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http://news.livedoor.com/article/detail/3971078/
厚労省、高級官僚の“反乱”
2009年01月11日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
●舛添大臣どうするの?
ボンクラ官僚ばかりじゃなかった!? 厚労省広島労働局の落合淳一局長が、連合広島主催の旗開きのあいさつで、見直し論が噴出している労働者派遣法について「(改正を)止められず申し訳なかった」と謝罪したのだ。
行政実務のトップが、現行制度の誤りを認めるような発言は異例中の異例だ。
発言があったのは6日。400人の出席者を前に、来賓あいさつに立った落合局長は、“ハケン切り”の温床とされる製造業への労働者派遣が認められた04年の改正派遣法に触れ、「もともと問題があると思っていた。誰かが職を辞してでも止められなかったことを謝りたい」と持論を展開。さらに、派遣労働者の契約打ち切りが相次いでいることに対しても「法律違反で、あってはならない」と踏み込んだ。
「来賓には知事や市長ら与党支持の政治家もゴロゴロいた。そんな中で、政権の無策ぶりを批判した内容の発言だからビックリした」(出席者)
連合広島は「広島労働局はいち早く雇用対策を始めており、評価している」(国近匠事務局長)と絶賛だが、落合局長とは一体何者なのか。
広島労働局は「局長の素性は個人情報のため答えない」(総務部)と素っ気ないが、関係者によると、落合局長は広島出身。旧労働省に入省し、広報室長や福祉課長、賃金時間課長などのキャリアを積んできた。労働政策のシンクタンク「独立行政法人労働政策研究・研修機構」の副校長から、06年6月、広島労働局長に就任した。
「キャリア官僚にありがちな事なかれ主義ではなく、物事の本質をズバズバ言うタイプ。労基法違反スレスレの企業にはどんどん苦言を言うし、過去には障害者雇用を進めない県教委に対しても『認識不足だ』と迫ったことがある」(関係者)
「個人的には、製造業にまで派遣労働を適用するのはいかがかと思う」と言った舛添厚労相、彼を次官にでも引き上げたら……。
(日刊ゲンダイ2009年1月8日掲載)
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