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糖質の過剰な摂取が、なぜ癌を引き起こすのか? その3
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/551.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2014 年 4 月 19 日 15:05:27: tZW9Ar4r/Y2EU
 

唐突ですが、
反原発運動の元祖 高木仁三郎さんの言葉に、
以下のような言葉があります。
「物理学でもなんでも、ある理論の本質を、
その人が、本当に理解していたら、
物理を知らない人に、その理論を
数式や物理の言葉を使わないで、
説明できるハズである。
たとえば、身近なたとえで、説明するとか、
いろんな方法があるハズだ。
しかし、もし、その人が、その理論を、
数式や物理の用語を用いないと説明できないとしたら、
その人は、そのこと(その理論)の本質について、
理解していないことになる。」

私も同感である。だから、
私は、とにかく、わかりやすく、もののたとえを、
用いながら、専門用語を使用しないで、
化学式等も用いないで、
己の想像力を発揮させて、
私の説明内容が、皆様の頭脳に、
はっきりイメージできるように、最後まで、
癌について説明していくつもりです。
頭の中でイメージできないものは、
本当に理解したとは言えないと、
私は、思っております。

さて、
解糖系について、
少しおさらいしながら、
説明をしていきます。
解糖系は、
太古の原核生物をルーツとするものである、
という説明は既にしました。
原核生物の生きていく上でのエネルギー産生装置です。
解糖系は、
その原核生物の細胞質そのものと考えてよいでしょう。
原核生物(解糖系)が現れた当時の深海には、
糖の元祖(ホルムアルデヒド)のようなものが、
たくさんあり、
原核生物(解糖系)は、
それらを取り込み、
すばやくエネルギーにしました。
しばらくすると、太陽光が射し込み、
シアノバクテリアが登場し、
光合成を開始し、
光合成の結果、
環境内には酸素が産まれ、
酸素を嫌うこれら原核生物は、
多くが、絶滅しました。
しかし、一部の原核生物は、
短時間で、この環境に適応し、
(ここが重要!)
弱体化しながらも、
生き延びた原核生物もいました。
そんな中、ミトコンドリアが現れ、
酸素とタンパク質と脂質を取り込み、
膨大なる持続力のあるエネルギーを背景に、
急きょ、台頭して来ました。
しかし、ミトコンドリアは、
エネルギー産生を行う
「器官」のみの生物でした。
したがって、細胞質がなく、
持続可能な膨大なエネルギーを
持っていながら、
分裂することは、不可能でした。
ようするに、
強力な器官のみの生命体で、
たとえて言えば、
高性能のエンジンのみのマシーンで、
車体(ボディ)なしの状態でした。
これでは、宝の持ち腐れです。
そんな時、
幸運にもミトコンドリアの目の前に、
弱体化して、
青色吐息の原核生物が現れたのです。
その原核生物には、
ミトコンドリアにない特徴である細胞質があって、
その細胞質を分裂させる機能をもっていました。
原核生物は、
パワーも瞬発力はあるが、
持続力はなく、
持続力に優れたミトコンドリアにとってみたら、
支配しやすい生物に見えました。
ミトコンドリアは、
迷わず、
この原核細胞に取り入り、
乗っ取って、
支配することを決意しました。
ミトコンドリアはそれを実行に移し、
その野望は、
いともたやすく果たされたのでありました。
ミトコンドリアは、
原核生物に取り入って、
細胞質を乗っ取り、
原核生物のすべての機能を支配したのです。
従って、原核生物(解糖系)は、機能はもっていても、
いかなる時も、
ミトコンドリアの命令に従わざる負えなくなったのです。
これが、真核生物の誕生です。
そして、真核生物は多細胞化を究め、
環境の変化に適応するため、
有性生殖を選択し、
有性生殖の世代ごとに、
僅かな、環境への対応で、
生き延びることに成功したのでした。
その末裔が、人類でもあるのです。
いままでの説明をまとめます。

1.原核生物(解糖系)は、糖をエネルギーとして、
酸素のない環境で、機敏に環境に適応(分裂)して、
生き延びてきた。

2.酸素の登場で原核生物は弱体化したが、
持前の、機敏さ(遺伝子の変異能力)や、
分裂能力で、弱体化しながらも酸素環境をサバイバルした。

3.酸素とタンパク質と脂質を取り込み、
膨大なエネルギーを駆使できるミトコンドリアが登場したが、
彼らには、細胞質もなく分裂もできなく、
エネルギー産生装置だけの、
言わば器官(高性能エンジン)だけだけの生物であった。

4.ミトコンドリアは、弱体化していた原核生物に取り入り、
細胞質と、分裂の能力を奪取し、原核生物のすべてを支配した。
(真核生物の誕生)

5.真核生物は、多細胞化を究め、
環境に適応するため有性生殖を選択し、
多様化と進化を謳歌し、繁栄を極めた。
(人類の誕生)

これが、我々が知りうる、
生命のおおまかな進化の歴史である。
このおおまかな生命の進化の歴史を癌と絡めて以下に説明する。

原核生物を乗っ取ったミトコンドリアの魂胆と不安は、
以下のようになる。

<ミトコンドリアの魂胆>
「原核細胞(解糖系)には、絶対にイニシャチブは与えない。あくまでも、通常時は、休眠してもらい、彼らの細胞質と分裂そして、なんらかの瞬発力が必用な時のみ、その力をあくまでもミトコンドリアの指示と命令で、利用させてもらう。」

