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私たちの日常の活動にはエネルギーが必要で、細胞内でそのエネルギーを作る方法に「ミトコンドリア系」と「解糖系」がある。安保徹教授はミトコンドリアがガンを撃退してくれるという。
ミトコンドリアとは、細胞にある進化した小器官で、酸素を使って生命エネルギーを効率よく生み出す場所です。ガン活動を低下させ、ガン細胞の分裂を抑制する。有酸素運動のエネルギーをつくり、酸素を多く使って大量のエネルギーを作る。ミトコンドリアは活発な血流を必要とする。熱を発生させ身体を温め、血糖を消費します。持続的な運動力を維持します。
解糖系というのは、ブドウ糖を分解して乳酸にしてエネルギーを作る。解糖系はガン活動を活発にする。ガン細胞の分裂、増殖を盛んにする。解糖系は糖分を必要とします。解糖系は、無酸素運動のときに働きます。無酸素状態で少量の瞬間的なエネルギーを作ります。血管を収縮させ、血流を低下させる。低体温、血圧は上がる。緊急時の瞬発力を発揮する。子供のときに活動がさかんになる。
ガンは解糖系が優位になったときにおこるようです。したがって、もしガンになったときにはどうすればよいかというと、解糖系が優位な身体の内部環境を、ミトコンドリア系が優位な内部環境に変えればよい、ということになります。
酸素をたくさんとる。深呼吸をする。散歩やウォーキングなどの有酸素運動をする。ラジオ体操やヨガも有効。解糖系エネルギー生成が必要とし、ガン細胞がほしがっている糖分を身体に入れない。
血液の流れをよくする。活発にする。ガンや解糖系エネルギーは低体温を好むので、身体を冷やさない。多忙な生き方や、悩みの多い生き方をやめる。ストレスで出るステロイドホルモンは冷えをもたらす。恐怖や怒りの感情は極力持たないようにする。末期がんで手の打ちようがないと云われても、徹底して身体によいことをやって免疫力をとりもどせば、よくなる確率を高くできるのです。安心しましょう。
中山武著「論より証拠!ガンをなおすいずみの会式玄米菜食」より。 砂糖を摂取しないのは難しい。
http://d.hatena.ne.jp/maruyama1949/20110125/1295903215
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