http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/593.html
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Building a primitive wattle and daub hut from scratch
https://www.youtube.com/watch?v=nCKkHqlx9dE#t=255
道具も何もない状態でジャングルで暖炉付きの小屋を作る男
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20150928T0117100900.html
険しい山やジャングルで遭難し、凍え、飢え、死にかけて見つかる人が時々いる。
普通は何も持たない状態で山で遭難したら、死んでしまってもおかしくないような状況なのだ。事実、救出が間に合わず、山で亡くなった人も多い。
私なら、恐らく何もできないまま3日で死ぬ。しかし、サバイバル知識がある人間は、素っ裸で山に放り出されても生きていけるのだという。
軍隊の特殊部隊、一部の訓練された登山家、あるいは冒険家たちは、山に放り出されても、そこから生き延びて帰ってくるのが訓練のひとつである。
普通の人であればすぐに体力を消耗して死んでしまうような状況の中で生き残る、すなわち「サバイバル」するというのは、彼らにとっては訓練でしかなかった。
サバイバルというのは、訓練と経験がモノを言うようだ。
何もないところからサバイバルできる人間もいる
まったく何もないところから、道具を作り、雨風をしのぐ根城を作り、暖炉まで作る男の動画が公開されている。
ただ、淡々と家を作っていくのだが、道具も何も持たないのに、ここまでできるのかと驚くしかない動画である。
こういった知識や体験は、それを持ち合わせている人にとっては何てことはないもののようで、こうしたことができる人間は世界中にどこでもいるようだ。
つまり、サバイバルできる人たちにとっては、彼がやっていることは驚くことでも珍しいことでもない。
よく考えてみれば、今でもインドネシアやパプア・ニューギニアやアフリカ大陸では、今でもこのようなことが日常になっている民族もいるわけで、それぞれが何もないところで工夫しながら生き抜いて人生を全うしている。
都会で生きる人間は都会で生きるための知恵があるように、山やジャングルで生きる人間には、それ相応の知恵があるということである。
そうは言っても、私も含めて子供の頃から都会で暮らすのが当たり前の人間から見ると、こういった動画を見ると、やはり魔法を見ているようで驚きを隠せない。
私自身は、数年ごとに山や僻地の廃村のようなところでひとりで籠もる習慣がある。
しかし、山に籠もると言っても、たかが二、三日のことであり、最初から屋根のあるところに泊まり、持ってきた缶詰を食べ、食べ物がなくなったら何もできなくなるので帰るだけで、サバイバルをしているわけではない。
カリマンタン島(ボルネオ島)に行っても、そこのホテルに泊まっているだけで、ジャングルでサバイバルをしているわけではない。
だから、本当に山やジャングルで遭難してしまったら、私は途方に暮れ、何もできないまま、すぐに死んでしまうだろう。そんなわけで、こんな動画を見ると果たして自分がこれをできるのかどうかと、固唾を飲んで見つめてしまう。
あなたは、山でひとり取り残されてサバイバルしなければならなくなったとき、果たして生き残ることができるだろうか?
何もない森林の中。もし、ここで遭難し、下山できないと分かり、ここでサバイバルしなければならないとしたら、私たちはどうすればいいのだろうか。
まったく何も持たないこの男のサバイバルはこうだ。まず、石を割りながら、斧になる刃を作る。ここから彼のサバイバルはスタートする。
彼が左手に持っているのが斧の刃になるものだ。
森林の中から細く長い木を見つけて、それを作った石製の斧で叩き切る。
こうした木を何本か集める。斧が作れなければ、この作業すらできない。斧を作るというのは偉大な知恵だったことがここで分かる。
短めの木で地面に穴を空ける。そして、これをこれから作る小屋の支柱にする。
このツルが紐(ひも)の代わりとなる。森林にはこうしたツルがたくさんあるが、こうした自然の素材を巧みに使うのが生き残りのコツのようだ。
柱と柱をツルで結びつけていく。これだけを見ると、とても頼りなく、大したことをしているように思えないが、まずはここからスタートする。
屋根になる部分を作る。やはり、ツルが大活躍だ。
柱に屋根の部分の乗せると、少しは小屋らしき姿が見えてくる。
今度は細い木の枝に落ち葉を刺したものを作る。
それを屋根の部分に乗せると、途端に小屋らしき姿になってきた。まったく何もないところから、ここまでできることがすごい。
さらに小屋を補強していく。
まずは地べたに眠らなくてもいいように、ベッドを作るようだ。地べたに寝ると冷えて体力を消耗してしまうのは、路上生活をする人たちもよく知っている。
ベッドができれば、今度は小屋の「壁」を作る。支柱を半分に割った枝を巧みに通して壁にしていく。
ある程度の壁ができると、今度は火をおこす。これはお馴染みの光景だ。
種火ができれば、それが消えないように、石で固めた即席の焚き火にする。
今度は粘土をこねて陶器を作る。言うまでもなく、森林には水を溜めるカメのようなものはない。すべて自分で作らなければならない。
細長く巻いた粘土を積み上げていく。本格的にやるのであれば、ろくろを回すのだろうが、何もないのだからこの方式でいくようだ。
こうしたものをいくつか作る。本来であればじっくり乾燥させて素焼きするのだが、サバイバル用であれば乾燥させなくてもいいのかもしれない。形が不格好であっても何でも、使えればいい。
この粘土に熱を加えれば、これが陶器になって立派な水ガメになる。何もないところから、こんなものが作れるということが驚異的だ。
この水がめで土をどんどん塗らして泥にしていき、その泥を壁に塗る。
これが乾くと、本当に土壁となって虫や風を防ぐことができるようになる。かつて土壁は日本の家屋でも使われていたが、伝統家屋もこうして始まったのだろうと思うと、何か感慨深いものがある。
なんと、これで屋根も壁もある立派な小屋ができあがってしまった。都会のホームレスの段ボールハウスよりも、はるかに立派な家だ。まさに、サバイバーの真骨頂である。
木の皮を剥ぐ。簡単にやっているように見えるが、これも手製の石斧がなければできない。つまり、たったこれだけのことでも、サバイバルの知識がない人間はできない。
そして、この木の皮で屋根を補強する。これで、強風が来ても、大雨が来ても屋根が飛んだり雨漏りしなくなる。これも、サバイバルの知識がある人間だから対処できているわけで、何の知識もない人間なら思いつきもしないだろう。
今度は壁の一部に穴を空けて、暖炉と煙突を作る。凍える夜を乗り切るには、暖炉があるのが一番いい。火は文明の証(あかし)だが、サバイバルで火を確保できるのだから、この男は相当なものである。
このような形でどんどん積み上げていき、煙突を作っていく。左側に粘土で作った容器がさりげなく置かれているが、知識がなければこの容器ですらも作れない。
完成した煙突はこのようになる。まったく何もない状態からここまでできる。道具も何も持たない人間がこれを作ったと言っても、工程を見ていない人間は誰も信じられないだろう。
すでに暖炉ができあがっており、夜になっても暖かい小屋になりそうだ。最初、ここには何もなかった。これを作った男は道具すらも持っていなかった。それがここまで作り上げることができるのである。
薪を用意しておけば、これで一晩過ごすことができるようになる。知識として、何もない状態でここまでできることが分かっていれば、いつか役に立つかもしれない。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20150928T0117100900.html
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