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今回は癌発症のメカニズムについて、
説明します。
癌は、なんらかの影響によって、
解糖系が亢進して発症する。
その時の解糖系は、
嫌気性解糖を行い、
乳酸を産出している。
などと説明していました。
たとえば、
筋肉痛もある種の嫌気性解糖で、
結果として、
乳酸を産み出すとことも説明しました。
しかし、
そうは言っても、
筋肉が癌になるなんて聞いたことない・・
癌は、胃とか、
大腸とか、肝臓とか、
すい臓とか、肺とか、
皮膚とか、ほとんどが臓器なのに、
その説明は、ピントはずれで、
おかしいのでは?
と思った人もいるでしょう。
まさしく、その通りですね。
筋肉の癌が、まったくないのか?
というと、そうでもないようですが、
癌は発がんする場所や部位で、
癌と呼ばない、
癌もあるのですが、
それは、さておき。
今回のテーマは、
一般的な癌が、
なぜ、こうも、臓器に、
それも臓器の表層の細胞に発症するのか?
ということについて考えてみましょう。
まず、表層の細胞に発生する理由は?
「臓器の表層は、細胞分裂の必要性があり、解糖系が多いから」
という説明ができます。
ですから、
解糖系が極めて少なく、
ミトコンドリアが多い細胞を持つ、
停止することがゆるされない心臓や、
神経や脳のニューロン等の癌は、
やはり、ほとんどないようです。
脳腫瘍があるじゃないか?と言われますが、
あれは、ニューロンではなく、
グリア細胞の解糖系の亢進で起きているのです。
さらに一歩進んで、
なぜ、臓器に発生するのか?
それは自律神経が、
癌発生の重要なファクターだからです。
臓器は、
自分の意志で動かすことができません。
臓器は自律神経によって動きます。
癌の原因になるのが、
自律神経の中の交感神経です。
交感神経は、
なんらかの緊張状態や、
なんらかのストレス状態や、
なんらかの危機的状態等の時に亢進します。
この自律神経の交感神経が亢進すると、
臓器の表層の解糖系が亢進して、
嫌気的解糖を行い、
乳酸を産生させるのです。
では、どういった臓器に、
交感神経の亢進が、
作用するのかを考えてみましょう。
それは、
個人差だったり、
その人が、普段、負担をかけている臓器だったり、
その人が、生まれつき弱い臓器や、
ストレスに敏感な臓器だったりするわけです。
たとえば、酒豪の人なら、
喉頭がん、肝臓がん、
糖質を過剰に摂取する人なら、
すい臓に過酷な負担がかかるので、
すい臓がんだったり、
暴飲暴食の人なら胃癌、
汚染された大気に晒されていた人や、
ヘビー・スモーカー等は、肺がん、といった具合で、
その人の生活習慣や、食生活が、
深くかかわり、
如実に反映してくるのが癌です。
あくまでも、
自律神経の交感神経の亢進が、
臓器の表層細胞の解糖系に、
プレッシャーをかける。
そして、それがきっかけで、
解糖系の亢進がスタートし、
嫌気的解糖を促す。
筋肉痛の説明を思い出して下さい。
息を止めて、ふんばる。
そうすると、筋肉内に嫌気性解糖が起きる。
内臓の表皮細胞に起きる嫌気性解糖は、
筋肉のように、
自分の意志で、息を止めて、踏ん張りをきかせて、
内臓の表皮細胞に嫌気性解糖を起こすことは、
理論上無理です。
筋肉で行う
「息を止めてふんばる」的な、
作業をやるのが交感神経の亢進ということです。
交感神経が亢進すると、
酸素不足、血糖値の上昇、血流不足という、
嫌気性解糖が起きやすい環境になります。
これは、ストレス、恐れ、悲しみ、怒り、興奮、憎悪等
心の反映でもあります。
これらは、すべて、ネガティヴでダークな世界の心情です。
スターウォーズの世界観でいえば、
ヨーダがよく言う、「暗黒面」ダーク・サイド的な、
精神状態と考えてよいでしょう。
私は、その人の心のネガティヴな反応が、
交感神経の亢進を招き、
臓器の表皮細胞の解糖系の亢進を招くと
確信しています。
ネガティヴな精神状態の時や、
過度の緊張の時は、
呼吸が極めて浅くなり、
嫌気性解糖の環境が整うのです。
そう言った時は、
酸欠を防ぐために
身体は自分を守ろうとして、
ため息をついたり、
するのですが、
そういった場合は、
深呼吸をして、
嫌気的解糖を防止してください。
ただ、過剰な糖質を摂取していなければ、
ミトコンドリアのパワーや自己免疫力や新呼吸で、
解糖系の暴走を封じ込めることが、
可能ですが、
そうでない場合(日常的に過剰な糖質の摂取をしている場合)、
解糖系の亢進が暴走する可能性が高くなります。
私は、その人の、ネガティヴな心の増幅が、
交感神経の亢進を起こし、呼吸を浅くし、
それが、
臓器の表層細胞の解糖系の亢進に発展する。
すなわち、癌の発症と考えます。
極端に言えば、
日頃より、
糖質を過剰に摂取しており、
(そもそも、糖質を過剰に摂取すると、ネガティヴな精神状態に陥る)
(うつ病も、糖質の過剰な摂取で、血流不足が発生し、ニューロンが酸欠になり、反対にニューロンに過剰な糖が供給されることで起きる)
※糖は脳関門をかいくぐり、ニューロンに侵入し、
ニューロンの細胞質の水分を奪い、
ニューロン内の細胞のたんぱく質を硬化させ、
ニューロン内の神経伝達速度を遅滞させ
ニューロンの正しき機能を破壊する
日常生活の中で、ネガティヴな精神状態に中長期に渡り、晒されると、その繁栄として、臓器の表層細胞に癌が発生する。
そのように、私は理解しています。
<今回のまとめ>
筋肉の嫌気的解糖
→自分の意志で息を止めてふんばれば可能
臓器の表層細胞の嫌気的解糖(癌の発症)
→交感神経の亢進→臓器表層細胞の解糖系の亢進
〜癌発症の2大原因〜
1.交感神経の亢進
2.糖質の過剰な摂取
癌患者の特徴に関しては
今回、長くなりましたので、
別の機会にさせていただきます。
(つづく)
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