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15.原発を止める方法はあるのか？
Ｄ：そうだね、自分も、派手で華やかなテレビＣＭや広告、つくられたかっこいい芸能人なんかに憧れたり、翻弄されたりしてるけど、それらが真実だと、思っていたけど、ほとんどがお化粧を施した虚飾や虚像だってのが、わかりかけてきたよ。原発推進派の御用学者の言う事を真に受けて盲目的に原発がいいものだと思ってる人と、自分はそんなにかわらないなあ！とも思ったよ。そんな騙されやすい自分を含めた無知な人だって、本当の情報を知れば、考え方も変わってくると思う。原発の真実や本質や真の目的を知れば、原発教の信者ではなくなると思うよ。原発をなくそうと思ったら、そんな人を、コツコツ増やして行くしかないのかな？気の遠くなるような話だけど・・・。
Ｆ：結局は、そういう事なのかもしれない。ローマは一日にしてならず。コツコツとね・・。それは、草の根の運動と言う事だけど、法律的なアプローチもある。一番は憲法改正だよ。一般の人には、憲法とか、法律とかはなかなか、身近なものに感じないかもしれないけど、まず、我々に身近な民法というのは、国民を縛る法律なんだよ。そして憲法は、国家を縛る法律なんだよ。我々の日本国家は、今まで説明したように国民の方を見ることをせず、原発に関しては、なんでもありのやりたい放題だよね。そんな国家の暴走を法的に縛るのが憲法だよ。たとえば、憲法の条文の中に、
①我が国では、2013年11月1日以降は国内のいかなる原発（もんじゅも含む）もいかなる理由においても稼働させることを禁ずる
②2013年11月2日より国内の原発（もんじゅを含む）の廃炉作業を速やかに進める。
③六ヶ所村の再処理工場は2013年12月31日をもって再処理作業を終了し同施設を閉鎖し、使用済み核燃料を安全に保管する業務に移行する。
④我が国おいては、原子力発電所、核燃料、原発技術等の輸出は2013年11月1日以降はいかなる国おいても行わない。
⑤我が国おいては、他国の使用済み核燃料をいかなる理由があっても国内に持ち込むことを禁ずる。
このような条文を入れればいいんだよ。これに反する行為をした場合は憲法違反ということで、裁かれる。
我が国の政治家や政府が国民の方を見ずに、暴走している現状を考えると、憲法に上記条文を追加するしかないと思う。政治家に良識や良心を期待する方が愚かだよ。
Ｄ：原発がどのように我が国、導入され推進されていったのか？が、この問答で少しはわかったような気がする。ただ、今回の問答は、原発の氷山の一角でしかないよね。まだまだ、問答すべき内容はあったんだけど、時間の関係で、次回に持ち越しだね・・
Ｆ：そうだね、最後に、原発の利権の構造や利益誘導の構造は、原発そのものの究極の危険性を覆い隠す必要があるので、究極の利権構造（政治家、官僚、御用学者、原発メーカー、ゼネコン他）と究極の利益誘導の構造（電源三法交付金、総括原価方式他）を兼ね備えているんだよ、よく言われることだけど、巨悪というものは、こういうもので、巨悪はいつの時代も裁かれない。巨悪を打ち砕くには、たいへんな苦労や労力や時間が必要なんだよ。
繰り返しになるが、原発の真実や本質や目的を地道に普通の人達に伝え、そして、原発を推進する本当の黒幕、そしてその巨悪の全貌を暴き、首謀者に迫ることが最優先されなければならない。それと並行した形で、このような、巨悪の僕と化した政治家や官僚の集団である政府の国家としての暴走を止める為、原発阻止を目的とした憲法の条文を追加することが必要となるであろう。
Ｄ：今日は、夏休みの宿題の為に、協力してくれて、ありがとう！
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