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【小泉元首相による麻生首相批判のあいさつ全文】「総理が前から鉄砲を撃っているんじゃないか」
小泉純一郎元首相が12日、自民党本部で開かれた「郵政民営化を堅持し推進する集い」の幹事会で、麻生太郎首相の郵政民営化発言を批判するなどしたあいさつの内容の全文は以下の通り。
◇
私は最近の総理の発言について、怒るというよりも、笑っちゃうくらい、ただただあきれているところなんです。一昨日も総理から話がしたいということで電話で話をしたんですが、そのときに、たまたま小野次郎代議士のブログに「総理それはないでしょう」というのを読んでいたんです。もう一つ、世耕(弘成)参院議員の「それをいっちゃあおしめえよ」。だからね、総理にね、「こういう意見が耳に入っていないでしょうから、官邸にこの小野次郎さんの文章と世耕さんの文章をファクスで送るから、よく読んでおいてくれ」と言っておきました。
大体、総理の方針とか、執行部の方針に批判的な意見を若手が出すとね。執行部からは、「後ろから鉄砲を撃つな」という押さえ込みがかかる。最近の状況はね、「総理が前から、これから戦おうとしている人たちに鉄砲を撃っているんじゃないか、発言は気をつけてくれ」とよく言っておきました。
私についてもね、「常識の通じない男」だとか、「奇人変人」とか言っているようだけど、私は自分では常識をわきまえている普通の人だと思っているんです。これから皆さん、遅くとも9月までには選挙を迎えて戦わなければならない。自民党がどうなっちゃうかみんな心配しています。私もたまには非常識なことをするかもしれませんけれども、大体、政治においては常識的な路線というところに持っていくために、よく、話し合うことが必要だと思っています。これからも、衆院の発議権と参院の発議権が違う場合が起こるかもしれません。そういうことを考えますとね、今、政局より政策優先だという国民の声が強い。だから衆院の意見と参院の意見が違ったら、どういう政策ならば、対策ならば国民の納得ができる案を(できるのか)よく協議してもいいのではないかと私は思っています。
定額給付金の発言についてね、総理は「さもしい」とか「自分はもらわない」とか、いろいろといっていますけどね。この問題についても、私は本当にこの法案が3分の2を使ってでも成立させなければならんような法案とは思っていないんです。もう私は次の選挙では引退表明していますから、あまり多くのことはいいませんが、「あのとき賛成したけれども、実はそうではなかったんだ」と言いたくないから、この定額給付金についてはもっと参院の意見と調整して、妥当な結論を出してほしいなと思っている。
これから皆さんは、選挙を目前にして戦わなければならないし、国民の理解を求めなければならない大事な時期ですよ。ぜひとも9月までには国民に信を問わなければならないのですから、政治で一番大事なのは信頼感。特に総理、総理の発言は信頼がなきゃ選挙は戦えないんです。信頼が大事だということを肝に銘じて、何とか難局を切り抜けるように皆さんと一緒に良い知恵を出していきたいと思い、今日は意見を聞かせてもらおうと思った。
(2009年02月12日 産経新聞)
今の今まで、政局にも政策にも殆ど興味らしいものを示さず、達観した隠居老人のような立場でモノを喋っていた小泉チョン一郎が、ここまで激情を交えてくるとは、確実に、かなりの焦りを感じているという事かね。
クーデターは、確実に、そして順調に進んでいるようで、実にメシウマ。
麻生総理の発言もそうだけど、それよりも、例の「かんぽの宿問題」がデカいのだろうな。
カスゴミの連中が、麻生総理の郵政民営化に対する「当時、反対だった」という発言、郵政民営化の見直しの気運、かんぽの宿の問題、そして、今回の小泉の発言を、明らかに意図的に、交えて話さないようにしている事からも、それは明白だと言えるだろう。
これらの問題は、明らかに一つの線上にある問題であり、交えつつ話を進めるのが常道かつ正道である筈にも関わらず、頑なに、一つ一つを別の問題としてしか語りたがらないなんて、異常にも程がある。
カスゴミに多少なりとものジャーナリズム魂というものがあるのなら、このかんぽの宿問題に小泉とケケ中がどれくらい関わっていたのか、その辺りを徹底的に洗ってなんぼの筈なのに、そんな兆候は全く見られない。
それどころか、こんなカタチで小泉の発言を取り上げ、郵政民営化見直しの気運が強まったりしないよう、釘を刺したりまでする始末。
征倭会御用新聞である惨景珍聞は、この小泉発言全文の他にも、こんな記事まで書いている。
小泉流「首相批判」 党内に激震
自民党の小泉純一郎元首相は12日夕、郵政民営化をめぐる麻生太郎首相の発言への批判にとどまらず、その成否に政権の命運がかかっている定額給付金の衆院再議決に批判的な考えを示したことで、自民党内には衝撃が走っている。
