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既にエリク・ウォーバーグについては書いた。 ミテルヴェーク(モーリッツ1838−1910)のウォーバーグ家の人間で、マックス・ウォーバーグ(1867−1946)の息子である。
彼は(1900生まれ−1990没)なので、 1883年生まれのオットーとは17歳違いで、 オットーは、彼のことを 「お若いの、なんとかかんとか・・・?」 と冷やかしを込めた言い方で、 エリクを呼んでいたそうである。 「よう、お若いの、健康の為、乗馬をしているだろうね・・・?」 とか・・ 「よう、お若いの、タバコなんぞ、吸ってはいないだろうね?」 とか・・ そんな感じ、だったいう。 エリクはロスチャイルド家から、 オットーを死ぬまで監視するように命じられ、 エリクは忠実にその命令を守り、 変人オットーの想定外の暴走を未然に防いだ。 ロスチャイルド家との密約である乗馬に関する、 「乗馬ズボン」から「馬術用品」から「乗馬用の馬」の調達まで、 全部、エリクが、無償でオットーに提供したという。 研究に関する文献や研究資料もエリクがオットーに無償で提供した。
ドイツが降伏してドイツに進駐し始めたソビエト軍に対し、 オットーは、 「ワシをだれだと思っている・・
ワシは天下のノーベル賞受賞者の科学者であーる! かの有名なウォーバーグ家の、
オットー・ウォーバーグ教授であーるのだぞ!」
とひるむことなく堂々と言ってのけたという。 ソビエト軍がアメリカ軍部隊のベルリン進駐を認めると、 エリクはロスチャイルド家の命令で、 オットー探しに奔走したが、 すでに、ホットラインでオットーの所在は把握でき、 こともなく再会をはたしたのであった。 戦乱と終戦のドサクサでも、 特権階級のオットーの身柄は、 ロスチャイルド家との密約により身分の保障と安全は、 ソビエト軍とアメリカ軍に安全に確保保護するように密令がでていたのであった。 エリクとオットーが再会した時の逸話としては、 エリクに再会したオットーは、 すぐさま、何食わぬ顔で、 「研究器機を取りに行きたいので、
ガソリンが40リットル必要だ!」
あっさり、 と冷たく、エリクに言い放った。 エリクは、 「それは無理だよ・・この戦乱の終戦間もないドタバタ状況ではね・・ それに、それは連合国の禁止事項だよ!オットー!」
これにオットーは、 「エリク!何が何でも必要なんだ!
お前のその力で、なんとかしてくれ!」と、 懇願するオットー・・・。 仕方なく、エリク、また特権階級の力で、 いとも簡単に、 40リットル以上の大量のガソリンを調達して、 オットーに提供したそうである。
「事実は小説よりも奇なり」
世の中には、我々の想像をはるかに超えた感性の持ち主と、
我々の想像をはるかに超えた権力の持ち主が、確かに存在することは、
信じられないことだが、紛れもない事実のようである。
(つづく)
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