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2009-01-09 23:18:56 定額給付金の受け取りをめぐって麻生首相の説明が二転三転、ぐらつきっぱなし。 ⇒ 世論調査でも定額給付金の支給に7割以上の人が反対。 ⇒ 【FNN合同世論調査】定額給付金は約8割が「ばらまき」と批判 だがここに、圧倒的に不人気で景気浮揚策としても効果が薄いといわれる定額給付金を躍起になって宣伝しまくっている政党がある。言わずと知れた公明党だ。北側一雄・公明党幹事長は1月8日の衆院予算委員会で公明新聞記事にある藤井英雄・日本総研調査部長コメント(「所得や雇用環境が悪化していることから、給付金はほぼ全額が消費に回る」)を引用し、「定額給付金に効果がないというのは間違いだ」と主張した。 ⇒ 定額給付金 ほぼ全額消費に回る(公明新聞:2008年11月14日) 定額給付金に関する質疑[要旨](公明新聞:2009年1月9日) だが、公明新聞に藤井英彦氏が寄せたコメントは一方で「定額給付金が景気を押し上げるきっかけになるかというと2兆円規模では足りない」と指摘しているのだ。しかも当の藤井氏が毎日新聞に寄せたコメントはこうなっている。 ⇒ 2兆円あったら:/上 安心して産みたい(2/3ページ) その上、日本総研のHOMEページにある12月4日付の「政策観測」には、雇用危機の対策として職業訓練や就職支援、中小企業支援等が必要として、財源について次のように述べられている。 ⇒ 「効果が疑問視され、批判も多い2兆円の『定額給付金』を取り下げ、『雇用安定化対策基金』としてプールし、当面必要となる資金を手当てすることを提案したい。この『雇用安定化対策基金』は、将来的には一定額の政府拠出・雇用保険二事業からの拠出により、セーフティーネットが不十分な非正規労働者に対し、失業保険給付機能・教育訓練給付機能を持つ常設基金として制度化させることも一考に値しよう。」 ここまで読ば日本総研の藤井英彦調査部長が「定額給付金」をどう考えているかは明瞭だろう。藤井氏は公明新聞へのコメントで「定額給付金の効果をゼロだ」とは言っていないだけではないか!公明党はそこだけを取り出して針小棒大に宣伝し利用しているのだ。藤井氏は実は「定額給付金」に充てる財源をもっと有効利用すべきだと言っている。 公金を合法的に選挙買収資金にしようとする公明党のもくろみは、所詮合理化しようとしてもし切れない世迷い事に過ぎないのだ。 何だかだと書いているうちにこんなニュースも入ってきた。 自民党の細田博之幹事長は9日午前、都内のホテルで開かれた公明党都本部の新春交歓会であいさつし、「(定額給付金を)閣僚ももらって地元で使って少しでも景気、振興に使おうという提案が(同党から)あってわれわれも賛成した」と述べたという。 道理で我も我もと「定額給付金をもらう」と閣僚が言い始め、麻生首相の説明が二転三転したわけだ。
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10190236622.html から転載。
gataro-cloneの投稿
ばらまき「定額給付金」の本質を隠し、合理化に躍起となる公明党
テーマ:麻生政権への批評
◇人づくりに投資、失業者生まぬ仕掛けを
日本総研調査部長でチーフエコノミストの藤井英彦さんに聞いた−−。
将来を見据え、何に投資すべきか。1人1万2000円の給付でないことは確かだ。
(以下略)
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