<■529行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> 小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見 令和 3 年 4 月 14 日 日本眼科学 会 日本眼科医 会 日本近視学 会 日本弱視斜視学会 日本小児眼科学会 日本視能訓練士協会 https://www.gankaikai.or.jp/info/20210414_bluelight.pdfブルーライトは可視光線の一部(波長 380〜495nm 前後の青色成分)であり、太陽光や 電球から出る光に含まれています。近年、デジタル機器の普及に伴い、液晶画面から発せ られるブルーライトについての議論が盛んになってきました。その中で、小児にブルーラ イトカット眼鏡を装用させることを推奨する動きが一部にありますが、我々は以下の科学 的観点からそれを危惧するものであります。 現在、一般に販売されているブルーライトカット眼鏡は、デジタル端末使用時の睡眠障 害や眼精疲労の軽減、また眼球への障害を予防すると謳っています。このうち、いわゆる 体内時計とブルーライトの関係についてはいくつかの論文があり、夜遅くまでデジタル端 末の強い光を浴びると、睡眠障害をきたす恐れが指摘されています。従って、夕方以降に ブルーライトをカットすることには、一定の効果が見込まれる可能性はあります。しかし ながら、その他の点はエビデンスに乏しく、いくつかの問題点があります。 @デジタル端末の液晶画面から発せられるブルーライトは、曇天や窓越しの自然光よりも 少なく*1、網膜に障害を生じることはないレベルであり、いたずらにブルーライトを恐れ る必要はないと報告されています*2。 A小児にとって太陽光は、心身の発育に好影響を与えるものです。なかでも十分な太陽光 を浴びない場合、小児の近視進行のリスクが高まります*3。ブルーライトカット眼鏡の装 用は、ブルーライトの曝露自体よりも有害である可能性が否定できません*4。 B最新の米国一流科学誌に掲載されたランダム化比較試験では、ブルーライトカット眼鏡 には眼精疲労を軽減する効果が全くないと報告されています*5。 C体内時計を考慮した場合、就寝前ならともかく、日中にブルーライトカット眼鏡をあえ て装用する有用性は根拠に欠けます。産業衛生分野では、日中の仕事は窓ぎわの明るい環 境下で行うことが奨められています*6。 以上から、小児にブルーライトカット眼鏡の装用を推奨する根拠はなく、むしろブルーライトカット眼鏡装用は発育に悪影響を与えかねません。偏りのない情報と充分な科学的根拠に基づいて、小児の目の健康を守って頂くことを願います。
【米国眼科アカデミーのブルーライトに関する Q&A】 ブルーライトカット眼鏡は必要でしょうか? (原題:Are Blue Light-Blocking Glasses Worth It?) 2021 年 3 月 5 日付で米国眼科アカデミーのホームページに一般・患者向けの文書として公 開されたもの。
Q1 : デジタル機器画面からのブルーライトは目を傷めるでしょうか。 A1 : デジタル機器の画面を長時間見つめると、まばたきが減ります。まばたきの減少はと きに眼精疲労を生じます。しかし眼精疲労は画面からのライトのためではなく、デジタル 機器の使い方によるものです。目の疲れを和らげる最も良い方法は、頻繁に休憩をとっ て、画面から目を離すことです。 コンピュータのディスプレイから出る光によって目の疾患が生じることは知られていま せん。デジタル機器の画面から発する紫外線(光のうち最も目に有害な成分)の量は、検 出限界以下であると報告されています。 ただし、ブルーライトが生体の体内リズム(覚醒と睡眠のサイクル)に影響するという 報告はあります。睡眠障害の予防のために就寝時間の 2〜3 時間前からデジタル機器の使 用を控えるのが良いでしょう。機器のダークモードやナイトモードを用いることも推奨さ れます。 Q2 : ブルーライトカット眼鏡は眼精疲労を防ぐでしょうか。 A2 : 最新の研究では、ブルーライトカット眼鏡に眼精疲労を防ぐ効果は認められませんで した。ブルーライトが目に悪いという科学的根拠はありませんので、米国眼科アカデミー ではブルーライトカット眼鏡を推奨しません。 Q3 : 子供たちにブルーライトカット眼鏡が必要でしょうか。 A3 : デジタル機器を一日中使う子供たちの場合も大人と同じです。米国眼科アカデミーは ブルーライトカット眼鏡を推奨しません。目が疲れた場合には、休憩することです。 https://www.gankaikai.or.jp/info/20210414_bluelight.pdf ZoffとJINSに「ブルーライトカットは無意味?」