http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/470.html
Tweet |
4.中曽根と正力 被爆国に原発を推進する
F:日本には被爆国としての核に対するアレルギーがあったんだ。当時はビキニでの第五福竜丸の被ばくの事件などもあったんだけど、中曽根や正力は、CIAの指示を受け、ありとあらゆる原発推進工作を行い、政治家、科学者、財界、著名人等を取り込み、「石油等の資源のない日本には原子力が最適のエネルギーだ!」という刷り込みを、政産官学オールスターで全勢力を投入してやったんだよ。その少し前には国連でアイゼンハワーが「原子力の平和利用」という、いかがわしいメッセージを発していたし、いずれにせよ、様々な人達が、様々なメディアが、未来のエネルギーとして原子力を美談仕掛けで持ち上げた。その結果、世界唯一の被爆国の日本が、日本人が、見事に刷り込まれた。今では、反原発の科学者で有名な人達(故高木仁三郎氏や小出氏等)でさえも、当時は原発推進派で、それらの刷り込みによって彼らも騙され、「日本の未来は原子力で明るくなる」と本当に彼らも信じ切っていたんだよ。
D:反原発の小出さんも原発推進派だったの?信じられない。でも、フクイチの事故が起きるまでは、ほとんどの日本人は「原子力安全神話」を信じ切っていたんだと思う。
F:広瀬隆というジャーナリストがいるけど、彼は医学書の翻訳を仕事にしていたんだけど、ある日、放射性物質の危険性に関する記述を翻訳している時に、日本に伝わっている放射性物質の危険性に関する記述と欧米での放射性物質の危険性に関する記述では大きな相違があることを発見したんだよ。ようするに、日本には、放射性物質の真の危険性については、まったく伝わっておらず。すべてが、「放射性物質の取り扱いには、ある程度注意は必要だが、あまり恐れるほどのものではない」的に結論付けた記述しか我が国に情報として入ってきていなかったんだよ。これも単なる情報統制を含めた凄い刷り込みだよね。日本人は歴史的に欧米の権威に弱いから、海外の権威ある機関や権威ある学者(御用学者)の書いたものを、一切吟味せず、盲目的に思考停止して信じ込む。これは、幕末頃から始まったことなんだけど、いまだに、抜け切れていない。向こうの連中にしてみれば、「日本人なんてチョロイもんよ!」となめられまくってると思うよ。
D:原発を日本に推進したい為に、オールスターで、国民を騙していたと言う事なんだね・・。それにしても、「放射性物質をあまり恐れるほどのものではない・・」とは、呆れて、あいた口がふさがらないね・・。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。