http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/541.html
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オットーは若いころから、
人間の力ではどうすることもできない癌患者に対する当時の医療の無力さに失望しており、
自分がいつか、
癌の正体を突き詰め、
癌を撲滅しようと、心に誓っていたという。
彼は、まず、癌細胞そのものを調べた。
彼によると、以下のことが、判明したという。
@癌細胞は簡単に言えば解糖系(原核生物のエネルギー産生装置)であり、
糖を摂取し、無酸素で、僅かなエネルギーを出し、分裂し暴走する。
A癌細胞は通常細胞の遥かに超える糖を摂取し、はたまた、
摂取したがり、それを利用して分裂して暴走する。
B癌細胞のミトコンドリアはほとんど活動していない。
C癌細胞は低温である。
D癌細胞は酸性である。
次に癌患者そのものの共通する体質を調べた
@高血糖である。 A低体温である。 B呼吸がひじょうに浅い C自律神経が交感神経優位になっている D癌患者の体質は酸性であり、血液も酸性である。
これらの結果から、 オットーは、
「糖質の過剰摂取が、主たる癌の発生要因である」
「解糖系の異常なる亢進が癌となる」
ことを突き止めたが、 既に書いたように、
これは完全に、 葬り去られた。
しかし、糖質の過剰摂取は癌だけではなく、
人類の万病のもとでもあったのである。
人間の細胞内のエネルギーをつくる器官は解糖系とミトコンドリアであるが、
通常はミトコンドリアに主導権があり、ミトコンドリアに依存し、
酸素を用いて少しの体内摂取物から莫大なエネルギーを得ている。
本来、哺乳類、鳥類、爬虫類、魚類等の主食はタンパク質と脂質である。 人間も哺乳類である、
他の哺乳類と同様、
700万年間、
タンパク質と脂質を主食で生きてきた。
しかし、今から1万2千年ほど前から、 人類は、 穀物(糖質が圧倒的に多い食品)と遭遇し、 これらを、 大量生産ができる、 保存ができる、 という経済的側面だけを理由に、
突っ走ってきた。
そしてその穀物は、保存できると言う事で、
富に変化していった。
穀物が富となり、
貧富の差がはじめて生まれ、
階級や身分や差別と言う概念がうまれた。
さらに、 富(穀物)が支配の道具となっていった。
穀物の栽培・生産が人間の社会、人間のあり方、
人間のあるべき姿を180度、変えていったのである。
私は、これを「穀物ビッグ・バン」と名付けた。
「穀物ビッグ・バン」で、
人間の人生観、幸福感、社会のあり方等が大きく変わったが、
ここまでは、数多くの研究者が異口同音で書いている内容の受け売りだが、
こういったことを研究している研究者の誰もが、気付いていないことを、
これから、以下に、私は書こうと思う。
穀物摂取(糖質摂取)の予期せぬ副作用として、 人類は、 まず高血糖に悩まされる。 血糖値が高くなると免疫系が弱体化して、
感染症等にかかりやすくなる。
人類は糖質の摂取で簡単に感染症にかかるようになった。 さらに、虫歯が発生し、歯磨きという習慣が始まった。
口内の衛生状態の悪化により、虫歯以外にも様々な病も発症した。
さらに、 高血糖による様々な血管障害が発生し人類を苦しめるようになった。 さらに、 ある人は癌になり、 ある人は糖尿病にもなり・・
奇形出産も出始めた。 予期せぬ病が氾濫する社会になり、 これをチャンスと捉えた祈祷師や、 今で言う医療ビジネスの源流のようなものも台頭してきた。
しかし、 穀物摂取へのシフトで一番、人類にダメージを与えたのは、
糖質の過剰な摂取による、人類の精神や心や脳への副作用である。
糖質の摂取による人間の精神の異常や心の荒廃や憎悪心の増長や利己心の亢進が発生する事実に関して研究をしている科学者は、皆無である。
いや、例によって封印されてきたのかもしれないが、
そのような、研究や文献がもし、あれば、どなたか紹介してほしい。
社会的動物である人類が、 生存に重要な気質である利他的志向を糖質の摂取により失い、 悲劇的にも糖質の摂取が人類を攻撃的で、
利己的な気質に変化させていった事である。
糖質を過剰に摂取してから、精神的に肉体的に 人類は明らかに変わった。
心も肉体も退化したのである。
富を志向し、
富の多寡が、階級や身分をうみだし。
人間を富の多寡で差別するようになり、
富多き人間は支配者となり、
富無きものは被支配者となった。
それは、今も、全く変わらない。 利己的になり、 他者に対し憎悪を抱き攻撃的になったのである。
この頃から、 平和で安定していた社会が崩壊し、
富や権力や効率や経済性等を、 人類が頑なに志向するようになる。 現在も周知の通り、 その真っ只中に我々は存在しているのである。
本来、 集団共同生活を生存の生命線としてきた集団共同生活型の哺乳類である人類が、 そうではなくなったのである。 これは、致命的な事である・・。
これにより、おのずと、
社会は荒廃し、 友人、親族、隣人同士で殺人が発生したり。 部族間同士の小競り合いが発生したり、 紛争が発生したり、 大規模な戦争も発生したりした。
それらの元凶はほとんどが、 富の奪い合いや、 支配者同士の主導権争いであり、 利己的な思考が原動力となり、増幅していったことが原因である。 利他的な思考は衰退し、 憎悪と富への志向が権力者の哲学となったのである・
前置きが長くなった・・。 本題に戻る・・
解糖系とミトコンドリアが人間の身体で微妙な均衡
(ミトコンドリアがイニシャチブを握り、解糖系は休眠状態)
を保っている状態が、
心身ともに健康状態である。
結論的には、
ミトコンドリアが主導権を握ったような状態が、
人間本来の明るく快活で元気で健康な心身の状態である。
しかし、 穀物のような人類が摂取すべきでない糖質が、 多く含まれるものを摂取すると、 解糖系とミトコンドリアの微妙な均衡が崩壊して、 解糖系が優位になり、 様々な病になるのである。
癌以外の病も、
すべてこのミトコンドリア優位から解糖系優位で 発生する。
(この件に関しては、後で説明する)
このことも、オットーは発見し、彼のご主人様にも報告している。
実際、彼も、
公の場面では小麦粉を自分の農場で有機栽培して、
その小麦で自宅オーブンでパンを焼いて食べていたと伝えられてはいるが、
それは、あくまでも、演出であり、
ディスインフォメーションだと思われる。 たぶん、彼は、糖質を含むものはほとんど、
食べていなかったと思われる。
なぜなら、
彼は当時の老人で85歳まで、
すこぶる健康で毎日、
元気いっぱい乗馬を楽しんでいたという・・
当時の85歳と言えば、
今でいえば、
100歳くらいであろう・・
そんな爺さんが乗馬をするなんて、
私には考えられない・・
スーパー爺さんである。
当たり前だが、癌などには、生涯に渡って、
一度も罹っていない。
やはり糖質は、彼の自説通り、
摂取していなかったと想像するしかないのである。
(つづく)
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