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9.原発の真の目的は発電などでは決してない
D:最初の方で、「原発の目的は、発電じゃない!」と言ってたけど、なんだか、わかってきたような気がする。表面上はインフラとしての発電所の顔をしてるけど、なんだか、違うね!
F:たとえば、「発電」って何か?考えてみようよ・・。簡単に言ったら、磁石の近くで金属を動かすと、発電するんだけど、これが、自転車のダイナモであり、原発のタービンの理論なんだけど・・「理論」と言うほど大それたものじゃないでよね!原発のタービンを回すのは、蒸気だから、なんと産業革命の頃のジェイムス・ワットの蒸気機関なんだよ。お湯を沸かす為に、なぜ、悲しいかな、わざわざ人類が手に負えない核分裂を使うか?たぶん、だれもこの質問に答えられないと思うよ。なぜなら、「お湯を沸かすのに、核分裂を利用しようと思う愚かな人はいない」からだけど、これを国策と言って愚かにもやっているのが、我々の愚かなところだよね。お湯を沸か為に核分裂を使用する。どう考えても理解できないよね。
さっき言った、磁石の近くで金属を動かして発電する方法以外にも、無限の発電方法が、この地球上にはあるんだよ。だから、その気になれば、誰だって発電機を造ることができる。豊かな暮らしとか、便利な暮らしとか、インフラの整備等と言う言葉で、目くらましをして、我々一般庶民が国家や大企業や自治体が仕切り、牛耳る、上下水道や、都市ガスや、電気や、石油、道路等に依存する社会の仕組みを創ってきた。そして、我々一般人もそれを、素直に受け入れ享受してきた。
原発も恐ろしいかな、インフラの整備の一環だと言う。しかし、水力発電や火力発電に、執着し没頭する政治家や、官僚や、企業家や自治体や電力会社がないのは、どうしてだろう?水力村とか火力村とか聞いたことない。原発御用学者はよく聞くが、水力御用学者などは聞いたことがない。水力発電はダム建設による自然破壊等は多少はあるかもしれないが、あれほど、自然エネルギーに近い発電方法もそうないであろう。火力も放射性物質をまき散らしたりしない安全な発電方法である。
D:なぜ、政治家や官僚や学者や著名人や大企業や電力会社が、あれほどまでに、原発に執着するのか?不思議だよね。お金なんだろうけど・・。
F:そうなんだけど、「お金」という動機が、お金をたくさん集めたいと言う欲望が、原発の甚大な危険性を凌駕するんだよ。人間の命や健康や人間の生活を支えているこの大自然(大気、大地、海、あらゆる動植物)を破壊しても、汚染しても自分の欲望であるお金を集めることを優先してしまう。そのような、愚かな人達が、原発を推進している。
人間として、どうあるべきか?人間、どうあるべきか?人間の良心や良識に欠けた人達が原発を今後も推進しようとしている。
D:いくら、山ほどお金を集めても、自分が被曝して死んでしまったらどうにもならないだろうし、自分の愛する家族や子どもや孫達に、放射性物質で汚染されたこの故郷を残していいのか?この汚染された日本を引き継いでもらうのか?それは、断じてできない!そのように、考えるのが、普通の、良識と良心のある人間だと思う。使用済みの核燃料も行き場がないけど、修学旅行で行った六ヶ所村も満杯のようだし。そんな、まったく明るい展望のない状況で、原発を順次再稼働し、原発を開発途上国に売りまくって、大間原発も完成させ稼働させる。
賢明な良識ある良心のある人達の考えではないね!
F:まさに、ブレーキの故障した列車に乗り込み、線路がなくなることがわかっていながら、どんどん、列車を加速させているような感じだね・・その列車に乗り込んでいるのは、日本の国民で、列車の運転をして加速させているのが、原発推進の政治家や官僚や電力会社や財界や御用学者といったところだな・・いつか、この世の終わりのような甚大なクラッシュをするのは必至である。
我々、日本国民は、原発暴走列車にのってしまったんだよ!
