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http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008122501000884.html
厚生労働省が２００９年度中の実施を目指す全国のハローワーク（公共職業安定所）の再編計画が２５日、明らかになった。美唄出張所（北海道美唄市）や熱海分室（静岡県熱海市）など全国５カ所のハローワークを廃止するほか、岐阜八幡（岐阜県郡上市）を本所から出張所に降格する。
世界的な景気後退で非正規労働者を中心に人員削減の動きが広がり、雇用不安が高まっている。職業紹介や失業給付、求人開拓などを担当するハローワークの役割は高まっており、廃止対象となった地域では反発が強まりそうだ。
再編はハローワークの廃止や降格で、働く公務員の数を減らし、経費を削減するのが狙い。０７年度の１３カ所、０８年度の２６カ所に続く廃止により０９年度末のハローワーク（出張所、分室を含む）の数は、全国で５４５カ所となる。
０９年度に廃止が計画されているのは美唄出張所と熱海分室のほか、深川労働出張所（東京都）、千本労働分室（京都市）、二条労働分室（同）。労働出張所や労働分室は、日雇い労働者を対象に職業紹介などを実施している。
出張所や分室は廃止に伴い、業務を近くのハローワークに移す。地元の要望があれば、自治体と協力して職業紹介機能を残すことを検討する。
2008/12/26 02:05 【共同通信】
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