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糖質の過剰な摂取がなぜ、癌を引き起こすのか? その1
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/549.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2014 年 4 月 15 日 13:52:26: tZW9Ar4r/Y2EU
 

今回のテーマは日々、
皆さんが口にしている身近な糖質が、
なぜ癌を引き起こすのか?
という興味深いテーマだと思う。
それを、例によって文系の人でも、
わかりやすく説明する。
まず、以下のデータを見てほしい。
以下のデータは生化学の教科書からの引用である。
人間のからだの組成はどのようになっているか?
という問いに対する答えである。
この例は、体重50キロの男性を例にとったものである。

1. 水(63%)⇒31.5`(糖質の31.5倍)
2. たんぱく質(16%)⇒8`(糖質の16倍)
3. 脂質(15%)⇒7.5`(糖質の15倍)
4. 無機質(4.7%)⇒2.35`(糖質の2.35倍)
5. 糖質(1%)⇒0.5`
6. 核酸(0.3%)⇒0.15`

では、皆さんの興味のあるこの糖質が、
人間(50`の体重の人)の体内の、
どの部分に、
糖質がどれくらい含まれているのか?
を以下に記します。

1. 「肝臓」
肝臓の重さの約4%が糖の含有量である。
肝臓では、体内の糖が不足した時に糖を造る機能がある。
(糖新生)

2. 「筋肉」
筋肉の重さの約1%(250g)程度の糖が、
いざという時の為に保存されている

3. 「骨」
骨には、骨の重さの僅か0.1%程が糖の含有量である。

4. 「血液」
血液中には約0.1%の濃度で糖が存在している。
血糖、血糖、と騒ぐが、
血糖の維持にほんの少しの糖が、
含まれているに過ぎないのである。
ちなみに、50`の体重の人の総血液量は約4`そのうちの0.1%が糖だから我々人間には4g程度の糖で、充分なわけです。
(血糖は、赤血球の為だけに0.1%維持されています)

5. 「脳」
脳の重さの約0.1%が、糖の含有量です。
よく、
脳に、糖が必要というが、
それが、とんでもない嘘であることが、
すぐにわかる。
糖はなんとごくごく僅か、
通常、1.3g程度しか脳に存在しない。

このようなデータで、
理解できることを以下に記す。

1.人間の組成の半分以上は水(63%)である。
2.次に多いのはタンパク質(16%)であり
3.次に多いのは脂質(15%)である。
4.糖質は、僅か1%である。
5.人間は水とタンパク質と脂質で全体の94%を、
構成する生物である。

<補足>
糖質は、通常、
体内に1%以上は糖として存在できない物質である。
(それ以上、増加すると血管障害、血流障害が発生する)
たとえば、コーヒーの中に、
20gのスティックシュガーを、
入れると、それをがぶ飲みすると、
体内(体重50`の人で)の糖が520gになる。
まず、体内に摂取された糖は、
いの一番で、赤血球の為だけに、
血液の中に、移動する。
通常の血液中の血糖の量が、
約4gである。
ここに、20gが追加されるのである。
基礎数字の5倍の糖が一気に追加されるのである。
これは、生物学的、生化学的に言えば、
超緊急事態である。
単純計算で一気に通常血糖100の人が、
600の超高血糖になることになる・・。
実際には、じわじわ、
血糖値が増加するので、
このようにはならないが、
結果としては、
20gの糖がいきなり追加投与されるということである。
不必要な20gの糖は、
大至急、血液中から他の場所に移動させないと、
血管の大規模な損傷や、
大規模な血流障害が発生し、
人体は危機的な状態に晒されるので、
大急ぎで、
インシュリンが出動し、
糖を骨格筋や肝臓に運ぶことになる。
しかし、現代人は、
常日頃から糖質を過剰に摂取しているので、
骨格筋でも、糖が満杯状態、肝臓でも糖が満杯状態で、
それぞれにおいて、
門前払いを食らってしまう。
糖として、
体内に存在できるのが、
体重の1%(500g)がリミットになっており、
それ以上は、糖として体内に、
蓄えることが御法度になっているので、
苦肉の策で、糖を中性脂肪に変身させて、
しかたなく、皮下脂肪や内臓脂肪になって、
奥の手を使い、体内に留まろうとする。
これが、いわゆる肥満である。

この事実を踏まえても、
生化学の教科書には、
以下のような記述が、
堂々とまかり通っているのである。

「糖質とタンパク質と脂質は人間の三大栄養素と言い、
特に糖質は、最も重要な栄養素であり。
我々は、
三大栄養素の半分以上を、
この重要な糖質から摂取すべきなのである。」

日本の大学生の教養課程で、
このような記述がされている教科書(生化学、生物学、栄養学他)を皆採用している。
医学部の教養課程でも、生化学は必修科目だから、
彼らも、これを学んでいる。
私は、上記の、データと、
糖質は半分以上云々・・という内容が、
同じ教科書の中に、堂々と書いてあることに、
強烈な違和感を感じた。
人間の、体内組成の高々、
1%しか、必要のない栄養素が、
一方、タンパク質は16%、脂質は16%、
それぞれ、糖質の16倍と15倍の組成の量をもつものより、
糖質の方が重要で、
半分以上の栄養は、
糖質から摂取しなければならない、
という文言に、強烈な違和感を感じた。

いや、正直に言う、違和感ではない。
これはあきらかにウソである。
出鱈目である。

もっと凄いのは、
糖質は体内組成の1%を超えて、
糖質として、体内に存在できないという事実は、
何を物語るのか?
我々の脳には、糖が必要だ、糖が必要だというのに、
なぜ、脳内の糖の量が、1.3gしか存在しないのか?
これは何を物語るのか?

たとえば、
1.3gの糖の量を想像してほしい。
10gのスティックシュガーの糖の量を想像してみて欲しい。
脳が糖を必要としているという、
権威からの情報も、
違和感を通り越して、
明らかなウソである。
出鱈目である。

学生は、家畜のように従順である。
教科書に書いてある物は、
なんでもかんでも真に受けて、
矛盾した事が書いてあっても、
それに疑問すら感じない、
これは、従順というレベルの話ではない、
一種の病気である。
学問を志そうとする人間の致命的な欠陥である。
重要なのは、
こんなウソだらけの教科書になんの疑問も感じずに、
今日も、
日本の医者の卵たちは、
国家試験を合格しているおぞましい事実である。
こんなものは、氷山の一角である。
考えることを拒否し、
暗記主体の日本の受験教育は、
ウソや出鱈目が、教科書に書いてあっても、
疑問を感じない人間を大量に製造するという目的を、
見事に果たしている。
文部科学省の圧倒的な勝利の前に、
私は、まったくの無力であるが・・ 、
これは、医学だけではなく、
様々な学術分野で行われていることなのである。
こうやって、権威の側は、次から次へとデタラメを、
情報発信するのである。
日本の受験教育や教科書は、
強烈な刷り込み使命を持っているのである。

誠に申し訳ございません、なんだか、
後半、少々、
感情的になって、
今回は、まったく本題に入れませんでした。

(つづく)

 

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コメント
 
01. 2014年5月01日 13:46:16 : 2D6PkBxKqI
単に太らない方がいいというだけの話なのに、何故みんなこんなアホ陰謀論にコロッと騙されるのかな?

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