「最近の総理の発言に、怒るというよりも、笑っちゃうぐらい呆れている」
小泉氏は12日夕、「郵政民営化を堅持し推進する集い」の世話人会の冒頭、詰めかけた報道各社のカメラや記者らが固唾をのんで見守る中、麻生首相の痛烈な批判を始めた。
次期衆院選に出馬せず政界を引退すると表明している小泉氏だが、今なお各種世論調査で、「首相にふさわしい政治家」の1位か2位につける。世論への影響力は他の自民党議員の誰よりも大きい。
麻生首相も、郵政民営化をライフワークとした小泉氏を怒らせる危険性は分かっていた。10日夜には小泉氏に電話し、郵政見直し発言について釈明した。だがこれは、首相が望んだ会談を小泉氏が断り、電話会談となったものだった。
「これから(衆院選を)戦おうという人たちに、総理が前から鉄砲を撃っているんじゃないか。発言に気をつけてくれ、とよく言っておきました」
小泉氏は会合で、首相との電話会談の中身も“暴露”した。さらに、「小野次郎衆院議員や世耕弘成参院議員のブログで『総理それはないでしょう』などとあるのが耳に入っていないでしょう。官邸にファクスするからよく読んでおいてくれ」と、ファクスまで送ったことも明らかにした。
同席した中川秀直元幹事長、武部勤元幹事長、石原伸晃幹事長代理、小池百合子元防衛相らは、うなづきながら小泉氏の演説に聞き入っていた。
「9月までには国民に信を問わなければならない。政治で一番大事なのは信頼感だ。総理の発言に信頼がなきゃ選挙は戦えないと肝に銘じてほしい。難局を切り抜けるよう皆さんと一緒によい知恵を出していきたい」
会合で小泉氏は首相の発言が、衆院選にマイナスとなっているとの認識を強調した。
内閣支持率の低迷と、首相の失言にあえぐ自民党議員の中に出てきた「麻生首相では選挙で党が壊滅してしまう」(党4役経験者)との不満を代弁した形だ。
小泉氏は会合で「何でもかんでも3分の2(衆院再議決)を使うのはいかがなものか」と繰り返した。
平成17年の郵政解散で小泉氏が得た自民党の“三百議席”がなければ衆院の再議決はできない。にもかかわらず、郵政民営化の「根幹である4分社化」(武部氏)を否定するかのような言動をした麻生首相が、定額給付金で再議決を使うことに小泉氏が反発したともいえそうだ。
小泉氏は首相当時、小派閥の幹部だった首相を党政調会長、総務相、外相に起用し続け、「首相候補に押し上げた」(町村派関係者)いきさつもある。
平成17年8月、衆院解散を決める閣議の前、小泉首相(当時)は、別室に総務相だった麻生首相を呼び入れ、「麻生さん、まさか明智光秀にならないだろうね」と念を押した因縁深い関係でもある。
「奇人の逆鱗に触れちゃったな! 強烈なパンチだよ。首相はこのところ、郵政民営化は失敗だ、地方分権の三位一体は失敗だと小泉改革を否定しまくったからなあ」
公明党幹部は12日夜、こう言って天を仰いだ。
(2009年02月12日 産経新聞)
本当に、異常な肩入れだとしか言えないね。
惨景以外の各社にしても、ここまであからさまな肩入れはしてはいないものの、連中がどの方向を向いているのか、誰の味方をしようとしているのか、郵政をどうしたいのか、小さじ一杯の脳味噌があれば分かる事だ。
植草教授は、自身のブログにて、かんぽの宿問題をこう断じている。
「郵便」と「郵便局」を「日本郵政」にぶら下げて株式を上場させた上で、いずれ時期を見定めて「郵便」を切り離す。「郵便」を切り離した「日本郵政」はもはや「日本地所」である。外国資本は安い価格の「日本郵政」を買い取り、高い価格の「日本地所」を売り抜けるのだ。また、株式会社運営の下での透明性のない事業活動によって、今回の「かんぽの宿」売却のようなディールを展開する。
これが「郵政利権化」のシナリオであると考えられる。
(植草一秀の『知られざる真実』より)
カスゴミが本当に反自民の集団であるというのならば、何故にこれ程、自民党のアイデンティティさえも揺るがしかねない、カイカク詐欺を告発しないのか。
自称「めでぃありてらしぃ」に溢れている酷死や哀酷者の人達も、少しは考えてみればどうかと思う。
連中は、靖国や在日問題などで政府を批判するような事はしても、小泉そのものを、そしてカイカクを否定した事は、小泉政権が発足してから今の今まで、一度だって無いのだ。
バカでなければ、カイカクを希求しているのがどういう勢力なのか、朧げでも見えてくるだろう。
http://restororation.blog37.fc2.com/blog-entry-1580.html
金に相当詰まっているのかもしれない?
りそなの時と違っていることぐらい、容易にわかり「かんぽの宿」売却が
通らないことぐらいわかりそうなものだが。
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