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『 天命が選ぶのは麻生首相か小沢代表か 』
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国民の生命や財産を護り、国家の存立と発展を実現する責任を持つのが“政治”
である。その政治を最終的にコントロールするのは誰か。平成20年の最後の講
座にあたり、これを考えてみよう。
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『 最終的に政治をコントロールするのは 』
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日本国憲法は「国権の最高機関」を「国会」と規定している(憲法41条)。
日本では建前として国会を構成する国会議員と、国会から指名される内閣総理大
臣が、政治を最終的に決定することになっている。国会で多数を持っている政権
の意思が政治の中心となる。
国会事務局で33年間、参院議員12年間の45年間、永田町という修羅場で生
きてきた私からいえば、最終的に政治をコントロールするのは、人知でないとい
うことを申し上げておきたい。驚く方もいるかと思うが、これが私の体験的実感
である。西洋流の思想価値観によれば「人間は万物の霊長」であり、人知が全て
に優るということになる。私はそうは思わない。その人知を超えた大きな力の存
在を感じる。
週刊文春の12月18日号は、『「最後の将軍」麻生太郎』を特集している。そ
こで麻生首相を幕府最後の将軍徳川慶喜になぞらえている。時勢という魔物に勝
てない麻生政治に、私は次のようにコメントした。同誌から転載しておこう。
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『 天命は麻生首相に味方したはずだった 』
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麻生氏を知る平野貞夫元参院議員は、
「天命は麻生首相に味方したはずだった」と言う。
「麻生首相が予定通り、10月3日に解散し、総選挙を11月2日に断行したと
しましょう。その間の10月16日に異常な株安と円高が発生し、経済危機とな
った。これこそ本来はチャンスだった。首相は直ちに参院の緊急集会を開いて国
民生活安定法案を提出する。解散中だから一院制となり、民主党は参院で法案を
拒めば、国民の反発を食らい衆院選で勝てません。賛成して成立しても、麻生首
相の手柄となり、自民の圧勝となったはず。天命は麻生有利に動いていた。天命
とは状勢です。これは人知を超えたものであり、一人の考えでは考えられない。
政治判断であり、これを麻生首相は見誤った」
というものである。私の真意と若干のズレがあるが、細かいことはいわない。
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『 天命のレセプター 』
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民主政治とは、国民有権者が選挙で代表者を選び、政治の実権を信託することで
行われる。有権者の投票という行為は、単に氏名や党名を書くことではない。有
権者の思いや情念を投票用紙に書き込むことになる。それが最終的に結集された
のが、日本では内閣総理大臣という権力者である。そこには人間の情念が集約化
し、宇宙的な天命としての人知を超えた機能を果たすことになる。
天命は、さまざまな霊的情報を人間に発信している。問題はそれぞれの立場の人
間が、それをレセプト・受け取る感性があるか、どうかにある。人間の情念を宇
宙的に集約した天命は、人間のたいがいの行動を許容するが、宇宙の法則、憲政
の常道、人間の常識を著しく冒涜した行動には、厳しい罰を果たすものである。
首相が漢字を読めなくてもよい。しっかりと天命のレセプターであれば、名首相
となることができる。安倍・福田・麻生と3人の政治家が、たらい回しで首相と
いう最高権力の地位につきながら、宇宙や天命の法則を無視して、国民に主権を
大政奉還せず、権力を私物化している。これを続けるなら麻生首相だけでなく、
麻生首相を創り、支えている自民党や公明党さらにその支持者に大きなペナルテ
ィが待ちかまえている。
それと対象に、平成元年以来20年間、日本を改革することに生命を投げ打って
きた民主党代表の小沢一郎は、天命が与えた試練の中で生きてきた。来年には必
ず衆院総選挙がある。天命はいかなる判断を下すか。
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