聞いてみた…日本眼科学会の声明で 2021.04.18 https://biz-journal.jp/2021/04/post_220869.html 日本眼科学会などが連名で「小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見」との声明を発表。小児に同機能の眼鏡を推奨する動きについて、科学的な観点から懸念を表明した。 4月14日に日本眼科学会などが連名で発表した「小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見」が波紋を広げている。「パソコンやスマホから出る有害な“ブルーライト”をカットできる」との商品惹句のもと大手眼鏡量販店などが以前より販売してきた「ブルーライトカット眼鏡」に対し、医療の側から物言いが投じられたわけである。 そもそも「ブルーライトカット眼鏡」とは、人間が見ることのできる可視光線のなかで、もっとも波長が短く強いエネルギーを持つ青い光(ブルーライト)をカットする機能を持つレンズを使用した眼鏡を指す。ブルーライトは、目の中にある角膜や水晶体で吸収されることなく網膜に到達することから、他の光よりも目にダメージを与えやすいとされているほか、このブルーライトを夜間に多く浴びることで体内時計が乱れてしまうおそれがあるとも。 パソコンやスマホの液晶画面からもこの光が多く発せされることが知られており、パソコン画面を長時間見つめて仕事をせざるを得ない多くのビジネスパーソンを中心に、「眼病予防や眼精疲労を軽減できるアイテム」として人気を集めていた。 しかし4月14日、日本眼科学会や日本眼科医会など眼科系の6医療団体は共同で、「小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見」との声明を発表。小児にブルーライトカット眼鏡を装用させることを推奨する動きについて、「我々は以下の科学的観点からそれを危惧するものであります」との懸念を表明したのだ。夜間の着用により体内時計が乱れにくくなる点については一定の効果を認めつつも、眼精疲労の軽減や眼球への障害を予防するという効果については、疑問を呈したのである。 ●「小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見」 https://www.jasa-web.jp/wp/wp-content/uploads/210414_bluelight.pdf 「ブルーライトカット眼鏡に眼精疲労を軽減する効果はまったくない」との報告も この声明では、パソコンやスマホなどのデジタル端末から発せられるブルーライトは、曇天や窓越しの自然光よりも少量のため、網膜に障害を生じることはないレベルであることを説明。また、小児にとって太陽光は心身の発育に必要なものであり、十分に浴びなかった場合むしろ近視が進行するリスクが高まることから、ブルーライトがもたらすリスクよりも、それをカットするリスクのほうが大きくなる可能性を指摘した。 さらに、アメリカの科学誌「AMERICAN JOURNAL OF OPTHALMOLOGY」掲載の研究結果では、ブルーライトカット眼鏡に眼精疲労を軽減する効果はまったくないと報告されていることも紹介。「小児にブルーライトカット眼鏡の装用を推奨する根拠はなく、むしろブルーライトカット眼鏡装用は発育に悪影響を与えかねません」との警鐘を鳴らしたのである。 「何かしらの効能はある」「以前から効果は感じられなかった」とSNSでも賛否両論
この件についてはさっそくいくつかのメディアが報じるとともに、SNSでも大きな話題に。眼鏡店経営者だというあるTwitterアカウントはこの声明を取り上げ、「販売業者は過度な広告を控えましょう」と呼びかけるなどした結果、4月16日時点で約3万9000件のリツイート、約6万9000件の「いいね」を獲得。 Twitter上ではその他、「明らかに疲労感が違うし何かしらの効果はあると思う」などと声明について異を唱える声や、「いわれてみれば眼精疲労が治った感じはしなかった」などと納得する声、「ブルーライトも都市伝説なら、おれたちは何を信じればいいんだ」などと困惑する声などが飛び交っている模様だ。 Zoffを展開する株式会社インターメスティックは、今回の報道を受けての声明を公式サイトで発表している。 Zoffは「“必要以上に着用する”ことが問題ではないか」との認識が垣間見えるコメント
