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(回答先: 憲法25条を守ろう!オリンピックのための9000億円の行き先 by Rolling Bean 投稿者 ヤマボウシ 日時 2009 年 2 月 11 日 07:08:17)
オリンピックと政治の関係について、実に多くの議論が行われているが、その殆んどがオリンピックについての基本的な知識と理解にかけているのは、オリンピックを観衆の立場から眺めているためだと思われる。その点では選手だっただけでなく役員までやって、内部事情に精通していたのに、それについて書いたものが、札幌大会の時から三十年近く封印されてしまったが、長野大会の時に日本で出版されたという『オリンピアン」幻想』という本がある。
アマゾンの書評にあるように、その体験談は若者に有意義だろうが、石原慎太郎都知事が新しい利権と人気稼ぎのために、9000億円も費やそうとしていることの背景を知る上でこの本の持つ情報は凄く役立つ。
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
感動的な青年の生きざまを描いた稀有の書, 2006/4/13
By 大雪山の仙人 (札幌市) - レビューをすべて見る
留学生時代の体験記としては破格な内容だ。勉強の他にアルプスの山に登っただけでなく、オリンピックの選手や役員を務めたり、市民活動に参加したりして、若者のエネルギーを上手に燃焼しているのは見事だ。私が住む札幌市のためにも活躍しており、札幌五輪大会のカゲの貢献者だと知って、札幌中の市営図書館に備えるように提案するが、常識のない建築家と借金を返さなかったという、札幌から行った人の話は恥ずかしいと感じた。でもこういう留学体験をした人がいることは、日本の青年にとって参考になるし、誇りに思って良いのではなかろうか。これから日本の若者が海外に留学して、その経験を日本に持ち帰って役立てる上で、著者の生き方は大いに参考になる。だから、沢山の若者たちに本書を読むように薦めたい。表紙の腰帯に『文学界』の西永元編集長が、「『坊ちゃん』のフランス編・・・」という推薦文を書いている。私もそれを読んで成程と思い当たったのは、共に江戸っ子が主人公だからである。成程ね。流石は『文学界』の編集長たった人だけあって、言うことが実に洒落ているという印象を強くした。
差魚もって著者の著書をチェックしたら英語版が出ていて、その「まえがき」にはなぜ出版中止になったかという理由だけではなく、オリンピック精神やその政治的な利用がヒトラーによってベルリンオリンピックとなり、更に北京オリンピックとして独裁者の権力支配の道具になっていると書いてあり、「あとがき」には日本の政治の全体主義化の分析が書き込まれていて、その凄さには圧倒されてしまったほどだ。それだけではない。裏表紙には北京オリンピックについて分析して、独裁体制の中国がナチスや共産ソ連と同じ運命に支配されているので、オリンピック開催から十年以内に崩壊すると書いてあり、これはノストラダムスの預言書と同じで歴史に残る本になりそうだが、英語で書いてあるために日本人がその凄さを理解することはなさそうだという感じがする。
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/paper/olympian/index.htm
石原都知事の企むオリンピックの政治利用を阻止するためには、この本は『虎の巻』としてどうしても読む必要がありそうだと思われるのである。
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