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自民、造反封じに躍起=渡辺氏への同調警戒−2次補正採決
定額給付金が盛られた2008年度第2次補正予算案と関連法案の衆院本会議での採決で、自民党執行部が「造反」封じに躍起となっている。定額給付金の撤回を求める渡辺喜美元行政改革担当相は採決で反対する見通しだが、執行部は同調者を一人でも出さない方針で、締め付けを図っている。
「小泉純一郎元首相は小選挙区制に反対だったけど、いろいろあって賛成した。いろいろあるんだよ」。細田博之幹事長は9日午後、党本部の幹事長室を訪れた柴山昌彦氏に対し、1994年の政治改革関連法案を引き合いに出し、こう言い聞かせた。
柴山氏は「政策も人脈も渡辺氏に近い」(関係者)と指摘されるが、2次補正には反対しないと確約。細田氏も胸をなで下ろした。細田氏は8日には、副幹事長を通じて各派に、造反防止を徹底するよう指示した。
また、党執行部は定額給付金の仕組みなどを分かりやすく解説した冊子を作成し、所属国会議員と各都道府県連に配布した。冊子には、生活対策や景気対策としての定額給付金の意義を明記。民主党が提唱する「給付金付き税額控除」も「定額給付金と趣旨を同じくするもの」と指摘するなど、有権者への説明や、野党に反論するマニュアルとして役立てるよう求めている。
ただ、自民党の江崎洋一郎氏が衆院財務金融委員会の与党理事懇談会で「給付金の一部を雇用対策に使えないか」と発言するなど、党内に給付金に根強い不満を持つ議員がいるのも事実。党幹部は「造反者は渡辺氏以外にいない」と見ているが、複数出てくれば「民主党に勢いを与える」と警戒している。(了)
(2009/01/09-21:24)
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