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ミトコンドリアと解糖系でいろいろ読んでいたら こんな御本の紹介があったので、
転載させていただきました。
『ほとんど食べずに生きる人』柴田年彦著・安保徹監修 三五館
http://plaza.rakuten.co.jp/hukohitomi/diary/200903060001/
少量の食事で生きられるのは放射能反応のおかげ
私の原稿を読んでいただいて、先生のざっくばらんなご感想をお聞かせください。
柴田さんの基礎代謝量を厳密に計ると1069キロカロリーで、その半分の摂取カロリーで元気に生き続けているのは考えられないということがポイントでしょう。
それは、基礎代謝では化学反応しか考えていなくて、放射能反応を考えていないからですよ。
本当は、エネルギーを放射能からもらっているから摂取カロリー以上に1500キロカロリーでも1600キロカロリーでも使うことができるのです。
細胞の中にはカリウムがやたらに多いでしょう。
それは放射能を取るためだと考えられます。
ふつうのカリウムは原子量が39だけど、それが40のカリウムがある。
陽子の数は同じだけど、中性子の数が1個多い同位体。
このカリウム40は、地球誕生と同時にできて、岩石にも海にも植物にもカリウム全体のO・O12%だけ含まれています。
ふつうのカリウムより1個多い中性子が崩壊して、電子を出しながら陽子になる。
そのときに放射能が出て、元素周期表で右隣に並んでいるカルシウムになるわけです。
【ケルヴランのアルカリループ:K+H=Ca】
だから、カルシウムは意外と摂らなくても骨が丈夫な人が多いでしょう。
放射能を出すカリウムからもカルシウムができているからですね。
だから、少々の野菜や青汁を飲むだけでも生きられるわけ。
これが、柴田さんが少量の食事で生きていられる謎解きだったんです。
【安保先生もとんでも人間として悪口を言われるわけです。悪口言う人って何が目的なのでしょうか。】
細胞でのエネルギー生成系は2本立て
専門的な話なので、ちょっと難しいですね。もう少しわかりやすくお願いします。
私たちの体はエネルギーで動いているんだけど、細胞を模式的に示した下図を見てもらうとわかるように、エネ不ルギーの生成系が2本立てになっています。
図で左側にあるのが、酸素を使わない解糖系でエネルギーを作る系。
右側にあるのが、呼吸で酸素を取り込んで、ミトコンドリアでエネルギーを作る系。
細胞のエネルギー産生
↓ブドウ糖 ↑CO2 ↓O2
---------------------------------------------------------------------------
---------------- ----------------------------------
ブドウ糖 H+ → ATP
↓ →シトクロムC → e−
クエン酸回路 H+
↓ H+ カリウム40
ビルビン酸 クエン酸回路 H+
---------------- -----------------------------------
嫌気的解糖系 好気的ミトコンドリア
---------------------------------------------------------------------------
↓乳酸 ↓CO2 ↑カリウム40 ↓H2O
ミトコンドリアの中ではクエン酸回路と電子伝達系から構成されているんだけど、電子伝達系が野菜などから取り込んだカリウムの放射線を使う。
ナトリウムを外に出して細胞内にカリウムを入れる。
そうしたカリウムの内のO・O12%が放射能を出すカリウム40で、そのときの放射能を使って電子伝達系が動く。
だから、このミトコンドリア系では、物を食べて燃焼した以上のエネルギーが出るわけです。
私たちの体では、解糖系でブドウ糖を処理して、ミトコンドリアの中でクエン酸回路から電子伝達系を通ってエネルギー源となるATP(アデノシン3リン酸)ができるけど、この電子伝達系はカリウム40の放射能で動いているから、膨大なエネルギーが出る。
わかりやすく言うと、原子炉みたいなものです。
エネルギーを作り出すタイプによって細胞の役割も変わるわけですか。
酸素を使わない嫌気的な解糖系は、100メートル競走とか200メートル競走のように、息をしないで走るような瞬発力につながる。
そういうタイプの筋肉細胞でできているのが白筋。
それと分裂する細胞は全部、解糖系だね。
だから、精子のように分裂が盛んな細胞にはミトコンドリアがすごく少なくて、それで分裂をするわけです。
