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●日本はシャレにならない事態に…
オバマ米次期政権の駐日大使に、ハーバード大教授のジョセフ・ナイ氏(71)の起用が固まった。クリントン政権の国防次官補だった知日派で、昨年の大統領選ではオバマの外交政策の顧問を務めた政治学者だ。
かつて米軍の沖縄駐留継続を提唱したこともあるだけに、気になるのは彼の外交姿勢。どんな人物なのか。国際政治学者の浜田和幸氏が言う。
「物腰の柔らかい典型的な学者肌です。軍事力に偏らず、文化や価値観を外交に活用しようとする『ソフトパワー』を提唱したことでも知られている。軍事力を背景に突っ走るアーミテージ元国務副長官と対のセットとなり、バランスを取りながら対日政策にかかわってきました。相手国の歴史や国民性も配慮して外交に臨むタイプのため、日本の外交関係者からの評判は上々ですよ」
政権発足前に駐日大使が選ばれるのは異例のことだから、日本のマスコミは「対日関係重視」と報じている。オバマの本当の狙いは何なのか。
「米国がいま最も必要としているのは、言うまでもなくお金です。オバマ次期政権は、イラクやアフガン政策をはじめ、失業問題、経営危機のビッグスリーなど、発足当初から難問山積。何とか日本からカネや技術、雇用を引き出そうと考えている。ナイ氏の大使起用はまさに人選の妙。なにしろ、ハーバード大に留学した日本の外務官僚は、ほとんどが彼に学んでいる。政治家でも林芳正前防衛相ら多くの人が世話になっています。オバマ氏が彼を対日外交の窓口に選んだのは、そうした理由もあるからでしょう」(浜田和幸氏=前出)
ナイ氏に無心されたら、みんな「ない」とは言えないらしい。
(日刊ゲンダイ2009年1月9日掲載)
2009/1/12 10:00 更新
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