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南関東の大地震確率、M7級は30年以内に70%(朝日)
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投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 8 月 25 日 01:17:04:ihQQ4EJsQUa/w
http://www.asahi.com/national/update/0823/018.html
阪神大震災を教訓に、各地で想定される大地震の規模と発生確率を評価してきた政府の地震調査委員会は23日、相模トラフ(海底の細いくぼみ)沿いで発生する地震について、南関東で30年以内にマグニチュード(M)6.7〜7.2程度の大地震が発生する確率は70%、関東大震災(M7.9)級の確率は最大0.8%と発表した。M7級でも最大震度は6になる恐れがあるという。これで海溝沿いの地震評価が出そろった。
相模トラフ沿いの地域では、日本列島が乗る陸のプレート(岩板)の下にフィリピン海プレートが、さらにその下に太平洋プレートが沈み込んでおり、大地震を繰り返してきた。
今回は、関東大震災(1923年)や元禄地震(1703年、M8.1)など陸のプレートとフィリピン海プレートの境界で発生するM8級の巨大地震のほか、茨城県南部から相模湾周辺の南関東で起きるM7程度の地震について、発生確率を評価した。
元禄地震級は平均発生間隔が2300年で前回が300年前のため、50年以内の発生確率はほぼ0%と推計。平均間隔200〜400年の関東大震災級は、30年以内で最大0.8%、50年以内では最大5%になった。
M7程度の地震の発生確率は、10年以内では30%程度、50年以内で90%と評価。高めの確率が出たことについて、長期評価部会長の島崎邦彦東京大地震研究所教授は「どこで起きるか特定できない広い地域で算出したため。各地域ではあまり高くない」と説明した。
首都圏を襲う大地震については、政府の中央防災会議が防災対策を強化するため、専門委員会を設置して首都機能の確保など新たな観点からの対策を検討しており、年度内に結果をまとめることにしている。
地震調査委員会による評価で、海溝沿いのM8級地震で今後30年以内の発生確率が高いのは、東海(M8級)84%=試算値、東南海(M8.1前後)50%程度、南海(M8.4前後)40%程度など。調査委は活断層の地震も主要98断層帯のうち59断層帯の評価を終えており、今後は各地震の震度予想図づくりを急ぐ。
(08/23 21:32)
南関東30年以内の大地震
http://www.asahi.com/national/update/0824/images/nat0824002.jpg
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