六ヶ所村に行ったんだから、知っていると思うけど、六ヶ所村の再処理には莫大な量の放射性物質が出るんだよ。その莫大な量の放射性物質が、大気中と海洋中にそのまま放出されているんだよ。六ヶ所の説明で一番重要なのはここなんだけど、その説明はあったんだろうね?参考までに 膨大な量の放射性物質(様々な核種で)が海へ大気へ放出されている年間で、大気中では、クリプトン 33京ベクレル、海洋では1京8千兆ベクレル・・驚くべきことに、これを我が国政府は認めているんだよ。合法的にね、青森の海と大気は凄い汚染が進んでいるんだけど、誰も調査しないね。
D:ん・・たぶん、その説明はなかったと思う。一番知らせたくないことだもんね・・・。
原発推進派の政治家や官僚や財界や御用学者達は、いつか、第二、第三のフクイチの事故が起こる可能性を知りながら、今後も原発推進(再稼働、原発輸出、大間完成と稼働、使用済み核燃料の行き場未解決)していこうと考えているんだね?
F:そう思わないと、彼らの思考の合理性を理解できない。いや、彼らに思考の合理性を求めること自体、愚かなことだと思うよ。フクイチの事故から、既に2年半くらい経つけど、何も解決していないし、なにも前進していないし、何も改善していない。事故発生直後から、冒頭でも説明したけど、莫大な量の放射性物質が地下水へ、そして太平洋へ漏れていることが、最近、発表になった。汚染そのものは、半減期の長い放射性物質はどんどん蓄積するからどんどん増加してるんだけど、こんな当たり前のことも、否定され、住民を戻そうとしてる。
たぶん、我が国で、もう一か所で、フクイチレベルの事故が発生したら、多くの日本人は、放射性物質の大規模な汚染で内部被ばく、外部被ばくダブルの被ばくで、甚大な健康被害を受けると思うよ。お金のある人は、私の友人のように南半球の国へ脱出するだろうけど、ほとんどは、被ばくしながらの苦難の生活を余儀なくされると思う。
そうなった場合、国連やIAEA等の国際機関は、日本全体を放射性物質汚染区域に指定し、世界中の使用済み核燃料の受け入れ国にすべく圧力をかけてくると考えられる。その頃には、日本製の農産物や魚介類、食品や工業製品なども大きな輸出規制をうけ海外への輸出が激減しており、貿易収支が極端に赤字に転じることが予想される。さらに、放射性物質の汚染の拡大と蔓延による経済の停滞と日本国民の不健康と弱体化が進行する。経済的には貿易収支と財政収支の極端な悪化によりIMF等の莫大な融資を受けざる負えなくなるであろう。それを、補てんするのが、世界中からの使用済み核燃料の受け入れによる外貨獲得による苦肉の策の収入である。ただ、日本が輸出した原発から排出される使用済み核燃料は日本国民の税金で処理されるということだ。日本列島はまさに地球上唯一の原発列島、放射性物質汚染列島、使用済み核燃料最終列島・・核の列島になる可能性が大だね。たぶん、幌延の研究所はしかたなく研究ではなく実際に使用済み核燃料の地下施設になると悲観的な予想している。
D:まるで、近未来のSFのようだね。でも、日本人はヒロシマ・ナガサキで、国際法上違反の人類史上例のない大量無差別虐殺を受けていながら、泣き寝入りしていることを考えると、悲観的だけど、ありうる近未来だね。
F:水面下に隠れた原爆の帝王ヴィクター・ロスチャイルドの指示で、広島・長崎に、戦争の趨勢とは無関係に、二種類の原爆の破壊力をテストして世界に対する見本市を行う為に、夥しい数の無力で無抵抗の子どもたちや、女性や老人等の命を一瞬で奪う。ヴィクターのこの冷酷で残虐で憎悪に満ちた心を、同じ人間の心とは思いたくない。
ただ、広島、長崎、福島の悲劇は、確かに起こった。
少なくとも、広島、長崎は起こったのではなく、起こされたのである。
D:広島、長崎、原発54基、フクイチ・・・なんと、日本は、核という呪縛にとらわれた国なのか?今、日本ではフクイチすら、過去のものとしようという何らかの刷り込みを感じるね・・。
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