酸素を使うに好気的なミトコンドリア系は、持続力につながる。
代表的なのは脳や心臓の細胞、骨格筋や赤筋の筋肉細胞だね。
こちらはエアロビクスとかウォーキングやマラソン、いわゆる有酸素運動で、時間をかけてやるスポーツに使っている。
北京オリンピックで話題になった競泳の水着は体をとても締め付けるでしょう。
そうすると血の巡りが悪くなって酸素を使わない嫌気的な解糖系が優位になるでしょう。
これは瞬発力だから、距離が短い50メートルとか100メートルでは成績が上がるわけ。
ところが、800メートルとか1500メートルになると下がる。
それは持続力が問題になるから。
そうやって考えると、みんな謎が解けていくのです。
酸素嫌いの細胞に酸素好きのミトコンドリアが寄生した
なるほど、そういうわけだったんですか。
酸素の嫌いな(酸素を使わない)解糖系で生きる細胞が20億年前に暮らしていて、それがわれわれの先祖だね。
ところが、シアノバクテリア(青緑苔)という細菌が光合成で酸素を出すようになって、大気中に酸素が合まれるようになった。
われわれの先祖は解糖系で酸素嫌いだから、生きづらくなっていった。
そこにミトコンドリア生命体が寄生して一つの細胞として合体したわけです。
合体したんだけど、一方は酸素嫌いで、もう一方は酸素好き。
一緒にはなったものの、なかなか折り合いがつかなくて、寄生関係がうまくいかなかった。
ところが、だいたい8億年たって、今から12億年前に、共生関係が成立して、われわれができたんです。
だから、われわれは一応、酸素がなければ生きられないようになっているけれど、瞬発力と分裂だけは今でも酸素嫌いの解糖系に依存している。
学校では、われわれは食べた物を呼吸の酸素で燃焼してエネルギーを作るとばかり習うけど、そうじゃない。
酸素いらずの世界もあるわけです。
われわれは酸素が嫌いな母体に酸素の好きなミトコンドリアが入ってできたから、結局は母体が酸素焼けをして死ぬわけ。
それが老化。
老化すると子孫が絶滅するから、代々に命をつなぐ工夫が必要になった。
どうしたかというと、精子はミトコンドリアがほとんどない解糖系生命体で、卵子では1つの細胞にミトコンドリアが10万個もある生命体。
精子と卵子はそれぞれの代表選手なんです。
そして20億年前の合体をやり直しているのが生殖。
老化して死ぬことを防ぐために、もう1回最初からやり直すわけです。
少食で済んでいる私はミトコンドリアタイプだから卵子に近いわけですね。
精子は冷やしたほうがいいわけだから、わざわざ体の中にあった物を股間から外に出して冷やすようにして分裂を進める。
分裂は酸素のいらない低体温の世界。
だから、新潟などで一番寒い2月に年頃の男性を寒さにさらすことで子孫繁栄を願うお祭りが昔からあるけど、理にかなっているわけです。
さっきの、母体が酸素嫌いだから結局は老化して死ぬという話の続きで、不老不死の世界はガンの世界でもあります。
ガンはいつまでも分裂するでしょう。
これは昔の分裂の世界に戻るからガンは低体温、低酸素に適合した先祖返りなのです。
ガンになるのは酸素の嫌いな嫌気的な解糖系が優位になったケースだから、ガンから脱却するには酸素が好きな好気的なミトコンドリア系に戻ればいいわけ。
だから温めるといい。
熱で温めてもいいけど、放射能があったらもっといいわけで、そうした湯治場として玉川温泉や三朝温泉が登場するけど、ミトコンドリアは放射能で活性化するからなんです。
ミトコンドリアを増やすためには温かい世界が必要だから、女性は温かいところでいい体調になるし、男性は寒いところでいい体調になる。
だから、日本の長寿の男性ナンバーワンは長野県でしょう。
寒くて空気が薄いから解糖系にプラス。
女性のナンバーワンは沖縄でしょう。
これは温めてミトコンドリア系にプラス。
だから、みんなそう考えるといろいろな謎が解けます。
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解糖系とミトコンドリア わたしたちの生き物としての原点のお話なんですね。
解糖系が優位になると癌になるお話はここでも出てきますね。
カリウムのお話は すごいと思います。以前からろくに食べない昔の日本人が
どうしてあんなに体力があったのか疑問でした。
身体の中に原子炉すごいわかりやすいです。
やっぱり 菜食ってすごかったんだと思います。
http://turu1000.at.webry.info/201207/article_2.html
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