ではこの声明「小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見」について、実際にブルーライトカット眼鏡を販売している眼鏡量販店サイドはどう受け止めているのだろうか? 今回声明で指摘された小児用眼鏡を含めブルーライトカット眼鏡を扱っている眼鏡量販店として、Zoffを展開する株式会社インターメスティック、JINSを展開する株式会社ジンズホールディングスに、今回の声明についての見解を聞いてみた。 Zoffを展開するインターメスティックは、「小児にとって太陽光が心身の発育に欠かせないものであるという研究結果は弊社も承知しておりました」とした上で、「今回のブルーライトカット眼鏡に関する発表は、小児に対して必要以上の状況においてブルーライトカットを推奨することに対する意見と認識しております」とコメントし、あくまでも“必要以上に着用する”ことが問題ではないかと受け取れる見解を表明。 加えて、「夜間や就寝前にブルーライトをカットすることには、一定の効果が見込まれるという見解もございます」と、声明で言及された体内時計への好影響を取り上げつつも、「今回の発表を受け、より一層正しい情報の提供と、適切な推奨を行えるように努めてまいります」とした。 JINSを展開する株式会社ジンズホールディングスにも、今回の報道についての見解を聞いてみた。(画像はJINS公式サイトより) JINSは「専門医の処方をお勧めすることや、使用方法についてより啓発していきたい」 JINSを展開するジンズホールディングスからは、「今回の件を踏まえ、今まで以上にお客様にあわせた丁寧な接客を心がけるとともに、特にお子さまに対しましては、専門医の処方をお勧めすることや、使用方法についてより啓発していきながら、社会に役立つ企業として精進してまいります」とのシンプルな回答が得られた。
両社ともに、あくまでも選択肢のひとつとして、小児用を含め今後もブルーライトカット眼鏡の販売を継続していく意向のようだ。 6団体による今回の声明をもって、ブルーライトカット眼鏡の効能が全否定されたというわけではない。しかし眼鏡が、目という非常にセンシティブな身体器官を補助するための道具である以上、それを販売する企業側にとっても、最新の医療的知見をふまえた適切な製造・販売姿勢が常に求められることはいうまでもないだろう。 https://biz-journal.jp/2021/04/post_220869.html ブルーライトカットメガネに期待できる3つのメリットを専門家が解説 https://www.nike.com/jp/a/benefits-of-blue-light-glasses
目の専門家3人が、ブルーライトについて詳しく解説し、ブルーライトが目の健康に与える潜在的な影響やブルーライトへの対処法も説明する。 最終更新日:2023年6月7日 ブルーライトカットメガネには本当に効果があるのか? エキスパートが解説 ブルーライトに関する情報やブルーライトが目の健康に及ぼす脅威について聞いたことがあるかもしれない。 では、このタイプの光とは正確にはどのようなものなのか?視力に害を及ぼすのか? ブルーライトカットメガネを着用すると、何かしらのメリットがあるのだろうか? Nikeのアイウェアを見る ブルーライトとは? ブルーライトは、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、テレビなどのデジタルデバイスはもちろん、蛍光灯、電球形蛍光灯、LEDライトからも放出される。 だだし、覚えておくべき重要なことがある。米国眼科学会の報告によると、ブルーライトの最大の発生源は直射日光だというのだ。 (関連記事:偏光サングラスの仕組みと機能 専門家が解説) 高エネルギーの可視光としても知られるブルーライトが可視光スペクトルの一部だと述べるのは、ロサンゼルスのシダーズ・サイナイ医療センターで眼科医と眼科外科医を務める医学博士のブライアン・ボクサー・ヴァッハラー。 彼は、レッド(R)、オレンジ(O)、イエロー(Y)、グリーン(G)、ブルー(B)、インディゴ(I)、バイオレット(V)の頭文字から成る略語ROYGBIVについて触れ、これらの色はすべて可視光スペクトルにある(つまり、NASAが定義しているように、人間の目に見える電磁スペクトルの一部である)と説明する。 ブルーライトは目の健康に有害か? この質問に答える前に、人間の目がどのようにブルーライトを吸収するのかを理解することが重要だ。 可視光スペクトルが進むと、波長(ナノメートル単位)が分離し、さまざまな大きさになるために色に違いが生じる。 検眼医であり、オハイオ州立大学検眼学部の臨床学准教授であるタテヴィク・モフシシャンは、スペクトルのブルーライト部分は400〜500ナノメートルの範囲の短波長と考えられると説明する。 「動物を使った研究で、この短波長は目の後部にある網膜に有害であることがわかっています。 ただし、今日までに、ブルーライトが人間の網膜にこの種の損傷を与えるというエビデンスは示されていません」とモフシシャンは言う。 調査は今も続いているが、『Heliyon』誌の2022年号に掲載された科学レビューでは、人工的なブルーライトが目の健康に著しい影響を及ぼすことはないと述べられている。 AAOの最新情報によれば、最新のエビデンスは、ブルーライトと人間の網膜への損傷と加齢に伴う黄斑変性症との間に有意な関連がないことを示している。 事実、ブルーライトにさらされることにはメリットがあると示唆するエビデンスもある。 例えば、2022年の系統的レビューでは、ブルーライトにさらされたアスリートが、認知能力の向上、注意力の向上、反応時間の改善などのメリットを得たことがわかっている。 注意力の向上は仕事をする日は助けになるが、就寝前に画面を見すぎると、睡眠の質が損なわれる可能性がある。 「電子デバイスから放出されるブルーライトが目に害を及ぼすことはありませんが、ブルーライトは眠りを妨げることがあります。メラトニンの分泌を阻害する可能性があるからです」とボクサー・ヴァッハラーは述べる。 メラトニンは脳が暗闇に反応して生成するホルモンで、眠気を促進する。 また、米国国立衛生研究所の定義によると、体内時計(サーカディアンリズム)の調整にも役立つ。 デジタルデバイスから放出されるブルーライトは、まだ日中だと体に錯覚させ、眠りに落ちにくくし、最終的に睡眠の質を低下させることで、体の自然なサーカディアンリズムを乱す可能性があると検眼医のジェニファー・ツァイは説明する (もちろん、夜勤で働く人の睡眠スケジュールは異なる)。 2019年の『Chronobiology International』誌に掲載されたレビューでは、光への暴露とサーカディアンリズムとの関係を15の研究で調査し、夜に2時間ブルーライトにさらされると、メラトニンの生成が抑制される可能性があることを指摘している。 さらに、『Frontiers in Physiology』誌の2022年号に掲載されたスポーツ医学のレビューによると、ブルーライトは睡眠の質と時間の両方の妨げになる可能性がある。 日常生活でデバイスやPCの使用が増えるにつれて、関連する頭痛や眼精疲労も増えているかもしれない。 実際に、世界中で大人がスマートフォンやタブレットを見る時間が以前よりも増えていることを示す調査がある。例えば、Comparitechが発表したデータによると、16〜64歳の人が画面を見ている時間は1日に平均計6時間37分だ。 画面が日常生活で欠かせなくなっている現在、ブルーライトカットメガネの効果について知っておくべきことを紹介しよう。 ブルーライトカットメガネには本当に効果があるのか? エキスパートが解説 ブルーライトカットメガネとは? 害を及ぼす恐れがあるブルーライトのカットに特化した設計であるブルーライトカットメガネ。デジタル画面の使用に伴って起きる可能性のある症状を緩和または予防すると言われている。 ここでは、3人の眼科医がこの話題に光を当てる。 ブルーライトカットメガネを着用する理由として考えられること 1.健康的な睡眠の促進に役立つ 就寝前にできる最善策の1つは、電子機器の電源を切ることだ。 しかし、ブルーライトカットメガネを着用すれば、眠る前にデバイスやPCを使用できるうえ、良質な睡眠を犠牲にすることもない。 「ブルーライトカットメガネに関して、調査によって裏付けられた信頼できる唯一の健康上のメリットは睡眠の改善です」とボクサー・ヴァッハラーは言う。 実のところ、『Chronobiology International』誌の2021年号に掲載された系統的レビューでは、ある「実質的エビデンス」を24件の発表から特定。ブルーライトカットメガネの着用によって、睡眠障害や時差ぼけ、一貫性のない勤務スケジュールを抱えている患者の間で、入眠潜時(眠りに入るまでの所要時間)が短縮されたのだ。 2.光に対する過敏症を軽減する 電子機器が発する人工的なブルーライトは頭痛、目の焦点調節障害、光過敏症を引き起こす可能性があるとツァイは指摘する。 「通常、サングラスは屋外で着用します。日光もブルーライトを放出するので、その影響を軽減するためです」と言う。 「しかし、屋内では人間の目は画面からのブルーライトにさらされたままで、光に対してより過敏になるのです」 だが、ブルーライトカットメガネは、デジタルデバイスによる眼精疲労の改善には役立たない。 『American Journal of Ophthalmology』誌の2021年号に掲載されたランダム化比較試験によると、ブルーライトカットメガネには、コンピューターを2時間使用した後の眼精疲労の症状の予防や改善の効果はないようだ。 「眼精疲労と、ブルーライトが引き起こすコンピューター視覚症候群を混同することもありますが、同じではありません」と言うのはボクサー・ヴァッハラー。 「これらの症状の原因は、電子機器の使用時間が多すぎることです。近くのものに長時間焦点を合わせていると、まばたきの回数が普段よりも30%減少するからです」 ブルーライトはデジタルデバイスによる眼精疲労の原因というわけではないが、ブルーライトカット機能は光過敏に伴う症状に効果があるかもしれない。 3.ドライアイの症状を緩解する ツァイの説明によると、画面を何時間も見ていると、まばたきの回数が減少することがあり、涙液膜の生成不足が原因で、ドライアイの症状(目の充血、ひりひり感、涙目など)が現れる可能性がある。 「ブルーライトコーティングが施されたメガネを着用すると、まぶしさや光に対する過敏反応を抑えられます。それによって、眼精疲労が緩和され、まばたき回数が改善されることもあります」と付け加える。 『PloS One』誌の2016年号に掲載された小規模な研究では、ドライアイを患う大人が、ブルーライトを50%カットするレンズを使ったサングラスを着用した場合、視力の改善が認められている。 ここでの視力とは、米国検眼協会によると、視覚の鮮明さや明瞭さのことを指す。 ブルーライトカットメガネを購入する際のヒント ブルーライトカットメガネに興味がある人に対して、まず度付きメガネの具体的なニーズを検討するよう、ツァイは強くすすめている。 そのあと、410〜460ナノメートルの全範囲のブルーライトをカットするブルーライトカット機能のメガネを探そう。 パッケージに書かれているカット機能の詳細を読むときは、オレンジまたはアンバーがかった色のレンズを使ったメガネは、透明レンズを使ったメガネに比べて、ブルーライトの(すべてではないにしても)多くをカットするようにデザインされていることを頭に置いておく必要がある。 「メガネに施されているブルーライトコーティングは、紫外線コーティングを意味しているとは限りません」とツァイは言い、さらに続ける。 「紫外線から目を保護するには、UVカット効果のあるレンズを購入する必要があります」 購入したメガネがブルーライトをカットできるかどうかがわからない場合は、検眼医に相談することをツァイはすすめている。「検眼医は通常、仕様試験ができる分光装置を装備しています」 (関連記事:Nikeおすすめのブルーライトカットメガネ) ブルーライトカットメガネを着用すべき状況 ツァイはブルーライトカット機能をオプションだと見なしている。 「患者さんにはこう説明しています。このタイプのメガネは画面を長時間見ることによる光過敏の症状に効果があるため、マイナス面はありません」 「ですから、ブルーライトカットメガネを選んだ場合は、コンピューターで作業をするとき、スマートフォンをスクロールするとき、タブレットで読書をするときなど、デジタルデバイスの画面を見るときは常に着用するのが一番良いでしょう」 ボクサーもこれに同意し、考慮すべきヒントを付け加える。 「設定」から「ディスプレイ」に移動し、最後に夜間モードを選択して、すべての電子デバイスから放出されるブルーライトをオフにしよう。 「こうすると、スマートフォンやコンピューターからブルーライトを取り除くことができます。 画面がややオレンジがかって見えますが、ほとんどの人は慣れるはずです」 彼は、頻繁にまばたきをすることもすすめている。 「私は20分対20秒というルールを推奨しています。これは、20分間画面を見たら、20秒間目を閉じるというルールです」さらに、別のバリエーションとして20秒対20フィート対20分というルールもある。このルールでは、20秒間画面から目を離して、20フィート(6メートル)離れた場所にあるものを見る、という行為を20分おきに行うというものだ。 モフシシャンは、就寝の少なくとも1時間前に電子デバイスの電源を切ることに加え、メガネの購入を決める前に眼の健康の専門家に相談することを強く支持している。 「総合的な試験を行って、度付きメガネが必要か、それともブルーライトの一部をカットしてくれる反射防止コーティングが必要かを判断すると良いでしょう」 ブルーライトカット機能を裏付けるエビデンスが不足しているため、AAOはブルーライトをカットするアイウェアをコンピューター用に使用することをすすめていない。 ブルーライトカットメガネが自分にとって有用かどうか、眼科医に必ず相談しよう。 文:エイミー・カペッタ https://www.nike.com/jp/a/benefits-of-blue-light-glasses ブルーライトカットメガネって効果ある?数年使ってみた僕の体感 2021年10月19日 https://iwashirojoe.com/bluelight-cut/
こんにちは、ブルーライトカットのPCメガネを数年使用している岩城です。今回はPCメガネのブルーライトカットて効果があるの?効果はないんじゃないの?というのについて書いてみたいと思います。 岩城のPCメガネ歴と数年使った体感 僕はJINS(ジンズ)のPCメガネの旧モデルのものと新しいモデルのものを5年以上使っていますが、結論として体感的にはかなり効果を感じています。 僕はIT系の会社で毎日一日中デスクワークです。仕事が終わると目の疲労はかなりのもので、会社をでるとどっと目の疲れを感じます。 仕事が終わってからもずっとスマホを使っています。パソコンの画面とスマホの画面から毎日かなりの量のブルーライトを浴びている状態です。。そんな状態だったのでブルーライトカットのPCメガネが出始めたときに購入して使いだしました。 すると僕の場合、かけて1日過ごしたときと、かけなかったときとではかなり差を感じました。1日中かけていると疲れは明らかにましになっていました。そういうこともあり、5年以上ずっと今も使っています。 当時PCメガネが出始めたときに、IT系のデスクワークの会社ということもあり僕以外にも社内の他の人も数人使い始めました。ですが、現在ではほとんどの人が使っていません。理由は効果が体感できないというのもありますが、PCメガネは見た目が黄みがかかったり、青みがかかったりするのでちょっとおしゃれではないです。 レンズによって見え方・色味が違う レンズによって見え方が黄色がかったり、光の反射で見た目が青みがかって見えたりします。 それと今まで目も悪くなかった人がメガネをかけるというのは慣れるのにも少し抵抗というかしんどさがあるのだと思います。(目が悪いわけではないのでメガネをかける意味合いがそもそも違っている) 僕は昔はメガネ、コンタクトをしていましたが、今はレーシックをしていますので、メガネは本来不要です。なので、メガネをかけるのは煩わしいです。やはりない方が楽ですし、今のメガネは軽いのもありますがやはり一日中かけていると多少重さで疲れます。 僕の場合も一時使うのをやめている時期がありましたが、かけているときとかけていないときの差を今でも感じているので今はずっと使っています。(僕がかけるのをやめた理由は公開以外のメガネのしんどさと、見た目が青みがかかっていたのでおしゃれではなかったというとこでしょうか。) ブルーライトカットメガネは効果に個人差がある PC眼鏡 ブルーライトカットメガネの効果は個人差があると思います。僕は効果を結構感じている方ですが、僕の周りで使用したほかの人は人それぞれで個人差が大きいです。多くの人は「どうなんだろう。微妙。効果あると言われればあるかな。」とかこんな感じです。なかには「まったく効果を感じない」という人もいます。どちらかというと「微妙」という人が多いと思います。 科学的にはブルーライトカットの効果は実証されていないとか言われています。液晶メーカーやメガネ屋さんが商品を売るために考え出したと言われてたりしますが、実際はどうなのかは不明です。どのメガネ屋さんのPCメガネのブルーライトの説明を見ても書いていませんし、あいまいです。これはしっかりとした根拠がまだないからだと思います。 ただ実証されていないからといって効果がないとは言えない状態ですので、実感値でしかないですね。。僕の場合は疲れもましになっているので続けています。 PCメガネ・ブルーライトカットメガネは逆に疲れる? 「PCメガネは逆に疲れる」という人は僕のように日ごろメガネをかけていない人ではないのかなと思います。特にパッケージタイプのPCメガネを買う人は、度なしなのでメガネを日常的にしていない人になると思います。 最初の方でも触れましたが、PCメガネが原因で疲れるのではなく、メガネ自体に慣れていなくて重さや違和感で疲れるのだと思います。 ↓こちらのお医者さんのコラムにも「眼鏡をかける習慣のない人は眼鏡をかけること自体がストレスの要因になることがあります。」と言われているのでそうだと思います。 » コラム集 ブルーライトへの私見 2015.05 PCメガネ・ブルーライトカットのレンズ自体が影響して疲れるというのではなさそうです。 各社違うブルーライトカット率 各社ブルーライトのカット率を表記していますが、これは各社独自の数値ですので比較してもあまり意味がありません。ブルーライトカット率はこのように表記しないといけないという決まりはないので、各社独自の数値で表記しています。 しかも各社1種類だけではなく、カット率の違いで2・3種類出しているところも多いです。JINS(ジンズ)の場合は25%カットと40%カットとかあります。(旧モデルもまだ販売しているのでそのほかのカット率もあります。)カット率によってレンズの色味も違っていますし、厚みが違う場合もあります。 ただどのメガネ屋さんでもあっても、ブルーライトカットのレンズはクリアにはなりませんので多少色味が付きます。カット率が高いものだと黄みがかっているのが多いです。光が反射すると青みがかって見えるのが特徴です。 JINS SCREEN JINSのPCメガネです。上が40%CUTで、下が25%CUTです。カット率が高いほうは黄色っぽいです。 zoffのPCメガネ ZoffのPCメガネです。50%カットです。こちらもレンズは黄色っぽいです。 当然カット率が高い方が、ブルーライトをカットできる割合は大きいと思いますが、僕はJINS(ジンズ)のものだと25%とかカット率が低い方を使ってきました。それでも十分効果を感じられているので、率が高くなくても効果を感じるのはあるのかなあと思います。 ↓こちらの記事でも書いていますが 新しくなったJINS PCメガネは買いなのか?少し黄色いけど…口コミと評判 新しくなったJINS SCREEN PCメガネは買いなのか?少し黄色いけど…口コミと評判 こんにちは、毎日パソコンで仕事を8時間以上している岩城です。ブルーライトカットするPCメガネは必須アイテムです。 会社ではJINS(ジンズ)のPCメガネ、JINS S 2018-08-24 カット率が高い方のレンズだと明らかに黄色っぽいのでメガネをしたときの見え方が黄色すぎました。カット率が低い方だとかけているときに見え方の違いを感じませんでしたので、カット率が低い方にしました。 その前に使っていたものもカット率が低いもので、それである程度の効果を感じていたのでそれでいいかなという感じです。 神奈川県がブルーライトカットメガネについてテストした結果 ↓こちらの記事で興味深いことが書かれていました。(リンク先は削除されています) » ブルーライトカット眼鏡の透過率テスト – 神奈川県ホームページ 国民生活センターなどにも「ブルーライトカット率の表示に関する相談」が結構寄せられているようで、神奈川県が各社のブルーライトカットメガネを実際に透過率テストしたようです。 ブルーライトカット率の表記には、「JIS規格」と「BS(旧・英国規格2724:1987)」があるようで、そもそも基準が各社違っています。その基準自体を表示していない製品もあるようです。(JISよりBSの方が数値が高く表示されるようなのでカット率が高く表示されているのはBS表記かもですね。) 結果としては表記している数値と大きく違うものもあるようですが、1000円以下とか2000円以下とかかなり安いもの以外は30%とか40%とかカットできています。これを見ると会社によって数値は全然違うので、比較はできない感じですがどれもそれなりに似たり寄ったりの数値なのかなと感じます。 有名どころのカット率表記の比較 ホームページにかかれているブルーライトカット率の基準をまとめてみました。(2018年1月現在) ブランド 基準となる規格 カット率 JINS EN規格 40%・25% Zoff 表記なし 50%・40% 眼鏡市場 表記なし 35% OWNDAYS JIS・ISO 40%・30% 各社色々見てみましたが、結構基準となる規格自体書かれていないところも多かったです。(※レンズのカット率や仕様などはどこも改良を重ねていますので、年々改良されて良くなっていっています。この数値もすぐに変わってしまう可能性もありますので、最新情報はホームページや店頭を確認してください。) ※JINSの新しいPCメガネはEN規格(欧州統一規格)となっています。これはJISともBSとも違うかもしてません。 ※Zoffは新モデルで50%カットです。旧モデルが40%カットです。40%カットは今後なくなっていくかもしれません。 ※OWNDAYSのパッケージタイプはISO基準で30%カットです。オプションレンズではJIS規格の40%カットです。 この4社はパッケージタイプとオプションレンズを販売しています。そのほかの有名どころのブランドではホームページを見る限りブルーライトカットレンズについて詳しいページが見つかりませんでしたので、この4社以外はPCメガネにはあまり力を入れてない気がします。オプションレンズでの取り扱いはあるとは思いますが、パッケージタイプは販売していないと思われます。 パッケージタイプで力を入れているのはJINSかZoffの印象です。JINSの新しいパッケージタイプはデザインもおしゃれで良かったですよ。 ↓JINSのPCメガネの体験記事はこちらです。 新しくなったJINS SCREEN PCメガネは買いなのか?少し黄色いけど…口コミと評判 寝る前のスマホは睡眠に影響を与えるのでブルーライトカットしたい! ブルーライトカットのメガネで疲れがましになるかどうかは個人差が大きいかもしれませんが、ブルーライトは自律神経の働きに影響を与えると言われています。 