネットがそう言った思惑の影響を受けていないはずがない。テレビで基本特許を取ったのにインターネットで基本特許をとらないというのはそれなりのねらいがあってのことのはずだ。
インターネット、そしてパソコンの普及は、そう言った思惑の上に成り立っているものであり、今後、様々な形で、世論コントロールがされていくのだろうと思う。
だから、少なくとも、パソコンのOSは、ウィンドウズではなく、国産化したものを使うようにしたらどうかと思う。
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