<ミトコンドリアの不安>
「ただ、解糖系のエネルギー源である糖質が過剰に供給されたり、酸素が少ない状態が続いたり、低温状態が続いたり、弱酸性の環境が続いたりすると、解糖系が突如、休眠から目覚め、ミトコンドリアに逆襲してくる危険性がある。」

※解糖系の好む環境=ミトコンドリアの苦手な環境

人間以外の多細胞の真核生物(有性生殖)は、
皆、ミトコンドリアの思惑通り、
解糖系を休眠させたまま現在まで、
ミトコンドリアの支配を守り続け、
安定と平和を享受したが、
人類だけが、
糖質の過剰な摂取により、
解糖系を休眠から目覚めさせ、
解糖系の逆襲を許した。
その愚かなる人類は、
欲望の果てに、
禁断のパンドラの箱(癌、解糖系の亢進)を、
開けてしまったのである。

原核生物の逆襲、
解糖系の逆襲、
解糖系の亢進、
人類の果てしない欲望が生んだ、
癌の歴史の始まりである。

まあ、そもそも原核生物は、
糖まみれの環境下で生を受け、
その糖を摂取し、
糖のおかげで成長し、
繁栄してきた生物です。
たとえ、
ミトコンドリアに手枷足枷にされて、
休眠させられても、
持前の強靭な生命力と瞬発力で、
糖の過剰な供給、
低酸素の状態、
32℃程度の温度、
弱酸性の環境等が、
整えば、
夢よ、もう一度、
今度は、
弱体化したミトコンドリアを一蹴し、
原核生物(解糖系)は、
復活する、台頭する、
逆襲のチャンスを、
虎視眈々と狙っていたのであります。
原核生物(解糖系)に、
千載一遇のチャンスを与えたのが、
我々愚かな欲に取り付かれた人類だったのです。
くどいですが、穀物生産開始(穀物ビッグ・バン)が、
人類の苦難の歴史の始まりだったのである。

(つづく)

〜コーヒー・ブレイク〜

冬眠中のヒグマの穴ぐらに、
ヒグマの好物である秋鮭を、
届け、その穴ぐらの傍で、大きな音を出して、
大騒ぎしてみる。
やがて、ヒグマは、
冬眠から目覚めて、
届けた秋鮭に気付き、
食べ始め、冬眠をやめ、
活動しはじめるであろう。

核分裂というパンドラの箱を開けた、
愚かなる人類は、
核分裂が人類の叡智の外で、
目覚め暴走した時(フクイチ)には、
どうすることもできない・・

解糖系(原核生物・原核細胞)と言う、
潜在的な癌細胞を、
己のくだらない、刹那的で、
はかない欲望の為に、
目覚めさせた罪は、果てしなく重い。
解糖系も、たとえ、休眠中であっても、
好物の糖質を過剰に供給されれば、
やがて、
目覚め、
癌として復活するのである。
これは、原核生物の不死を力の源泉とする、
貪欲な生命力と、
生きよう(遺伝子を変異させて分裂しよう)とする、
無限の頑なな原核生物の太古からサバイバルしてきた
強烈で強固な意志の勝利である。

我々人類は、
地球上でもっとも脆弱でひ弱な生物なのである。
地球上の生物の中で、
我々の唯一無二の特徴は、
自分で自分の首を絞めるような、
愚かな行為(解糖覚醒や原発推進)を、
何のためらいもなく、
自らの貪欲さの為だけに、
推進し続けることである。

<解糖系に関するメモ>

「原核生物」→糖を主食とする
(癌細胞)

「真核生物」→酸素+タンパク質+脂質を主食とする
(人間)

「糖」は、
人類の摂取すべきものではなく、
原核生物のような原始的で、
下等な微生物の摂取すべきものである

「解糖系」⇔「ミトコンドリア」
この均衡した力関係が、

「解糖系」<「ミトコンドリア」
ミトコンドリアが優位な状態が、
本来あるべき人間の健康状態

「解糖系」>「ミトコンドリア」
解糖系が優位になると、
人間本来の健康が損なわれ、
癌をはじめとする様々な病気になってしまう。

<環境の変化(糖質の過剰な摂取、低酸素、低体温他)>

・分裂のタイミング→遺伝子を変化させるチャンス
(癌の発症、解糖系の亢進)

・分裂が得意と言う事の意味
→短時間で遺伝子を変化させることができる
→解糖系の亢進の因子があれば、
→いつでも癌の発症の環境ができる

<原核生物(解糖系)が癌細胞に変化する5大条件>

1.糖質の過剰な摂取
2.低酸素
3.低体温
4.交感神経の亢進
5.弱酸性


 

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コメント
 
01. 2014年4月30日 18:24:20 : 2D6PkBxKqI
>物理学でもなんでも、ある理論の本質を、
その人が、本当に理解していたら、
物理を知らない人に、その理論を
数式や物理の言葉を使わないで、
説明できるハズである。

___

ど素人の発想だな

Maxwell 方程式知らないで Lorentz変換の意味が理解できる訳ないだろ。


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