寝る前にスマホを見るとブルーライトの影響で、交感神経を活性化してしまい寝起きがしんどいとかよく眠れないとかの症状がみられるようで、寝る前の数時間はスマホとかパソコン、テレビは見ないようにしましょうと言われています。 通常寝る前は副交感神経の働きを高めてリラックスすることで睡眠がとれやすくなるのですが、ブルーライトは眼の刺激を通して脳を活性化させるとのことです。(交感神経を活性化) そういったこともあるようなので、寝る前にスマホを見ている僕はPCメガネを付けるようにしています。寝る前だけ用だったらカット率の高い方のレンズでもいいかもですね。 最近のブルーライトカットレンズは色味がクリアに近いものもある 最近はオンデーズ(OWNDAYS)のブルーライトカットレンズでPC用のメガネを作りました。オンデーズはフレームがおしゃれでかっこいいと評判を耳にしましたので、見に行ってみました。すると一目ぼれしたフレームがあったので、度なし・ブルーライトカットレンズでPC用のメガネを作りました。 オンデーズのブルーライトカットレンズは2種類あって、度なしだとレンズ代不要のものと、プラス3,000円だすと少し薄めになったレンズ(JIS:40%カット)に変えられます。 このレンズがほぼクリアに近い感じで、見た目もPCメガネだと分かりにくいです。JINSの25%カットのものもクリアに近いのですが、こちらはもっとクリアに近く、光が反射したときに多少青みがかったくらいの感じです。普通に付けていてもあまり分からない感じです。レンズ代不要の方は多少黄みがかった感じですが、こちらもまだクリアに近い感じです。 普段使いするには・・・ 仕事以外も常にスマホを見たりする僕のような人は、普段使いできるようにフレームを選んで度なしでブルーライトカットのレンズを入れてメガネを作ってしまうのも良いと思います。(どのメガネ屋さんでもオプション料金でPCレンズを選んでメガネを作れます。だいたい3,000円程度) JINSやZoffのパッケージタイプのPCメガネだとどうしても少し安っぽく見え、普段使いは微妙な感じがしますので、パッケージタイプよりは値段はしますがおすすめです。 まとめ ブルーライトカットレンズの色味はメガネ屋さんごとに違うので、実際に手に取ってみた方が良いと思います。
値段的には、フレームを選んで度なしのレンズを入れてメガネを作るよりも、PCメガネとしてパッケージタイプで販売しているものの方が断然安いので、寝る前にかける用とか仕事でパソコンするとき用とかだと、JINS(ジンズ)などで売っているPCメガネ(JINS SCREEN)の方が手ごろですので、そちらから試してみるのをおすすめします。 https://iwashirojoe.com/bluelight-cut/ ブルーライトカットメガネの効果は?100均でも目の疲れは良くなる?おすすめの使い方を解説! 目の悩みスッキリTV / 眼科医ヨシユキ 2020/05/24 https://www.youtube.com/watch?v=5K9bALsqS2w
ブルーライトカットメガネの効果やダイソーなどで売っている100均メガネの意味、カット率関することを解説します!スマホなどの使いすぎで眼精疲労や疲れ目が気になるあなたは必見!メガネを買おうか悩んでいるあなたは必ず観てくださいね!この動画を観ればブルーライトカットメガネの知識が深まります! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 00:00 はじめに 01:12 ブルーライトカットメガネの効果 06:29 100均メガネの使用感 07:39 メガネを使うべき場面 09:20 カット率の使い分け 10:03 カット率表記の落し穴 ブルーライトカットメガネで眼精疲労が良くなる?本当に必要?ブルーライトの真実を解説します! 目の悩みスッキリTV / 眼科医ヨシユキ 2020/05/23 https://www.youtube.com/watch?v=PtrHu-rYo88&t=0s ブルーライトカットメガネが必要かどうかを解説!どんな効果があるのかなどもお話します。スマホなどの使いすぎで眼精疲労や目の疲れが気になるあなたは必見!そもそもブルーライトとは何なのか知っていますか?目にどんな影響を及ぼすか知っていますか?メガネを買おうか悩んでいるあなたは必ず観てくださいね! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 00:00 はじめに 00:39 ブルーライトって何者? 03:28 ブルーライトの目への影響は? 07:04 ブルーライトカットメガネの必要性
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