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景気減退のなかで利益ばかり考えて労賃カットで乗り切ろうとするだけでは、
国民から嫌われて消滅至る事を考えなければならない筈だ。
戦前日本の戦時体制において軍事花形産業だった航空機製造会社がどうなったかを事例として見るといいだろう。
戦前日本の航空機産業は、勿論壊滅したのであるが、実は戦後の経済復興に大いに寄与したのである。
しかし、企業そのものは一時的に壊滅状態となりその多くは自動車産業に復活した。
中島航空機…スバル自動車
川崎航空機…川重車体と川崎航空機
川西航空機…プリンス自動車(後に日産自動車に買収さる)と新明和工業
三菱航空機…三菱自動車
この様な訳で、軍の威光で飛ぶ鳥を落とす勢いの花形産業は潰れて、長い低迷を経て自動車産業に復活したが、既に一位・二位を争う場所を得るには余りに出遅れた。
キャノンやトヨタが叩かれている。
彼らのトップが余りに時代遅れの頭の持ち主だから右往左往するだけだろう。
米国の自動車ビッグ・スリーの有様を対岸の火事として見ていることは本当はできない筈なのだ。
国民に嫌われた企業は御仕舞いだぞ。
技術はどこでも持っている。経営力を持った者も幾らでも居る。
大企業が倒れても困る事は無い。需要があれば、幾つかの小企業が穴埋めをして大企業に成長してゆくだろう。日本の潜在力はこの様に大きいのだ。
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