★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK58 > 1038.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/384d59654530c6ae51bfa63cdc5fb63e
気がついたら『どこどこ日記』の連日の記事が「かんぽの宿一括売却問題」となっている。あまりに多いので、今日は「かんぽの宿・郵政民営化」というカテゴリーにまとめておいた。それにしても、政治の場での「真相究明」の作業にブログが新たな手段として機能し始めている。TBを受けた記事は極力読んでいるのでよろしくお願いします。 さて、今朝はテレビをつけたら竹中平蔵らしき人が画面に現れて、「国会で社長を呼ぶなんて業務妨害だ」などと息巻いていた。日本郵政のオリックスへの一括売却問題の形勢が悪化してきたので、「問題ありません。これが改革です」とPRしようということなのか。05年の郵政選挙の甘い記憶がそうさせるのか、あまりに苛立ち焦っているように見えたので、その理由を聞きたくなった。 日本郵政の「競争入札」のインチキぶりは、すでに日本郵政自身が「自白」しているのである。最終入札締め切り後に物件を変更したり、「架空の入札額を創作」した段階ですでにアウトなのだ。そのことを日本郵政が説明した資料をみると疑問だらけになる。2月9日に日本郵政が記者配布した資料を見てみよう。 「かんぽの宿等」事業の譲渡について(日本郵政) 平成20年10月31日に第2次提案のあったオリックス不動産とB社に大使、11月20日に次の点を申し入れた。 @世田谷レクセンターを譲渡対象から外すこと オリックス不動産からは平成20年12月3日に新たな提示あり。B社には重ねて申し入れを行ったが、新たな提示なし。 B社については、平成20年10月31日時点の提案をもとに、世田谷レクセンターの評価額を差し引く等、オリックス不動産による新提示と前提条件を整え、両者を比較。 オリックス不動産(平成20年10月31日) 事業評価額 125億円 株式価値 105億2200万円 ↓ 平成20年12月3日 事業評価額 119億4000万円 株式価値 108億8860万円 B社(平成20年10月31日) 事業評価額 105億5000万円 株式価値 105億5500万円 ↓ 事業評価額 105億5000万円 株式価値 85億7200万円 ↓ 事業評価額 72億円 株式価値 61億4600万円
@なぜ、世田谷レクセンターを外したのにわずかだがオリックス不動産の評価額があがったのか。 実は他にもいくつかあるが、最後のB社の「61億4600万円」は日本郵政によって創作された数字である。これが、1年間で1億2千万円をメリルリンチに支払って、また成功報酬6億円の譲渡交渉の最終場面かと思うと首を傾げざるをえない。今週末か来週始めには、この不思議な数字の謎解きも果たされるに違いない。 |
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK58掲示板
フォローアップ: