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2008年12月30日 (火)
アメリカ、拒否権で国連の反イスラエル決議案を阻止
2008年12月28日 "Press TV"
国連安全保障理事会は、アメリカ合州国による干渉のおかげで、ガザに対するイスラエルの攻撃を終わらせることができなかった。日曜日、ワシントンはまたもや拒否権を使い、現行の大規模なイスラエルのガザ攻撃停止を要求する決議案を阻止した。
安全保障理事会は、かろうじて、イスラエルに対し、包囲された地域に対するイスラエルの全軍事活動を自発的に即座停止するよう要求する「法的拘束力を持たない」声明を発表したにすぎない。
この声明は、日曜日に、イスラエルがガザに対し新たな空爆を開始し、少なくとも6人を殺害した時点に発表された。土曜日の同様な攻撃では少なくとも230人が殺害され、800人が負傷した。パレスチナ人死者の数は、これまでに271人にのぼっている。
安全保障理事会は、当事者に対し、当該地域における人道的な危機に対処するよう求めたが、イスラエルの空爆は非難しなかった。
クロアチアのネヴェン・ジュリカ国連大使が、15人の委員を代表し「あらゆる暴力の即時停止を要求し」、 当事者に「即座にあらゆる軍事活動を停止する」ことを求める、法的拘束力を持たない声明を読み上げた。
「安全保障理事会の諸メンバーは、ガザにおける状況の激化に対し、深刻な懸念を表明した」と安全保障理事会議長として彼は述べた。
安全保障理事会は、ガザにおける深刻な人道的、および経済的な需要に対処し、医療と、食糧や燃料の継続的な供給を確保するため、ガザに通じる国境の開放も要求した。
国連安全保障理事会のアメリカ代表、ザルメイ・ハリルザドは、イスラエルの動きを、テルアビブには自己防衛の権利があるとして擁護した。
「あらゆる無辜の命を悼みます」と彼は述べ、ハマースのロケット弾がこの状況の導火線になったと付け加えた。
ガザのパレスチナ人戦士たちは、イスラエルによる彼等に対する毎日の攻撃への報復として、イスラエルにロケット弾を撃ち込むのだと語っている。最先端のイスラエル兵器や弾薬とは異なり、自家製のカッサム・ロケット弾が死傷者をもたらすことは稀だ。
1972年以来、イスラエルの断固たる同盟国アメリカは、安全保障理事会で要求された、40以上の反イスラエル決議案に拒否権を行使してきた。
2004年以降、ワシントンは、テルアビブに、ガザにおける作戦の停止を求める他の四決議案の採択を阻止してきた。
記事原文のurl:www.presstv.com/detail.aspx?id=79727§ionid=351020202
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